YAMAHA(ヤマハ) LS26 AREをレビュー。20万円台でトップレベルのアコギ

アコギを弾く男性

ぎたすけ

YAMAHAのLシリーズってプロアーティストで使っている人も多いよな

たけしゃん

海外メーカーと品質は互角以上で値段が安いからね。YAMAHAの強みが出てるギターだよ
この記事でわかること
  • YAMAHA(ヤマハ) LS26 AREについて
  • YAMAHA(ヤマハ) LS26 AREのレビュー
  • YAMAHA(ヤマハ) LS36 AREとの違い
  • YAMAHA(ヤマハ) LS26 AREのプロ使用者

YAMAHA(ヤマハ) LS26 ARE

YAMAHA LS26

プロユースのYAMAHAのアコギ、LシリーズでミドルモデルにあたるYAMAHA LS26 ARE

上質な木材やパーツを使って、YAMAHAが長年作り上げてきた数々の技術を盛り込んだギターです。

また、明記はされていないものの国内の浜松工場で製造されているそうです。

 

L26、L36のシリーズは最近のプロアーティスト使用者も多く、特に女性アーティストに人気があります。

ボディサイズ

YAMAHA Lシリーズ

  • LS…サウンド・バランスに優れ、フィンガーピッキングを多用するギタリスト向け
  • LJ…レスポンスが良く、ストロークからリード・プレイまで幅広く対応
  • LL…豊かな音量、幅広いダイナミックレンジ、バランスに優れたトーンが魅力

Lシリーズには3種類のボディサイズが用意されています。

どのボディサイズを選んでも、ポップスでは万能に使えますがそれぞれ上記の通りに特性はあります。

 

LS26 AREは小型ボディなのでフィンガースタイル向け。

音のレスポンスが良く、サスティーンの伸びも良いためアルペジオを弾いていても心地よいですね。

ARE

ARE技術

A.R.E.とは「Acoustic Resonance Enhancement」の略。

ヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術のことです。

 

木は温度、湿度、気圧、木が受けた音によって成長していきます。

だから、ヴィンテージギターは素晴らしい鳴りをするわけですが、A.R.Eは短期間で弾き込まれたギターに近い性質の木を作る技術です。

箱鳴りが良く、音の粒立ちもしっかりした音が作られます。

木材

LS26 ARE 背面

  • トップ:イングルマン・スプルース単板
  • サイド&バック:ローズウッド単板
  • ネック:マホガニー&ローズウッドの五層構造
  • フィニッシュ:UV

LS26 AREは良質なイングルマン・スプルースとローズウッドを使ったオール単板ギターです。

豊かな音の響きに伸びの良いサスティーン。艶と深みがある良い鳴り方をしてくれます。

 

ネックはマホガニー&ローズウッドを重ねた五層構造ネックを採用しています。

反りやねじれに強く、ネック状態をキープしやすいため湿度が上下しやすい日本国内だと嬉しい配慮です。

 

そして、フィニッシュ(塗装)はUV仕上げとなっています。

上位モデルのL36シリーズはラッカー塗装ですが、プロアーティストは丈夫で経年変化し辛いUV仕上げを好む人も多く、あえてL26シリーズを選ぶ人が多いそうです。

ピックアップ

LS26 AREにはピックアップが搭載されていません。

以前はピックアップやらインレイやらカスタムオーダーに対応していましたが、希望者が多すぎて現在は対応していません。

 

代わりにピックアップ搭載のLXシリーズが生まれました。

LS26 AREとほぼ同じ仕様のエレアコはLSX26C AREです。

 

YAMAHA独自のセンサーを導入した3Wayピックアップシステムが搭載されています。

YAMAHA ART

これがナチュラルでスッキリした音質ですごいピックアップシステムなんですが、値段も通常のLS26 AREから+20万円程度します。

モノが良いのは間違いないですが、なかなか手が出せませんねぇ…。

 

LS26 AREに後付けでL.R.Baggs Anthemあたりを付けるのがコスパ・音質的にも優れた選択肢ですね。

LS26(アコギ)

LSX26C(エレアコ)

YAMAHA(ヤマハ) LS26 ARE レビュー

アコギを弾く男性

それでは、YAMAHA LS26 AREを解説していきます。

総評すると「20万円台のアコギでは最高峰」です。

 

LS26 AREは実売価格で23万円程度ですが、30万円するMartinと比べてもそん色ありません。

良質なデュアルタイプのピックアップを後付けしても+5万円くらいなので、LS26 AREに後付けピックアップという選択肢は強いですね。

艶と深みのある音質

ローズウッドらしい艶と深みのある音がします。

Martin 000-28と弾き比べたのですが、基本的には似た質感です。

 

ストロークで弾くと、各音域のまとまりがありつつ響きも豊かな聴き心地の良い音。

アルペジオで弾くと、サスティーンがしっかり伸びて音の響きに深みがあって良好です。

 

かなり、Martinに近い音ですがYAMAHAのほうが10万円ほど安いです。

アタック感が出やすい

弦高が低めなのか、強く弾くとベンッ!とアタック感強めの音が鳴ります。

ちなみにMartinだと、強く弾いても同じ音は鳴りません。

 

この性質は好みが分かれそうなところです。

パーカッシブなギタープレイが好きな人はベンッ!とした音を利用して強弱をハッキリ付けられます。

逆に元々、アタックが強い弾き方をする人はやたらと鳴ってしまって邪魔になるでしょう。

音のレスポンスは良好

スモールボディなのもあり、音がすぐに返ってきます。

フィンガースタイルで細かいプレイをしても、音のレスポンスが良いのでサクサクとプレイできます。

 

弾いてる感じはほんとにMartin 000-28に近い感じでプレイできます。

ブルースギターなどにも相性が良いです。

 

逆にストローク中心の歌モノで使う場合はボディが大きい、LL26 AREのほうがどっしりした音が出るので相性はいいです。

LL26 ARE

20万円前半で買える

LS26 AREがすごいのはこの性能で20万円台前半ということです。

近しい性能である、Martin 000-28は30万円以上するのでYAMAHAのコスト抑制と品質維持を両立させる努力が伺えます。

 

木材の質や各パーツの質も良好ですし、同価格帯でこれだけ良質なギターを探すのは難しいです。

Martinなど有名ブランドのギターはもちろん良いですが、国内メーカーの良質なギターを手に入れて浮いた予算で別のところにお金を使うのも良いですね。

YAMAHA LS36 AREとの違い

LS26 ARE
  • S&B:ローズウッド
  • インレイは控えめ
  • UV塗装
  • 23万円程度
LS36 ARE
  • S&B:インドローズウッド
  • アバロンインレイ
  • ラッカー塗装
  • 31万円程度

…と違いはこんなところ。

LS36 AREのほうがサイド&バックに使うローズウッドの産地まで記載しており、上質なものを使用していることが伺えます。

 

また、アバロンインレイなど手細工での装飾や極薄のラッカー塗装といったところでグレードが上がっています。

 

音質自体は大きく変わるわけではないですが、LS36 AREはサスティーンの伸びが良くて音の深みが増しています。

どちらも良いギターですが、ソロギターをやる方はルックス・音質の面からもLS36 AREのほうがおすすめですね。

LS26 ARE

LS36 ARE

YAMAHA LS26 AREのプロ使用者

LS26 AREはYUIさんが活動後期にメインギターとして使用されていました。

YAMAHA FGからはじまり、Fenderにいき、Martinにいき、YAMAHAに戻ってLS26 AREを長く愛用されていました。

 

ちなみに他のアーティストでは井上苑子さんとななみさんがLL26 AREを使用されています。

僕はLS26 AREのほうが反応が良くて好きなんですけど、歌モノに…というとLL26 AREのほうが万能に使えそうなところありますし、人気の理由もわかります。

LS26 ARE

LL26 ARE

YAMAHA(ヤマハ) LS26 ARE まとめ

サボテンと本

  • 20万円台前半で買える良質な国産ギター
  • 30万円するMartinギターとも互角に渡り合える優良ギター
  • ピックアップ未搭載なので後付けを検討しよう

YAMAHA LS26 AREの解説でした!

20万円台で買えるアコギとしては間違いなくトップレベルですね。

 

弾いた時に艶と深みを感じるアコギって、どうしても30万円台が多いんですよね。

MartinやTaylorにしても、20万円だとなかなか買えないです。

 

そこを23万円程度で作っちゃうわけで、しかも耐久性や品質もばっちり。

やっぱり、YAMAHAって良いギターメーカーだな…と感心しちゃいますね。

LS26 ARE

LL26 ARE

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