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Taylor(テイラー)614ce V-Classをレビュー。さっぱりした音で使いやすいエレアコ

木製ギター

ぎたすけ

614って使っている人をあんまり見ないよな

たけしゃん

そうかも。でも、使ってる人自体は何人か見たことあるし、最近グレードアップしてかなり良いギターになったんだよ

飛ばし読みガイド

Taylor(テイラー)614ce V-Class

614ce

Taylor(テイラー)の数字3ケタシリーズで上位モデルに入ってくるのが Taylor 614ce V-class

Taylorでは珍しい、サイド&バックにメイプルを使用したエレアコです。

2015年に木材に特殊加工を加えたことで音質が向上し、ひそかに人気モデル化しています。

 

また、シリーズ名は600ですが定価が800シリーズより高いモデルであったりもします。

各シリーズの定価(税抜)

補足
店頭では定価から値引きされて、高い順に814ce>614ce>714ceという価格設定になっていることが多いです

614ce V-classはインレイやホール周りの装飾が豪勢で木材の特殊加工がされていたり、特別な取り扱いが多いため定価が高いモデルとなっています。

その分、旧614ceよりも音質がグッと良くなっており、814ceと並んで名ギターと評する方が増えています。

ボディの形状

Taylorボディサイズ

Taylor(テイラー)のレギュラーモデルには6種類のボディ形状があります

614ce V-classはGA(グランドオーディトリウム)というボディ形状を採用しています。

 

GA(グランドオーディトリウム)はドレッドノートより、ボディ上部を細めにしてくびれを作ったTaylor独自のボディです。

音量やパワーを極力キープしつつ、音のレスポンスを向上させ、ドレッドノートとスモールギターの良いとこ取りしたギターボディです。

 

なお、600シリーズには3種類のボディサイズと12フレットジョイントのギターが用意されています。

600シリーズ

  • 612ce…GC(グランドコンサート) 
  • 612ce 12-fret…12フレットジョイント
  • 614ce V-class…GA(グランドオーディトリウム)
  • 618e…GO(グランドオーケストラ)

この中でも特徴的なのが、GO(グランドオーケストラ)の618e

GO(グランドオーケストラ)は2013年に作られた、いわゆるスーパージャンボサイズのギターです。

あまり製造されておらず、数字3ケタのレギュラーシリーズでは618e418e Rosewood818eの3本しかありません。

 

ただ、メイプルギターといえば、スーパージャンボサイズのGibson J-200があまりにも有名です。

※Gibson J-200

Taylor(テイラー)としても、メイプルギターを作るならスーパージャンボサイズは必要と判断したのでしょうね。

実際に618eは人気があり、僕もライブハウスで使っている人と3人あったことがありますw

618e

V-Class

※出典:Taylor公式HP

614ce V-classV-Classブレイシングという工法を取りいれています。

 

アコースティックギターのブレーシングといえば「Xブレーシング」ですが…

V-Classは本体内部でXブレーシングとは異なる振動パターンを作り出して、音量をキープしつつ高音のサスティーンを持続させる…というアイデアです。

 

確かに音量を大きくさせると高音の伸びが犠牲になり、逆もしかり。

そんなわけでドレッドノートのほかにスモールギターの存在価値もあるわけで両立できるギターがあれば理想的ではあります。

V-Classはその理想を追い求めた…ということですね。

 

その中でも、614ce V-classはV-Classと特に相性が良いギターと言われています。

実際にメイプルって硬めな音質で、高音の伸びは控えめなのですが614ce V-classは結構伸びます。

 

同じメイプルギターである、Gibson Dove(ダヴ)とは違ったサウンドです。

メイプルは高音の伸びと箱鳴りが微妙…と感じる人も614ce V-classを弾くと印象がかなり変わりますよ。

木材

614ce V-class

  • トップ:シトカ・スプルース
  • サイド&バック:メイプル
  • ネック:メイプル

600シリーズはサイド&バックとネックにメイプルを用いたオール単板ギターです。

写真だとわかりづらいですが、実物はネックからバックにかけてメイプル独特の美しい杢目が出ているのが特徴です。

 

また、2015年以降に製造したモデルからトップ材のシトカスプルースをトレファイド処理(半炭化)して音に温かみをくわえています。

 

これはユーザーからいまひとつ評価の低かった600シリーズに対して、メイプルの魅力を活かすために取られた改善処置です。

トレファイド処理を施してからはボディの箱鳴りが強くなった感じがします。

 

さっぱり・くっきりのメイプルサウンドはそのままに箱鳴りが良くなり、音が響くので心地良い聴こえ方をします。

700シリーズ以降のローズウッドとは違ったキャラクターで魅力的になりました。

ピックアップ

ES2

614ce V-classにはTaylor独自のピックアップ ES2が搭載されています。

内部に3つのピエゾセンサーが取付けされており、しっかりとした出力かつナチュラルな音質を実現しています。

 

コントローラーはボディ上部に3つのツマミ(Volume/Treble/Bass)が用意されています。

また、ボディ内部にはフェイズスイッチが付いており、位相を逆転できるようになっています。

 

他のピエゾタイプとは一線を画した音質なので、さすがエレアコに定評があるTaylor(テイラー)といったところです。

614ce

618e

Taylor(テイラー)614ce 相場価格

お札

  • 新品…47万円程度
  • 中古…25万円程度

614ce V-classは47万円程度が相場価格です。アウトレット品や傷物は40万円くらい。

上位モデルだけあって、かなりの金額しますね。

 

中古市場にいくと相場価格がガクンと下がって25万円前後になります。

ただ、中古に出回っている本数自体が少ない上にトレファイド処理(半炭化)されていない時代の物が多いです。

 

トレファイド処理(2015年~)されたものが中古で出回るのはもう少し先の話になりそうですね。

Taylor 614ce 買取 相場価格

ES2搭載(現行仕様)

  • 良品(ちょい傷程度)…12.5万円程度
  • 並品(汚れ・傷あり)…9万円程度

ES1搭載(旧仕様)

  • 良品(ちょい傷程度)…11万円程度
  • 並品(汚れ・傷あり)…8万円程度
補足
個体差が大きいので、正確な価格は無料買取査定で確認しましょう

Taylor 614ceは販売価格に対して、買取相場価格は低めに設定されています。

Taylorギター自体が814ceを除いて低めの設定なので、致し方ないところですね。

 

トレファイド処理された614ce V-classは中古市場で需要ありそうですけどねぇ。

今後の値上がりに期待したいところです。

 

逆に新仕様品が中古市場に出回ると、旧仕様の614ceが更に値下がりする可能性は十分考えられます。

売却検討されている方は早めに売ってしまったほう良いでしょう。

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Taylor(テイラー)614ce V-Class レビュー

Taylorギター

それでは、Taylor 614ce V-classをレビューしていきます。

はじめに総評すると「しっかりとした鳴りとさっぱりしたサウンドが特徴的な名ギター」です。

 

音の鳴りが良く、素晴らしいサウンド。

そして何より個性があります。

マホガニーやローズウッドでは得られない、そして同じメイプルのGibsonギターとも違う独特のサウンドがウリです。

 

このさっぱりとしてるのによく鳴るサウンドが気に入っちゃった人には614ce V-classしか選択肢がないので唯一無二のギターです。

さっぱりとした音質が魅力

MEMO
演奏は2:28~です

箱鳴りも良く、高音も結構伸びます。

それでいてサウンドはさっぱりとしていて軽快さがあります。

 

代わりに700シリーズなどローズウッドが使われているギターに比べて音に艶や深みはありません。

 

好みが分かれるところですが、フィンガースタイルが中心の方はサスティーンの伸びが欲しいでしょうからローズウッドを選択したほうが良いですね。

 

逆に歌モノはメイプルの614ce V-classはかなり良い感じにマッチしそうです。

特にサーフミュージックやシティポップとかには合いそう。

 

個人的にはGibson Dove(ダヴ)よりも好みで、メイプルギターも良いなぁと思わせてくれたサウンドです。

エレアコとしても抜群

生音自体も良いですが、エレアコとして使っても抜群です。

ES2で拾った音はナチュラルでさっぱりした響きあるサウンドをそのまま綺麗に出力してくれます。

 

ピエゾだと普通はピエゾ独特のギラっとした高音が前に出て、響きとか爽快感とか全部潰しちゃうんですよね。

ところがTaylorのES2は生音に近い状態でそのまま出力してくれます。

色んなピックアップを使っている方はこれがどれだけ凄いことかをわかってくれるはず…。

 

コントローラーとして付いているTrebleとBassの効きも良いので、攻めた音も作れます。

ES2

ハウリングにも強いので、エレアコとして非常に使いやすいです。

弾きやすい

Taylor(テイラー)ギターの強みは弾きやすいことです。

ネック幅の太さは44.5mmとMartinの太めネックと同じですが、厚みが薄い仕様になっています。

 

そのため、ネック幅は広めで指を細かく動かしても窮屈にならないですが、握りやすいという良いとこ取りした造りになってます。

 

また、コンピューター制御を使った製造工程により品質が安定しています。

僕はかなりの数のTaylor(テイラー)ギターを弾いてますが、外れに出会ったことがありません。

 

アメリカでシェア率 No.1まで登り詰めたのは、この弾きやすさと安定した品質という強みがあったからでしょうね。

ルックスが抜群

614ce

614ce V-classはルックスが抜群です。

インレイや装飾、メイプル独特の杢目といったパーツごとの魅力が出ていてTaylorギターが並んでいても一際目につきます。

 

600シリーズ独自の指板インレイ。

614ce

700シリーズ以降とは違う形ですが、僕は600シリーズが一番カッコよく感じます。

 

サウンドホール周りの装飾は800シリーズと同等。

614ce

煌びやかな装飾となっており、遠目で見ても存在感があります。

 

そして、メイプル独特の杢目。

614ce V-class

バックは弾いていると見えませんが、サイドやネックにも杢目は出ています。

ギタースタンドに置いたときの見た目が綺麗なんですよねぇ。

 

614ce V-classはTaylorギターの中でもトップレベルのルックスを誇ります。

ギターって思った以上に見た目は大事ですから、ポイント高いです。

614ce

618e

Taylor(テイラー)614ce V-Class まとめ

ペンケースとペン

  • 2015年にトップ材の改良を行い、音質が向上した
  • メイプルを使ったアコギの中では高音の伸び箱鳴りが良く、優れたサウンド
  • エレアコとしての品質はやっぱり抜群

ぎたすけ

600なのに800より定価が高いってややこしいな

たけしゃん

それだけ、Taylor社自体も推してて自信があるんだろうね。実際弾いてみて、かなり良かったし

Taylor 614ce V-classの解説でした!

音質、使いやすさ、ルックスのどれをとっても優れたエレアコでしたね。

 

600シリーズまでくると45万円以上するので、何本も変えるレベルではないです。

ただ、614ce V-class自体は1本でライブ・レコーディングと何役もできるエレアコなので長い期間使い込むことができます。

 

他のギターに浮気せず、1本のギターをひたすら使い込むタイプの人には良いギターです。

614ce

618e

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