ビクターカポ(JIM DUNLOP DCV50C)をレビュー。フィンガープレイヤーに定評のあるカポタスト

ビクターカポ

ぎたすけ

派手な色のカポタストだな。有名なの?

たけしゃん

押尾コータローさんが使っているからソロギタリストの中では有名だよ。微調整可能なところが良いところだね
この記事でわかること
  • ビクターカポの特徴
  • ビクターカポのレビュー

ビクターカポ(JIM DUNLOP DCV50C)

押尾コータローさんが使用していることでソロギタリストから厚い信頼を得ているJIM DUNLOP DCV50C

通称、ビクターカポと呼ばれている製品です。

 

ネジで締め具合を微調整できるため、弦のテンションやチューニング状態を細かく設定できます。

写真で見ると重そうですが、実際は全カポタストトップレベルに小さくて軽いです。

DCV50の使用者

  • 押尾コータロー
  • 有田純弘
  • 小松原俊
  • 斉藤誠
  • 古川昌義
  • 高田漣

ビクターカポの種類

指板の形状がカーブ用のDCV50Cとフラット用のDCV50Fの二種類が用意されています。

普通のアコギはカーブ指板なのでDCV50Cを使用します。

逆にクラシックギターの指板は通常はフラットになのでDCV50Fを使用します。

 

本体はキャストブロンズ製でカラーはゴールドっぽい色、1色だけです。

なんか硬派ですね。

ビクターカポの使い方

  1. ネジを緩める
  2. ネックに取り付ける
  3. ネジを締めて、好みのテンションに調節

至ってシンプルです。

まずはネジを緩めて、ネックに付けられる幅まで広げます。

ビクターカポ

ギターのネックに挟められる幅まで取付け部分が開いたら取付け。

そして、今度は程よいテンションになるまでネジを締めましょう。

ビクターカポ後ろ

これだけで終了です。

ただ、フレットに対して真っ直ぐに付けないとビビりやすいのと、そこそこ締めないと程よいテンションにはなりません。

 

取付け、取り外しについては困ることはあまりないですね。

微調整は結構細かくできるので、こだわりたい人には嬉しい仕様です。

ビクターカポ(JIM DUNLOP DCV50C)のレビュー

ビクターカポ

たけしゃん

音も良く、ネジ調節をちゃんとすればチューニングの狂いも少ない優秀なカポ。ただ、取付・取り外しが手間です

それでは、ビクターカポ(JIM DUNLOP DCV50C)をレビューしていきます。

総評すると「取付・取り外しが手間だが、ネジ調節次第で音質面は最高になり得るカポ」です。

 

ネジ調節で押さえる強さを細かく調節できるため、ギターに合わせたセッティングをすれば音の伸びやチューニングへの影響は非常に少ないです。

その一方で毎回ネジ調節が発生するので、取付・取り外しは手間がかかります。

 

ビクターカポと並んで、ソロギタリストに人気のNS Capo PW-CP-02と同じタイプでこだわりたい人向けのカポですね。

NS Capoとほぼ一緒なので、ルックスの好みで選ぶのが良いでしょうね。

取付け時のルックスはまあまあ

ビクターカポ 取付け時

シャープな感じで悪くはないですよね。

ネジ調節する部分が出っ張るのがやや微妙。

 

また、カラーバリエーションがないのでゴールドメッキっぽいカラーが好きかどうかも大きいですね。

音質は良好

少し強めに締めると、高音弦の伸びも良好でオープンコードのストロークが気持ち良いです。

カポタストを付けていない状態とほぼ変わらないので音質は非常に良いですね。

 

ネジ締めがややきつくなったくらいで止めるとテンションが緩いです。

気持ち硬めにネジ締めしたほうがよいですね。

取付・取り外しはネジ締め、角度はシビア

ビクターカポ後ろ

ワンタッチ機構がないので、取付・取り外しには毎回ネジを締めて、緩めて…の作業が発生します。

その代わり、クリップタイプのような握力が必要な場面はなく女性、お子さんでも扱いは楽です。

 

ネジ調節ですが、ゴム部分の開閉がNS Capoより鈍いので面倒な反面、調節幅は広いです。

音のシャープが微妙に気になる場合も調節可能です。

 

また、取付角度がシビアでちゃんとフレットに対して、真っ直ぐにしないと3弦あたりがビビります。

取付け角度やネジ調節の面からも、使い込まないと安定して良い音で演奏するのは難しいですね。

チューニング変化

機種名123456
G7th-1-2
C-1+1-2-1+1+1
KG6+1+1-2-2+1+2
PC-6+1+1+1
Nash+2+1+2+2+1+1
CP10+1+2
トリガー+1+1+1+1+2+1
TypeR+2+1
NS+1+2
ビクター+1+1

テスト環境

ネジの絞め具合によって変わるので、3回テストして中間の結果を採用しました。

MEMO
一番良かった時は全部〇でした。一番悪かった時は1・5・6弦が+1、残りは〇でした

チューニング変化は全カポ中トップレベルの少なさでした。

音質系は前評判通りで全カポ中トップレベルですね。

 

ただ、ネジ調節具合に依存するので使い込んでいくことが前提にはなりますね。

スクリュータイプはどれもネジ調節できる仕様ですが、ビクターカポを使うとワンタッチ取付け機能が無しは調整が楽なんだなぁと実感しますね。

曲中のカポ移動は困難

ネジを締めて、緩めて…という着脱方法なので曲中でのカポ移動は無理です。

他の楽器もいて、しばらく休み…と言う状況ならもちろんいけますが、1小節やそこらでは厳しいので現実的ではありません。

 

なので、曲中のカポ移動が必要な方はクリップタイプのカポタストを使うか、カポ移動曲専用としてグライダーカポを用意しましょう。

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ギターヘッドに取付け可能だが面倒

ビクターカポをヘッドに付けてる

ギターヘッドに取付け可能ですが、ネジ締めが発生するので面倒です。

ライブだとMCしながらネジ締めできますが、30分ステージだとチューニングする時間に使ったほうが良いです。

 

よって、実際にはマイクスタンドに引っ掛けるか、ポケットにしまうことになるでしょう。

小さくて軽いのでポケットに十分入ります。

ビクターカポ(JIM DUNLOP DCV50C)まとめ

本を読んで勉強する人

  • 取付けの調節をちゃんとやれば音質はかなり良い
  • ネジの絞め具合や取付け角度など、使い込んで慣れる必要がある
  • カポタスト取付け時の音にこだわりたい人向け

ぎたすけ

レビュー内容を読んでいてもソロギタリスト向けって感じのカポだったな

たけしゃん

そうだね。開放弦の音でメロディー作る…とかする人でないと、音質のメリットより手間のデメリットのほうが大きく感じちゃうかも

ビクターカポ(JIM DUNLOP DCV50C)の解説でした。

やっぱり、使ってみてもソロギタリストの方向けという感じでしたね。

 

あらためて、ビクターカポの種類をまとめると

この2種類です。

アコギ用はカーブ指板向け、クラシックギター用はフラット指板向けに作られたカポタストになっています。

弾き語りとインストの両方をやる人はインスト用として、1つ持っておくのも良いカポタストですね。

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