Martin(マーチン)のエントリーモデル Martin DX1(DX1AE)の実力をレビューする

ぎたすけ

エントリーモデルって言ってもMartinだから何十万円もするんじゃないの?

たけしゃん

いや、7~9万円くらいで買えるよ。Martinで10万円未満のギターって珍しいよね
この記事でわかること
  • Martin(マーチン) DX1(DX1AE)の特徴
  • Martin(マーチン) DX1の音質・演奏性
  • Martin(マーチン) DX1(DX1AE)と同価格帯ギターの比較

Martin(マーチン) DX1(DX1AE)

Martin DX1 全体

  • 定番のドレッドノートサイズ
  • 10万円未満で買える貴重なドレッドノートギター
  • 現行モデルはエレアコ仕様のDX1AE(実売価格 7~9万円)

Martin(マーチン)定番のドレッドノートで最も安い部類に入るエントリーモデル Martin DX1。

森林保護を意識したHPLを材として作られているアコースティックギターです。

HPL
ハイプレッシャーラミネートの略。木材を組み合わせた圧縮合板材のこと

Martin(マーチン)のアコギというとミニギターを除いて、10万円以内で買えるものがありませんでした。

DX1が登場してMartin(マーチン)のドレッドノートを10万円以内で買えるようになったのは大きいですね。

 

DX1は現在はレギュラーラインナップからは外れており、現行はエレアコ仕様になったDX1AEがレギュラーモデルになっています。

まずは現行品のDX1AEでギターの仕様をみていきましょう。

Martin(マーチン) DX1AE ボディ形状

Martin DX1AE

  • 全長 40.25インチ
  • スケール長 25.4インチ
  • ボディ幅 15.6インチ
  • ボディ長 20インチ
  • ナット幅 42.8mm

(参考)ギターの寸法用語

ギターの寸法用語

※左のギターがMartin DX1です

DX1AEはMartin(マーチン)伝統のドレッドノートサイズのギターです。

大きいギターボディは低音の響きが良く、音量も出ます。

ストローク・アルペジオなど万能にこなし、歌モノの伴奏に使うには最適なボディサイズです。

Martin(マーチン) DX1AE 木材

Martin DX1AE

  • トップ材:シトカスプルース
  • サイド&バック:HPL(ハイプレッシャーラミネート)

サイド&バックにHPLを用いているのが、DX1AEの特徴。

HPL
木材を組み合わせた圧縮合板材のこと

各所の木材も特殊な合板材を使用しており、環境保護を意識したエコなアコースティックギターになっています。

それゆえに価格帯も抑えられており、Martin(マーチン)にしてはリーズナブル。

 

音質はHPLのジャキっとした音質が強く出ています。

響きや伸びは薄いですが、エッジの効いたカッティングには向いており、いわゆるMartinギターの音とは異なるキャラクターです。

ピックアップ

インブリッジピエゾのFISHMAN Sonitoneが内蔵されています。

Martin(マーチン)のエントリーモデルやミニギターに採用されている定番のピックアップですね。

 

コントローラーはVolumeとToneの2系統ついています。

バンドサウンドに埋もれない出力と音質なので、バンドボーカルのギターとして最適。

 

弾き語りでも問題なく使えますが、音響の環境によって音質コントロールをできるように外付けプリアンプがあると安心です。

【参考記事】おすすめのアコギ用プリアンプ ベスト10をランキング形式で解説【プロアーティスト使用プリアンプも紹介】

Martin(マーチン) DX1の音質・演奏性をレビュー

Martin DX1 トップ

たけしゃん

音がやや軽めですが、ストローク中心のプレイヤーには使いやすいギターですね。全体的に弾きやすいです

それでは、具体的にMartin(マーチン)DX1をレビューしていきます。

ちなみに僕は5年前くらいに知人からもらって、サブギターとして使っています。

 

なお、現行のDX1AEについても試してきましたが、DX1と弾き心地や音質の傾向は全く一緒でした。

よって、DX1AEを購入されている方もピックアップ部分以外は参考になる内容になっています。

音質はジャキっと軽め

ストロークで鳴らした時の音はジャキっとしており、低音もほどほどに軽めなサウンドです。

高音の伸びは控えめで、音のレスポンスは良好。

D-28などのいわゆるMartin(マーチン)の音とはキャラクターが違います。

 

フィンガースタイルや単音ピッキングも問題なくこなせますが、向いているのは切れ味あるストロークです。

エッジの効いたカッティングなどは音質が非常に活きます。

参考動画のようなギタープレイだと、ジャキっとした音質がハマって出音もばっちり。

レスポンス良く音が返ってくるので、弾きながらリズムに乗りやすく心地良いです。

基本的には万能なギターではありますが、歌モノのストローク伴奏が得意でフィンガースタイルのソロギターはやや苦手…といった傾向があります。

演奏性は良好

Martin DX1 ネック

ナット幅:42.8mmとMartin(マーチン)の細いタイプのネック幅になっています。

ネックの形状的にも握りやすく弾きやすいです。

MEMO
Martin(マーチン)の太いタイプのネック幅は44.5mm

弦高は6弦12Fで2.4mm程度と標準的な高さです。

弦を張った時のテンションが低めになるのか、弾いていると数字以上に弦高が低いように感じます。

押弦は弾いていて他のギターより楽に感じるので、初心者の方にも弾きやすいギターです。

同価格帯のエレアコと比較するとスペックは劣る

DX1AEは実売価格で7万円後半~8万円半ばあたりで売られていることが多いギターです。

この価格帯は国内ギターメーカーのYAMAHA(ヤマハ)、Takamine(タカミネ)が強いです。

 

例えば、人気エレアコであるYAMAHA AC3Mは近しい価格帯でサイド&バックがマホガニー単板でピックアップも高機能です。

スペック的にはDX1AEよりワンランク上…と言ったところです。

 

ライブ使用など、実用面だけで考えるとDX1AEも十分なスペックを持ち合わせているものの、国内メーカーは同価格帯で1歩上をいっています。

AC3M

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憧れのMartin(マーチン)の影響力は大きい

同価格帯の国内メーカーに比べるとスペック的には弱い、DX1AE

ですが、Martin(マーチン)というネームバリューは想像以上に大きいです。

 

Martin(マーチン)のギターを持ったからには練習して上手くならなきゃ…と自分を奮い立たせることができます。

まずは形からと言いますが、ギターって本当に形から入るのは効果的ですからねぇ。

 

多少のスペック差など、モチベーションの維持に比べたら些細なもんです。

もし、あなたがMartin(マーチン)を憧れのギターと認識しているなら、DX1AEを選択するべきです。

憧れのギターを買うと、モチベーションの維持効果が全然違います。

Martin(マーチン) DX1(DX1AE)のまとめ

まとめ

  • DX1(DX1AE)は環境に配慮したMartin(マーチン)ギターのエントリーモデル
  • 同価格帯だと国内ギターメーカーのほうがスペック高いエレアコを出している
  • Martin(マーチン)を憧れのギターと感じている人にはおすすめのギター

ぎたすけ

Martin(マーチン)ってやっぱり憧れのギターって思う人が多いのかな?

たけしゃん

うーん、30代以上の人は多いかなぁ。1970~1990年代のトップアーティストが使っている印象が強いからね

Martin DX1(DX1AE)の解説でした!

エントリーモデルですが、歌モノの伴奏ギターとしては使いやすくて初心者~中級者にとって良いギターですね。

 

何より、高級ギターの代名詞であるMartin(マーチン)が10万円未満の価格で手に入るというのは魅力的。

上手くなって、Martin(マーチン)D-28などにグレードアップする時も似た造りなので、違和感なくいけますしね。

 

大人になってから、アコギを弾いてみたい!という方にはギターのルックス的にもモチベーション維持の観点でも、最初の1本として良いギターになるでしょう。

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