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リトルマーチンをレビュー。Martin LX1とLXMの違いや使用感を解説する

リトルマーチン

ぎたすけ

リトルマーチンか。リハやセッションで良く使ってるよな

たけしゃん

都内は電車移動が多いから、使えるミニギターはほんとに助かるんだよね

飛ばし読みガイド

リトルマーチンとは

たけしゃん

リトルマーチンとはマーチン ミニギターの総称です。種類は色々あるんです

ミニギターですが、しっかりと鳴ることで好評なリトルマーチン

エド・シーランを筆頭にプロアーティストの使用者もおり、人気は年々高まっています。

 

そんなリトルマーチンですが、いざ買おう!とお店に行くと思ったより種類があって、何を買っていいかわからないのです。

本章ではリトルマーチンの種類や違いを解説していきます。

リトルマーチンのサイズ

左がリトルマーチンLXM、右がドレッドノート型のMartin DX1。

リトルマーチンとドレッドノート

リトルーマーチンとドレッドノート

リトルマーチンのサイズ

  • スケール 584.2mm(23インチ)
  • ナット幅 42.9mm

(参考)ギターの寸法用語

ギターの寸法用語

スケールはドレッドノート型が650mm程度なので584.2mmのリトルマーチンは65mm程度短いです。

ボディのサイズも小さくなっており、ドレッドノート型の2/3程度。

実際に抱えてみると、かなり小さめです。

 

一方でネック幅は42.9mmなので、通常のマーチンギターと変わりません。

なので、ネックが細いものを…とミニギターを選択しても意味がないので気を付けましょう。

リトルマーチンの種類

Martin LXM 正面

  • LXM…初代リトルマーチン。木材はHPL
  • LXME…LXMをエレアコにしたギター
  • LXK2…コア柄のHPLを使用
  • LX Black…ブラックのHPLを使用
  • LX1…トップ材にスプルースを使用
  • LX1E…LX1をエレアコにしたギター
  • ED SHEERAN Signature Edition…エド・シーランモデルのエレアコ

リトルマーチンは上記の7種類。

初代リトルマーチンであるLXMがベースとなっており、人気のLX1はトップの木材をHPLからスプルースに変えたモデルとなっています。

 

また、リトルマーチンにはエレアコも用意されており、型番後ろにEがついているLXMELX1EED SHEERAN Signature Editionがエレアコです。

ピックアップにはピエゾタイプのFishman Sonitoneピックアップが内蔵されています。

 

ピエゾは高出力でハウリングにも強いので、バンドでも活用できます。

エド・シーランのようにループマシーンに繋いでプレイすることも可能です。

 

それではリトルマーチンの各機種をもう少し掘り下げて、見ていきましょう。

LXM・LXME

  • 2003年に発売された初代リトルマーチン
  • 木材はHPLを使用
  • エレアコ仕様のLXMEがある

初代リトルマーチンである、LXMです。

木材はトップ・サイド&バック共にHPLを使用しています。

HPL(ハイプレッシャーラミネート)
木の繊維を圧縮した特殊合板。木材資源の再利用なので環境に優しい

チューニングも良く、箱鳴りもする良くできたミニギターです。

 

トップがスプルース単板のLX1より、定価で5,000円安いです。

メインでガッツリ使うならLX1を推しますが、LXMもメイン・サブどちらでも十分使えるギターです。

LXM(アコギ)

LXME(エレアコ)

LXK2

  • コア柄になったリトルマーチン
  • 木材はHPLを使用
  • LXMと基本性能は変わらない

HPLをコア柄にしたLXK2

木材はHPLを使用しており、基本性能・価格はLXMと変わりませんので色違いという位置づけです。

 

エレアコ仕様の製品ないため、エレアコが欲しい場合はLXMEを買うか後付けでピックアップをつけましょう。

LX Black

  • ブラックカラーのリトルマーチン
  • 木材はHPLを使用
  • LXMと基本性能は変わらない

ブラックカラーのHPLを使用した、LX Black

LX Blackも基本性能・価格はLXMと変わりませんので色違いという位置づけです。

 

エレアコ仕様の製品はありません。

LX1・LX1E

  • 最も人気のリトルマーチン
  • 木材はトップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:HPL
  • エド・シーランが元々、使用していたモデルはLX1E

リトルマーチンで最も人気がある、LX1

エド・シーランが自身のシグネイチャーモデルを作るまで使用していたギター(LX1E)です。

 

トップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:HPLという構成でリトルマーチンの中では上位のグレードとなっています。

Fishman Sonitone搭載のエレアコモデルのLX1Eはエド・シーランが使っているギターで有名ですね。

 

ミニギターのライバルであるBaby Taylorがトップ:シトカ・スプルース単板、サイド&バック:サペリ合板というスペック。

リトルマーチンで互角に近いのはLX1だけなのもあり、よく引き合いに出される機種でもあります。

 

世間でリトルマーチンといったらLX1LX1Eというイメージで定着している人気ギターです。

LX1(アコギ)

LX1E(エレアコ)

ED SHEERAN Signature Edition

  • エド・シーランシグネイチャーモデル
  • 木材はトップ:シトカ・スプルース、サイド&バック:HPL
  • デザイン以外はLX1Eと一緒

エド・シーランシグネイチャーモデルのリトルマーチン、ED SHEERAN Signature Edition

木材や造りは基本的にLX1Eと変わらず、アルバム「÷(DIVIDE)」のマークが盛り込まれて華やかになっています。

 

基本がLX1Eと変わらないのに、値段が2万円くらい上がるのでエド・シーランのファンの方以外はLX1Eを買ったほうが良いです。

Martin LX1とLXMの違い

ルーペと本

LX1LXMの違いはトップの木材です。

  • LX1…シトカ・スプルース(実売価格 5万円)
  • LXM…HPL(実売価格 4.5万円)

価格差は5,000円程度。

トップがシトカ・スプルースに変わってLXMと音質の違いが気になるところですが、使った感じでは中~高音がLX1のほうがやや強め。

指弾きで鳴らしたサスティーンの伸びもややLX1のほうが優勢です。

 

ただ、ハッキリ優劣つけられるほどの差はなく入念に弾き比べないと違いがわからないレベルです。

僕は長年、LXMをスタジオセッションや自宅作業用で使ってますが困ったことないですし、LX1にすればよかった…と思うような状況はまあ考えられないですね。

なので、正直どっちを選んだからといって後悔することもないです。

 

ただ、将来的な経年による木の成長を考えるとシトカ・スプルース単板のほうが強いです。

メインギターとして使うならLX1もしくはLX1Eを選択するべきでしょう。

LX1(アコギ)

LX1E(エレアコ)

Martin LXMのレビュー

Martin LXM 正面

たけしゃん

僕はLXMを長いこと活用しているので、使用感を伝えていきますね!

それでは、以前から僕が使っている、初代リトルマーチン LXMをレビューしていきます。

総評は「サブでもメインでも活躍できる万能ギター」です。

僕のようにお出かけ用(セッション・帰省など)に活用するもよし、メインギターとしてバリバリ活用するも良いでしょう。

 

ちなみにリトルマーチンというとLX1が主流ですが、LXMのほうがジャキジャキした音であること以外はほぼ一緒。

レビュー内容は共通で言えることがほとんどです。

 

レビューを読んでみてメインギターにしようと思った方は将来的な鳴りを考えスプルース単板のLX1もしくはLX1Eを選択しましょう。

低音薄めのシャカシャカした音質

曲の始まりは1:13~です。

使用されているのはLX1Eです。

LXMは高音が若干薄めでジャキっとした音ですが、ミニギターの音質特性は一緒。

 

低音が薄く、ストロークではシャカシャカと軽いサウンドです。

歯切れの良いカッティングには最適。

 

逆にどっしり低音を鳴らしたい曲には不向き。

エド・シーランはループマシーンでバスドラムに類似した音を混ぜて補ってますね。

 

アルペジオは低音薄めで全体のサウンドはバランスが取れているので自然な感じでいけます。

う~ん、良い感じ。

 

ただ、ギターの音が薄めなのでボーカルで迫力を出せる表現力は必要です。

エド・シーランを聴いてもボーカルのダイナミクス感を全力で出して、ギターはリズムとコード感を出すお供という位置付けです。

思った以上に音量は出る

ドレッドノートには負けますが、弾き語りするに必要十分な音量が出ます。

たまにリトルマーチンを部屋で静かに弾けるギターとして欲しがる人がいますが、全然無理です。

スマホのライブ配信などに最適

スマホのマイクでライブ配信している方で、ギターの音が大きすぎるのをよく見かけます。

ドレッドノートだと声量が結構ないとギターストロークの音量に負けてしまいます。

 

ボーカル・ギターを個別にマイクで拾っていればミキサーで音量調整できますが、スマホのマイクだと個別の調整はできません。

 

LXMなら、音量はかなり出ますがドレッドノート程ではないのでちょうど良いレベルになります。

特に細い声質の女性などにはピッタリな音が出ます。

造りはちゃんとしている

Martin LXM 正面

Martin LXM 後ろ

ギターの造りはしっかりしています。

チューニングもズレにくいし、ボディの角が取れているので長時間抱えていても痛くないです。

 

僕はお出かけ用としてLXMを10年ぐらい使ってますけど、長年使っていてトラブルは何もありません。

1K 8畳未満の部屋には最適なインテリア

部屋とギター

ギターと言えば、おしゃれなインテリア。

雑誌のおしゃれ部屋にはギターがさりげなく置いてあるもの。

 

しかし、1K 8畳未満の部屋だと通常サイズのギターは大きくて圧迫感があります。

リトルマーチンくらいのサイズがインテリアとしてはベスト。

ギターを抱えながら作業できる

LXMのサイズ感であれば、ギターを抱えながら物を書いたり、キーボードを打ったりできます。

曲を書いている時は何かと作業が発生するので非常に便利。

 

部屋の中でテレビを見ながらサッとギターを取って弾いたりもできるので、室内での取り回しが便利なのは大きいです。

【参考記事】サブギターにミニギター。作業効率が格段に上がる活用方法を解説

専用ギグバッグで持ち運びが楽

ギターケースとギター

LXMは専用のギグバッグが付属でついてきます。

ドレッドノートと比べると縦・横ともに一回り小さくなります。

 

この一回り小さくなるのが、効果大です。

縦・横が一回り小さくなると人間の体にスッポリハマるくらいのサイズ感になります。

 

天井や横幅で引っかからなくなるので移動が非常に楽です。

また、かなり軽いので移動の疲れも溜まりません。

LXM(アコギ)

LXME(エレアコ)

LX1(アコギ)

LX1E(エレアコ)

リトルマーチンのまとめ

内容をまとめたノート

  • 持ち運びや室内の取り回しが非常に便利なギター
  • LXMはメイン・サブどちらでもいける性能があるミニギター
  • でもメインで使うならエド・シーランも使っているLX1LX1Eがおすすめ

ぎたすけ

やっぱり、LX1の方が良いのか?

たけしゃん

正直、対して変わらないんだけどね。数千円でスプルース単板になるなら、そらそっちがいいよね

リトルマーチンの解説でした!

あらためて、種類別にまとめると…。

リトルマーチンの種類

  • LXM…初代リトルマーチン。木材はHPL
  • LXME…LXMをエレアコにしたギター
  • LXK2…コア柄のHPLを使用
  • LX Black…ブラックのHPLを使用
  • LX1…トップ材にスプルースを使用
  • LX1E…LX1をエレアコにしたギター
  • ED SHEERAN Signature Edition…エド・シーランモデルのエレアコ

僕が買った時代はまだLXMしか店頭にない時代でピックアップも楽器屋のおやじさんが無料で付けてくれたんですよね。

今だったら価格差も大してないので、やっぱりLX1LX1E選びますね。

 

LXMのレビュー内容自体はLX1にも共通して言えることばかりなので、ぜひ参考にしてください。

LX1(アコギ)

LX1E(エレアコ)

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