アコースティックギターの録音はマイクとピックアップのどちらが良いかを状況別で解説

ぎたすけ

エレアコ使っている人が多いからピックアップなんじゃないの?

たけしゃん

ライブでは基本はエレアコだよね。でも、状況によって変わるから奥が深いんだよね
この記事でわかること
  • アコースティックギターの録音方法
  • アコギをマイク録りするメリット・デメリット
  • アコギをピックアップで拾うメリット・デメリット
  • おすすめのマイク・ピックアップの使い分け

アコースティックギターの録音方法

たけしゃん

まずはアコースティックギターを録音する方法から解説していきます!

アコースティックギターを録音する方法は大きくは2つ。

アコギの録音方法

  1. マイクでギターの音を拾う
  2. ピックアップでギターの振動を電気信号に変える

マイクはギターの前にマイクを立てて、音を拾うことですね。

 

対して、ピックアップはギターの中に取付けしてギターシールドと音響機器を接続して音を拾います。

ピックアップを取付けしたアコースティックギターをエレアコと呼びます。

 

録音する方法はマイクかピックアップのどちらかなのですが、それぞれにまた種類があるわけです。

次章からマイク、ピックアップの種類とメリット・デメリットを解説していきます。

マイク

アコギの録音に用いるマイク

  • ダイナミックマイク
  • コンデンサーマイク

ダイナミックマイク

メリット
  • マイクが頑丈
  • アコースティックギターらしい鳴りで録音可能
デメリット
  • ハウリングしやすい
  • マイクを定位置に設置するので演者は大きく動けない
  • マイキングが難しい

頑丈でハウリングに強い、ライブ向けのマイクがダイナミックマイク。

写真は楽器向けのダイナミックマイクの代表格 SHURE SM57LCE

 

ライブハウスでアコースティックギターをマイク録りしたいと伝えると、大半がSHURE SM57LCEです。

コンデンサーマイク

メリット
  • アコギの録音方法で最も高音質
デメリット
  • 繊細で衝撃や湿度に弱いので取り扱いは注意
  • 非常にハウリングしやすい
  • マイクを定位置に設置するので演者は大きく動けない
  • マイキングが難しい

繊細ですが、ダイナミックマイクより音の解像度が高く高音質で録音可能なのがコンデンサーマイク。

写真はDTMでは定番のコンデンサーマイク AKG C214

 

レコーディングではボーカルも楽器もコンデンサーマイクを用いることが多いです。

もっと詳しい解説記事

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いと使用事例を解説

ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いと使用事例を解説

ピックアップ

ピックアップの種類

  1. ピエゾ
  2. マグネット
  3. コンタクト
  4. コンデンサーマイク
  5. デュアル
MEMO
デュアルとは複数の種類を組み合わせたピックアップのこと

ピックアップについては種類が多く5つあります。

ここではコンデンサーマイクとそれ以外の4つをまとめて解説します。

コンデンサーマイク(ピックアップ)

メリット
  • アコギの録音方法で最も高音質
  • ハウリング対策がされており、ライブでも使用可
デメリット
  • 繊細で衝撃や湿度に弱いので取り扱いは注意
  • ハウリングしやすい
  • ギター内部に設置されているのでマイキングの自由度が低い

マイクの章で解説したコンデンサーマイクとピックアップで使用されるコンデンサーマイクは基本一緒。

 

違いとしてはプリアンプ側でハウリング対策がされている商品が多いことです。

そのため、音質は少し変わるものの小規模編成のライブでも使えるのが強み。

…といってもピエゾなどに比べるとハウリングに弱いです。

 

また、ピックアップの場合はギター内部に設置されているので、マイキングが変えられません。

マイクとギターの距離でエアー感や音域バランスなど大きく変わり、状況によって使い分けるのですがピックアップは移動できません。

コンデンサーマイク以外

メリット
  • マイク録りよりハウリングに強い
  • ギターの中に設置されるので演者は自由に動ける
  • セッティングが楽
デメリット
  • 音質がマイクに劣る

音質は全体的にマイクに劣るものの、ハウリングに強く演者が動き回れるのでライブでの利便性は抜群です。

特にバンド形態だとマイクではハウリングの影響で音量を満足に上げられません。

 

ピックアップはライブ・レコーディングと万能なところが強いですね。

ピックアップの詳しい解説記事

アコースティックギター用のピックアップとは -ギターアイテム解説シリーズ-

アコースティックギター用のピックアップとは -ギターアイテム解説シリーズ-

状況別でのマイク・ピックアップの使い分け

たけしゃん

状況別でベターな選択肢を紹介します。必ずしも、これじゃなきゃダメ!ってことではないので試行錯誤してみるのもよいでしょう

それでは状況別でマイク・ピックアップのどれがベターなのかを解説していきます。

本記事は「アコースティックギターの録音」としていますが、ライブでのギター収音も録音の一部と位置付けて解説していきます。

バンドライブ

  • ピックアップ(コンデンサーマイク以外)

バンドライブはピックアップ(コンデンサーマイク以外)がおすすめ。

他の楽器の音量が大きく、動きも出せたほうがよいためマイクは不向きです。

 

弾き語りとバンドライブの両方をやる人はデュアルタイプのピックアップがおすすめです。

代表的な製品はL.R.Baggs Anthem

コンデンサーマイクとピエゾのデュアルになっており、音量比率を変えられます。

弾き語りライブ

  • ダイナミックマイク
  • ピックアップ(コンデンサーマイク)

弾き語りライブはダイナミックマイクかピックアップ(コンデンサーマイク)がおすすめ。

ボーカルとギターだけなら、ハウリングの心配も少ないです。

音質が良好なマイク録りでアコースティックギターの強みを活かしましょう。

 

ダイナミックマイクも良いですが、使いやすいのはピックアップですね。

デュアルタイプのピックアップであれば、弾き語りはコンデンサーマイク中心に比率を変えましょう。

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ライブ配信

  • コンデンサーマイク
  • ピックアップ(コンデンサーマイク)

ライブ配信はコンデンサーマイクかピックアップ(コンデンサーマイク)がおすすめ。

 

ライブ配信ならアンプも使わないので、ハウリングの心配はありません。

また、弾き語り配信なら定位置で問題ないため、音質が最も良いコンデンサーマイクを使いましょう。

 

ボーカルに1本、ギターに1本ずつのコンデンサーマイクが理想ですがコストが高いです。

現実的なのはボーカルにコンデンサーマイク、ギターはデュアルピックアップをコンデンサーマイク比率高めにすることですね。

 

おすすめのコンデンサーマイクはAKG C214ですね。

小さくて使いやすい上にボーカル、ギター録り両方とも使える万能マイクです

レコーディング

  • コンデンサーマイク

レコーディングはコンデンサーマイクがおすすめ。

音源として残るので、最も良い音質で録りたいですね。

 

また、アコースティックギターの音をどの位置で録るのか?のマイキングが重要。

コンデンサーマイクをギターの外に立てて、どの角度から収音するか検討しましょう。

 

レコーディングスタジオで録ると、オンマイク、オフマイク、アンビエンスで2~3本使うことが多いです。

  • オンマイク…楽器に近づけて録ること。低音が強い
  • オフマイク…楽器からやや離して録ること。ギターの鳴りが録れる
  • アンビエンス…離れて部屋全体の音を録ること。空気間が録れる

自宅で録る場合はそこまでやるのは難しいため、オンマイクで録ってEQで調整するのが良いでしょう。

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まとめ

  • アコギの録音方法はマイクかピックアップ
  • コンデンサーマイク 1本とデュアルピックアップを持っていれば万能

ぎたすけ

デュアルピックアップって便利なんだなぁ。人気なのがわかったよ

たけしゃん

弾き語りシンガーソングライターには最適なピックアップがデュアルだね。僕も使っているけど、ほんと便利だよ

アコースティックギターの録音方法でした!

場面別で最適な録音方法をご紹介しましたが、結論は…。

コンデンサーマイク1本&デュアルピックアップ付きギターを持っておけば間違いなし

ということ。

本格的なレコーディングはレコーディングスタジオのマイクを使うので、個人としてはコンデンサーマイク1本とデュアルピックアップがあればOK。

 

おすすめの製品はこちら。

どの場面でもベストな音を届けられるように環境を整えることもミュージシャンとしては重要。

機材はたくさん買うより、選択と集中をするのがポイントですね。

AKG C214

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