評価:3.5
ぎたすけ
たけしゃん
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KORG Pitchclip 2について
- ピッチ検出…ピエゾ
- 測定モード…クロマチック
- 対応周波数…440Hz
今でもAmazonのベストセラー製品となっているKORG Pitchclip(生産終了)の現行機種KORG Pitchclip 2。
初代と比べて低音域の検出感度が上がり、ディスプレイ表示も見やすく改良されています。
機能はクロマチックモードによるピッチ測定のみ。
ボタンも電源ON/OFFスイッチの1つだけ。
潔く、機能を必要最低限に絞りシンプル化した製品です。
ピッチ検出
ギター本体の振動を検出するピエゾタイプです。
ギター用クリップチューナーでは一般的で自宅でもスタジオでも使いやすいですね。
測定モード
半音単位で鳴っている音を測定する、クロマチックモードのみです。
半音ダウンなど変則チューニングにも対応できるため、基本的にはクロマチックモードだけあれば困ることはありません。
高精度チューニングを求める場合はストロボモードがある、KORG AW-4Gなどの別機種を買いましょう。
対応周波数
ラ=440Hzのみ対応しています。
POPSの演奏は440Hzが基準なので、困ることはないでしょう。
もし、クラシック系の方とセッションするなど、440Hz以外の周波数対応が必要になる場合はKORG AW-4Gなどの別機種を買いましょう。
KORG Pitchclip 2をレビュー
たけしゃん
それでは、KORG Pitchclip 2のレビューをしていきましょう。
総評すると「シンプルイズベストでライブ向き」です!
ライブで使用するチューナーとしてはかなりおすすめです。
詳しく解説していきます。
ライブでは普通のチューニング機能以外は不要
ライブしながらチューニングする場合はMCをしつつ、パッと済ませます。
なので、ライブでは「ピエゾ検出でクロマチックモード(440Hz)」だけしか必要ないんですよね。
ボタンが複数あったり、長押し・短押しで機能が分かれたりしていると誤作動が逆に心配。
KORG Pitchclip 2のように操作は電源ボタンだけが理想的です。
1,500円もあれば買えるので、ライブ専用機として1台購入しておくのはおすすめです。
可動域が広くて見やすい
液晶部分が可変可動します。
これが良い感じでギターヘッドにつけてチューニングをする際にやや変な位置につけても、角度調整の範囲で対応できます。
また、電源ボタンを長押ししてONするとアルファベットがリバース表示されます。
ギターヘッドの裏側につけて、お客さんから見えないようにしたい人向けの配慮です。
ライブステージが暗闇でも、ちゃんと文字が見えるため視認性も良好です。
チューニングの反応や精度は普通
チューニングした時の反応の良さや精度は可もなく不可もなく。
普通に使う分には何の問題もありません。
本格的な音楽活動をする人は併用がおすすめ
シンプルで非常に使いやすいKORG Pitchclip 2ですが、1台で全シーンを賄うのは厳しいです。
例えば、レコーディングの場合はチューニングをきっちり合わせたいもの。
そうすると高精度なストロボモードがついているチューナーも持っておきたいところです。
おすすめのパターンとしては初心者のうちはKORG Pitchclip 2を使い、必要な場面が出て来たら多機能かつ高精度なKORG AW-4Gやtc electronic PolyTuneあたりを追加で買って併用もしくは乗り換えという選択です。
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KORG Pitchclip 2 まとめ
- Pitchclip 2は必要な機能を絞り込んだシンプルイズベストな製品
- ライブ使用では誤作動の心配がなく使いやすい
- 本格的な音楽活動をしている方は高機能チューナーとの併用がおすすめ
ぎたすけ
たけしゃん
KORG Pitchclip 2のレビュー記事でした!
まだまだ、Amazonランキングでは初代のKORG Pitchclipの方が上ですが、性能はKORG Pitchclip 2のほうが良いです。
初心者には使いやすいチューナーとして。
中級者以上にはライブ用のチューナーとして、おすすめの1台です。