寿命が長いギター弦 Elixir(エリクサー)の種類とおすすめのポイントを解説する

ぎたすけ

エリクサーってちょっと値段高いよな

たけしゃん

普通の弦より、2~3倍長持ちするから実際は高くはないんだけどね
この記事でわかること
  • Elixir(エリクサー)弦の種類
  • Elixir(エリクサー)弦のおすすめポイント、不満ポイント
  • Elixir(エリクサー)を使用しているプロアーティスト

Elixir(エリクサー)について

たけしゃん

エリクサーは元祖、長持ちするコーティング弦といった位置付けの定番弦です
  • サビに強く寿命が通常弦の2~3倍
  • キラキラした明るい音質
  • 滑らかな弾き心地

Elixir(エリクサー)は通常のギター弦に特殊なコーティングを施し、サビに強くすることで長期間使えるようにした弦。

 

普通の弦であれば、張って2週間くらいでサビ始めて、1か月過ぎると交換時期です。

Elixir(エリクサー)1~2か月はサビることなく、使おうと思えば半年以上でも普通に使用できます。

 

プロアーティストの現場では何時間もギターを弾きっぱなしなことも多く、音質が劣化しにくいElixir(エリクサー)が重宝されていることも多いです。

Elixir(エリクサー)の種類

エリクサーは5種類の楽器別で弦が分かれています。

太さも違うので、自身が使う楽器に適したものを使用しましょう。

 

なお、クラシックギター用の弦はありません。

たけしゃん

このあとはアコースティックギター用の弦を中心に解説していきます

Elixir(エリクサー)弦の太さ

Elixir(エリクサー)はパッケージ右側に1弦と6弦の太さが明記されています。

6パターンがパッケージ化されており、それぞれのパターンの各弦の太さは下記の通り。

各弦の太さ(1-6弦)

MEMO
商品リンクはPHOSPHOR BRONZE弦です

LIGHT/MEDIUMHD LIGHTだけ特殊なブレンドパターンです。

LIGHT/MEDIUMは1-3弦はLIGHT、4-6弦はMEDIUM。

HD LIGHTは逆で1-3弦がMEDIUM寄り、4-6弦がLIGHT。

 

プロアーティストの方々は自身でブレンドパターンを作っている方も多いですが、こうやってパッケージ化してくれるとアマチュアでも使いやすいので嬉しいですね。

 

なお、ギターメーカーのTaylor(テイラー)はエリクサーを初期出荷弦にしています。

使用されているのはHD LIGHTです。

元々、HD LIGHTはエリクサーとTaylor(テイラー)の共同開発品で昔はTaylorのロゴが入っていました。

【参考記事】テイラー(Taylor)のギターを徹底解説しておすすめのアコギを紹介する

 

一般的には弦のメーカー問わずにLIGHTを使っている方が圧倒的に多いです。

【参考記事】ギターの弦の太さによる違いとは?プロ 77名の使用率を調べて解説

Elixir(エリクサー)弦の材質

エリクサー弦の材質は「80/20 BRONZE」と「PHOSPHOR BRONZE(フォスファーブロンズ)」の二種類。

 

「80/20 BRONZE」が落ち着いた音、「PHOSPHOR BRONZE」は明るい音です。

一般的には「PHOSPHOR BRONZE」の使用者が多いです。

【参考記事】アコギに使うブロンズ弦の種類と違いを解説。プロ63名の使用率も紹介

 

…ですが、エリクサーだとエリクサー独特の音質が強く出て、材質による音の影響がわかり辛いです。

 

プロアーティスト使用者を見ても、Elixir(エリクサー)については「80/20 BRONZE」と「PHOSPHOR BRONZE」で綺麗に半々くらいに分かれています。

Elixir(エリクサー)弦のコーティング

Elixir(エリクサー)のコーティング手法は「NANOWEB」と「POLYWEB」の二種類。

MEMO
エレキギター用の弦にはOPTIWEBというコーティング手法も使われています

NANOWEBはくっきりとした音色、POLYWEBは暖かい音色…という色分けが公式サイトの見解。

 

僕が使った所感ではNANOWEBがおすすめです。

POLYWEBは音質が丸すぎるのと、滑らかな弾き心地ってのが行き過ぎていてフィンガーノイズなどアコギ独特の旨味的なものが出せません。

 

特に弾き語りでやる場合はアコギ独特の旨味は非常に重要なので、NANOWEBにしておきましょう。

Elixir(エリクサー)弦のおすすめポイントと不満ポイント

たけしゃん

エリクサーのおすすめポイントを中心に不満なところも説明していきます!

それでは、Elixir(エリクサー)のレビューをしていきます。

総評すると「素晴らしい弦だけどギターとプレイスタイルを選ぶ」です。

 

Elixir(エリクサー)ほどの素晴らしい弦は中々ないです。

ですが、癖もあるのでギターの特性やプレイスタイルによっては合いません。

僕の持っているギターでもGUILDだけは合わないので他の弦を張ってます。

 

そんな点も踏まえて、おすすめポイント、不満なポイントを解説していきます。

Elixir(エリクサー)弦のおすすめポイント

  • 寿命の長さはNo.1
  • キラキラと明るい音がPOPSに合う
  • 滑らかな弾き心地でスライドが楽

寿命の長さはNo.1

色んなコーティング弦を試しましたが、寿命の長さはElixir(エリクサー)がNo.1です。

とにかく長持ち。

 

ちゃんと演奏後に弦を拭けば3か月経っても、ほとんどサビが出ません。

サブギターは半年くらいは普通に弦を変えませんが、全然問題ありません。

 

メインギターはサビなくても弦が伸びてチューニングが合わなくなってくるので、張ってから1.5か月~2か月くらいで替えてます。

 

普通の弦の倍くらいの値段ですが、寿命は倍以上なのでコスパを考えてもお得な弦と言えます。

【参考記事】アコギのコーティング弦と普通の弦は普段使いでどっちが便利か比較する

キラキラと明るい音がPOPSに合う

Elixir(エリクサー)はキラキラと明るい音がします。

以前はキラキラ…というよりキンキンと悪目立ちする感じでしたが、コーティング方法がNANOWEBになってから改善されました。

 

ストロークでは明るくて、アルペジオではサスティーンがちゃんと伸びるので、POPSに使いやすい音です。

寿命の長さと合わせて、普段使いするのに非常に便利。

滑らかな弾き心地でスライドが楽

弦がツルツルと滑りが良いため、スライドやポジション移動が楽です。

潤滑スプレーを使わなくても、十分に滑らかでフィンガーノイズもあまり鳴りません。

 

逆にフィンガーノイズを大きめに鳴らしたいなら別の弦を使いましょう。

僕はElixir(エリクサー)NANOWEBの滑らかさがベストに感じています。

Elixir(エリクサー)弦の不満ポイント

  • キラキラした音質がギター・プレイスタイルを選ぶ
  • ギターの手入れ頻度が落ちる

キラキラした音質がギター・プレイスタイルを選ぶ

基本的にはElixir(エリクサー)は使いやすいのですが、「弦高が低いギター」とは相性が悪いです。

弦高を下げてペラくなった音がElixir(エリクサー)の音質と合わさってエレキギターの生音みたいになります。

 

僕の家のGUILDもマーチン弦やギブソン弦を張ると、ちゃんと鳴るので弦の相性は思いのほか大きいです。

 

ただ、大石昌良さんみたいにペラい音を逆に利用してジャキジャキなサウンドを作り上げる人もいます。

MEMO
大石昌良さんはギターの弦高を下げてエリクサー(CUSTOM LIGHT)を使っています

【参考記事】大石昌良のギター・ボーカル難易度や使用機材を解説

 

また、プレイスタイル的にも枯れた渋い音が欲しいなら明るめなキャラクターであるElixir(エリクサー)は不向きです。

他の弦を選択しましょう。

【参考記事】アコースティックギターの弦おすすめ20品をプロ使用者と合わせて解説

ギターの手入れ頻度が落ちる

ギター本体の手入れをするのって、大抵が弦を張り替える時なので手入れ頻度が落ちます。

僕もサブギターは半年に1回くらいしか、お手入れしてません…。

 

ただ、弦がサビないのでフィンガーボードもあまり汚れないこともあり、拭けるところはちゃんと拭いて部屋の湿度を保てば問題ないです。

弦を変える時はちゃんとフィンガーボードの掃除もしましょうね。

Elixir(エリクサー)弦のプロアーティスト使用者

たけしゃん

エリクサーはプロアーティスト使用率もトップレベルの弦です!

Elixir(エリクサー)BRONZEの使用者

  • 坂崎幸之助
  • 青山陽一
  • 小倉博和
  • 小坂忠
  • 徳岡慶也(DEPAPEPE)
  • 三浦拓也(DEPAPEPE)
  • 西海孝
  • 濱口祐自
  • 山口岩男

DEPAPEPEのお2人はブロンズ弦のエリクサーを使っているんですね。

キラッとした音の中でも、少し落ち着いた音を好む人はブロンズ弦がおすすめ。

Elixir(エリクサー)PHOSPHOR BRONZEの使用者

  • 高橋優
  • 大石昌良
  • 有田純弘
  • 井草聖二
  • 伊賀賢一
  • 川畑トモアキ
  • 佐藤克彦
  • 住出勝則
  • 西山隆行
  • 丸山ももたろう
  • 山内雄喜
  • わたなべゆう

こちらもたくさんいらっしゃいます。

高橋優さんや大石昌良さんが使用されているのはシンガーソングライター的に心惹かれるところですね。

僕もPHOSPHOR BRONZE派です!

まとめ

  • コーティングはNANOWEBがおすすめ
  • 寿命の長さはNo.1
  • 使いやすい音だがギター・プレイスタイルを選ぶ

ぎたすけ

枯れた音は不向きか~。確かにギブソンの人ってあんまりエリクサー使ってないよね

たけしゃん

そうだね。エリクサーってマーチンやヤマハの人が使っているイメージだな

Elixir(エリクサー)の解説記事でした!

おすすめの「PHOSPHOR BRONZE × NANOWEB」の太さ別の一覧はこちら。

PBのNANOWEB

どのジャンルにも万能に使えるのはLIGHTです。使用者も多い。

 

僕も長年、Elixir(エリクサー)を使っていますが一番助かるのは長い期間、良い音で演奏できることですね。

他の弦だと交換するころにはサビついていて音が鈍っちゃいますが、Elixir(エリクサー)は音質低下よりチューニングが緩くなるのが先なくらい長持ち。

 

毎日使い込む弦なので、気に入ったものを使いたいもの。

ぜひ一度、Elixir(エリクサー)を試してください。

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