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ギター用チューナーのピッチ検出方式の違いを解説

ぎたすけ

チューナーって音の検出に違いがあったのか!

たけしゃん

そうなんだよ。しかも、ライブの形態によって変えたほうがよいから知らないと大変な思いすることあるんだよ。

本日はギター用チューナーの豆知識。

豆知識といっても、わかっていないとライブステージ上であたふたする可能性がある大事なこと。

 

ギター用チューナーはギターの音程(ピッチ)を合わせるために使うものです。

チューナーがピッチを検出する方法はいくつか種類があります。

 

弾き語りだと、どれでもOKだったりするので種類について知らないことが多い。

ですが…、サポートメンバーを呼んでバンドでライブをしたときに…。

「あれ?チューナーが全然反応しない!どうしよう!」

…となることがあります。

 

プロミュージシャンもステージによってチューナーを使い分けています。

本記事ではステージに適したチューナーの検出方法について解説していきます。

チューナーのピッチ検出方式

チューニングするときはギターの音をポーンと鳴らしてチューナーを見て合わせます。

誰もがポーンと鳴った音でチューナーは判定していると思いがち。

 

実はピッチ(音程)の検出方法はチューナーによって変わるのです。

大きくは下記の3種類。

  1. Mic式
  2. ピエゾ式
  3. 信号式

この3つを状況によって使い分けましょう。

それでは解説していきます。

Mic式

  • 譜面台などに置いて使うことが多い
  • 周りの音にも反応するのでライブ向けではない
  • ピエゾ式と比べて強みがない

チューナーに小型マイクが内臓されており、鳴った音を拾って判定するタイプ。

正直に申し上げると、使っている人はほとんどいない。

精度・利便性など確実にピエゾ式のほうが優秀だからです。

 

周りの音に反応してしまう点が痛い。

ライブハウスやスタジオだと他の楽器の音が鳴っており、まともに使えないことが多い。

 

最近のチューナーだとMic式単独はほとんどなく、ピエゾ式か信号式との複合型になっている。

複合型の場合でもMicの出番はほとんどない。

 

Micの機能がついているチューナーの代表は「Flanger FMT-209」。

Micとピエゾの複合型。ついでにメトロノーム機能もあります。

クリップチューナーの中では、かなり大型。その分、視認性は良好です。

ピエゾ式

  • シールドの接続など不要でお手軽
  • 周りの音がうるさくても、正確に検出可能。
  • ベース・ドラムがいると正常に反応しないことがある
  • チューニング中にギターの音をオフにできない

ギターのヘッドにつけて振動でピッチを検出するタイプ。

利点は何と言っても「お手軽さ」。

ギターのヘッドにつければOK。そして音がうるさい場合もちゃんと反応して精度も良い。

弾き語りで活動しているなら、ほぼピエゾ式だけで対応可能です。

 

気を付けなければいけないのはステージ上にベース・ドラムがいる場合。

振動で検出するので、ベース・ドラムが低音を発すると振動がギターにも伝わり音が正確に検出されません。

 

また、後述の信号式と異なりギターの音をオン/オフする機能はありません。

チューニングしているときの音もアンプを通して大きく鳴ってしまいます。

 

ピエゾ式のチューナーは非常に豊富。

ここでは代表機種としてKORG AW-4Gをご紹介。

大ヒットしたKORG AWシリーズ、2018年現在の現行モデルです。

信号式

  • 周りの音や振動に左右されない
  • フットペダルでアンプへの出力をオン/オフができる
  • シールド接続が必要

ギターとチューナーをシールドで接続して、信号で音を検出するタイプ。

シールドを通した信号で検出するので周りがうるさくても、振動が伝わってきても影響なし。

 

また、フットペダルでアンプへの出力をオン/オフできます。

プロミュージシャンがライブでチューニングしている時はギターの音が生音だけになります。

あれはフットペダルでアンプへの出力をオフに切り替えているからです。

 

欠点は普段使いするには面倒なところです。

いちいち、シールドでギターとチューナーをつなぐ必要があります。

 

代表機種はKORGのPB-AD。

秦基博さんもライブで使用されています。

最適なチューナーの選択方法

  • 自宅~小編成ライブまではピエゾ式
  • フルバンドや大規模会場は信号式
  • 本格的に活動している人は大抵、両方持ってる

ザックリとこんな感じ。

もう少し細かく解説していきましょう。

ピエゾ式が良い場合

ピエゾ式が良いケースは手軽に使いたい時や生音演奏などアンプを使わない場合です。

また、バンドといってもピアノやカホンなどのアコースティック編成ならピエゾ式で問題なく対応できます。

 

なので、弾き語りすとのみなさんはほとんどの状況をピエゾ式で対応可能。

ルーパーを使う時は小規模編成でも信号式を選んだほうが良いかな?ってくらい。

 

ピエゾ式と言えばクリップチューナーです。

クリップチューナーの特集記事は下記を参考にしてください。

おすすめのギター用クリップチューナー10機種をレビューする

信号式が良い場合

続いて信号式が良い場合。

バンドや大規模会場の演奏だと周りの振動でピエゾ式は誤認識する場合があるので信号式を使いましょう。

 

また、ルーパーやプリアンプを使う関係で足元にエフェクターボード置くって場合はそこにチューナーも入れちゃうとスッキリします。

こんな感じ。

ギターヘッドにチューナー付けたくないという人に最適な選択肢。

ただし、エレアコじゃないと信号式は使えないので注意しましょう。

 

信号式はイコールでペダルチューナーを指します。

ペダルチューナーの特集記事は下記を参照ください。

おすすめのギター用ペダルチューナー 8機種をレビューする

両方持っておくのが確実

ピエゾ式(クリップチューナー)と信号式(ペダルチューナー)ですが、本格的に音楽活動している人は両方持ってます。

僕も両方持っていて、ステージによって使い分けています。

 

ただ、初めから両方買うのはおすすめしません。

何故なら、両方使うほど本格的に活動する人の方が少数派だからです。

ピエゾ式のクリップチューナーを買っておいて、ペダルチューナーは必要に応じて追加購入するのが良いでしょう。

まとめ

  • チューナーにはMic、ピエゾ、信号、3つのピッチ検出方式がある
  • 普段使いはピエゾ式 1択
  • フルバンドでライブする人は信号式も買っておくべし

ぎたすけ

確かにプロってみんな足元でカチって踏んで、音を消してチューニングするよな。あれは信号式だったのか!

たけしゃん

まあ、ラジオのライブとか配信だとプロもピエゾ式のクリップチューナー使ってるから両方持ってる人が多いよね

チューナーのピッチ検出方式についての解説でした!

弾き語りをやっているシンガーソングライターだとピエゾ式でほぼ完結します。

でも、足でカチって踏んで音を消してチューニングするとプロっぽくてテンション上がりますよね。

 

ギター用のチューナーは種類が本当に多いので、機能を理解して自分の最適なものを選べると良いですね。