森山直太朗のギター・ボーカル難易度や使用機材を解説

ぎたすけ

森山直太朗さんって和とか四季を感じさせる歌い手だよな

たけしゃん

声も楽器みたいに綺麗に鳴っていて、情景が浮かんでくる演奏なんだよね。

ギター弾き語りすとが色んなアーティストを深く知るための弾き語りアーティスト解説シリーズ。

今回は森山直太朗さん。

さくら(独唱)のイメージが強すぎて、ギター弾き語りやっている認識がない方もいるようです。

実際はアコギのやりこみも深く素晴らしい弾き語りすと。

 

代表曲の印象が強すぎて隠れがちな、森山直太朗さんの魅力を解説していきます。

ビンテージギターコレクターでもあるので、使用機材についてもガッツリ解説していきます。

森山直太朗

  • 1976年生まれ
  • 2002年11月デビュー
  • セツナインターナショナル所属

和と日本の四季を描いた楽曲を透き通ったファルセットで歌い上げるシンガーソングライター。

2000年前半って男性シンガーソングライターで目立つ人がほとんどいなかった時期。

だから、男性シンガーソングライター=森山直太朗さんというイメージが強かったかもしれませんね。

 

母が森山良子さんということで、子供のころから音楽家に囲まれた育ったそうです。

でも、高校卒業するまではサッカー一筋で音楽を始めたのは大学からと遅め。

大学時代に相方の御徒町さんと駅の商店街で路上ライブを始めて、2001年にインディーズデビュー・2002年にメジャーデビュー。

 

影響を受けたアーティストは高田渡さん、西岡恭蔵さん、友部正人さん、岡林信康さんなど。

好き・嫌いというより何故かよく見に行ってたらしいです。このへんはご家族など環境の影響なんでしょうね。

自分で買ってたCDはブルーハーツなど。

楽曲

代表曲は「さくら」「夏の終わり」「生きとし生ける物へ」など。

2003年に「さくら」が大ヒットして、次のシングルとして発売された「夏の終わり」、そして同時期にauのCM曲になった「風歌(かざうた)」。

この3曲が「和」「四季」というイメージを決定づけているような印象を受けます。

デビュー曲は現代ビートを利かせたエッジのある楽曲なんですけどね(笑)。

 

アルバムを聴くと、「カントリー」「フォーク」「POPS」と色んな楽曲が入っています。

全体的に70~80年代の邦楽・洋楽を混ぜたような感じを受けますね。

でも、僕はやっぱり直太朗さんが書く綺麗なバラード曲が一番好き。本当に心に染みる素晴らしいメロディーを書かれます。

 

楽曲の制作は御徒町凧さんと共作。

デビュー初期は作詞のクレジットだけ共作になってましたが、途中から作曲のクレジットも共作になりました。

といっても、御徒町さんは基本は作詞だそうです。

直太朗さんが作詞・作曲した曲の詞を御徒町さんが直すこともあれば、御徒町さんが書いた詞が先にあって直太朗さんがメロディーを付けるという形もある。

 

何十年も一緒にやっているから、色んな形があるんでしょうね。

ユニット・バンドと異なりソロのシンガーソングライターで共作している人ってあんまりいないから珍しいですね。

他だと、大橋トリオさんくらいでしょうか。

使用ギター

  • ライブ…Martin D-45K2 CUSTOM
  • レコーディング…Martin 000-42(1941年製)

デビュー初期はライブがMartin 000-18(1968年製)、レコーディングはMartin HD-35(1981年製)だったそうです。

MEMO
前章の動画「夏の終わり」で使われているのはMartin D45K2 CUSTOM

Martin D45K2 CUSTOMはトップ/サイド、バック共に木材にフレイム・コアを使っているという希少なギターです。

コアって固い音のイメージですが、アルペジオの鳴りが良いですね。

 

他にもMartinだと「000-28」「0-42」「00-28G」など、たくさん所有。

Gibsonも「Dove」「CF-100E」「LG-1」を所有されています。

 

ご本人のインタビューでは「基本はMartin。ただ、ストロークでガッツの音が欲しいときにGibsonを使っている」とのことでした。

繊細な曲が多いのでMartinが合っている感じがしますね。

 

 

ピックアップの情報はありませんでした。

ただ、ライブの音から推測するとピエゾのピックアップっぽいです。

弾き語りでお一人で演奏されるときはマイクを立ててギターの音を拾っていることが多いですね。

アコギ用機材

情報が全然ない!

ということで自分が目視で確認したものをご紹介していきます。

カポタスト

  • Kyser
  • SHUBB

テレビやレコーディングではSHUBB、ライブではKyserを使っているみたいですね。

僕も両方持っていますが、どっちも使いやすいです。

チューナー

KORG AW-2(クリップタイプ)っぽいのをライブ動画で確認。

これ使っているプロミュージシャン多いな。

といっても、既に生産完了品で新品は売っていませんので同メーカーのPC-1がおすすめです。

ピック

ライブ動画より目視確認できるのは「白いサムピック(親指)」と「トライアングル型のピック」の2種類。

「トライアングル型のピック」は色的に市販のものであればFenderっぽいです。

固さは不明ですが、アコギユーザーはトライアングル型のThinを使う人が多いです。

白のサムピックはメーカー不明ですが、僕のおすすめの山崎まさよしさんのサムピックをご紹介しときます。

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弾き語りについて

弾き語り難易度
ギター
(2.5)
(3.5)
総合評価
(3.0)

初めに総評すると難易度は「普通」です。

ボーカルのファルセット以外に難しいテクニックは歌・ギター共にありません。

よって、初心者・中級者共にチャレンジしやすい楽曲が多いです。

 

ただ、直太朗さんの演奏同様に情景を思い起こさせるだけの表現力を出すのは並大抵ではない。

中々、難易度を一口で切り出すのが難しいアーティストです。

ギター

コード選択も奏法もシンプル。取っつきやすいです。

森山直太朗さんの楽曲にチャレンジするなら、美しいメロディーのバラード曲をやってほしいですね。

 

バラード曲では美しいメロディーをアルペジオが彩ります。

歌を際立たせるために、音と音の繋がりが重要になります。

コードチェンジの際に音が途切れないようにチェンジするギリギリまで鳴らすように意識しましょう。

 

難しいテクニックはないですが綺麗な曲が多い分、鳴っている音が目立ちます。

伴奏だけを録音して違和感がないかチェックするようにしましょう。

ギター伴奏が歌無しで聴けるレベルになると弾き語りも一気に上手くなる

地声の最高音はF~Gの曲が多めと歌いやすいキー設定。

メロディーラインも綺麗なものが多く、リズムも取りやすい。

 

問題はファルセット。コントロールしにくいものが多い。

  • 表声と裏声を瞬時に切り替えることが多い
  • ロングトーンのファルセットがある
  • ファルセットのキーは高い

とまあ、技術的に難しいファルセットが多い。

わかりやすい例は「夏の終わり」。3つとも満たしている。

特にイントロでのロングトーン・ファルセットが一気に難易度を上げている。

ただ、ファルセットが上手くなると息のコントロールが上手くなってボーカルとして色々役立ちます。

チャレンジしてみて損はありません。

 

また、メロディーラインがシンプルな分、相手の心に届けるためには声による表現力が重要。

各メロディーの入り方、語尾の処理などは気を使うべし。

 

メロディーの入りは優しく入るのか、しゃくるのか、ハッキリ出すのか。

語尾についてはヴィブラートで〆るのか、ストレートに伸ばすのか、パッと切るのか。

ご本人も使い分けて歌っています。

雰囲気を作るのに適した歌い方を試行錯誤しましょう。

おすすめのギタースコア

あんまり種類がありません。

難しいコードや特殊な奏法もないので、耳コピするのも良いでしょう。

答え合わせ様にスコアを買っておく…という使い方が望ましいです。

 

おすすめのスコアは代表曲が一通り入っている、「ギター弾き語り 森山直太朗 大傑作撰<花盤>」。

↓が連動しているアルバムです。

良い曲が一通り入っていて、STUDIO SESSIONのDVD付きなので森山直太朗さんをちゃんと理解できる、おすすめの一枚です。

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終わりに

ぎたすけ

森山直太朗さんって知られていないバラードの名曲がたくさんあるんだなぁ。

たけしゃん

綺麗なメロディーラインに表現力豊かな歌声。歌とギターで満足できる素晴らしいミュージシャンだね

森山直太朗さんの解説記事でした!

綺麗なメロディー、表現豊かな歌声。そこに添えられたシンプルなギター伴奏。

弾き語りの1つの完成系と言える素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

 

代表曲しか聞いたことがない方は是非、色んな曲を聴いてほしいですね。

ほんとに知られていないけど、素晴らしい曲が多いアーティストです。