秦基博のギター・ボーカル難易度や使用機材を詳細に解説

ぎたすけ

弾き語りといえば秦さんってイメージだから楽しみだな

たけしゃん

このブログでは秦さんを解説する記事をたくさん書いているけど、改めて弾き語りすと目線で秦基博というアーティストを解説していくよ

ギター弾き語りすとが色んなアーティストを深く知るための弾き語りアーティスト解説シリーズ。

今回は本記事でも度々特集させてもらっている秦基博さんです。

2015年に発表した「ひまわりの約束」で知名度が飛躍的に上がりましたが、弾き語りすとのみなさんなら必ずチェックしているアーティスト。

ギター弾き語りの代名詞になりつつある、秦さんですが使用機材から弾き語りプレイ内容を細かく解説していきます。

秦基博さんについて

  • 1980年生まれ
  • 2006年11月デビュー
  • オフィスオーガスタ所属

キャッチーな楽曲をアコースティックギターでの弾き語りで聴かせる実力派シンガーソングライター。

「鋼と硝子でできた声」と評される、力強さと繊細さを兼ね備えた天性の歌声が魅力。

 

小学校6年生からギターをやり始め、中学から作曲も始め、早いタイミングから音楽に取り組んでいたそうです。

高校生では軽音楽部に入り、大学生になると横浜F.A.Dを中心に弾き語りでライブ活動を開始。

 

2004年にインディーズデビュー。

その後、下北沢CLUB QUEでオーガスタのスタッフさんがインディーズで発売したCDを聴き、ライブを見に来てスカウトされ2006年にメジャーデビュー。

 

影響を受けたアーティストはMr.children、スピッツ、エレファントカシマシなど。

王道J-POPを聴いて育ち、デビュー前の曲作りではディレクターに「おまえは音楽的土壌が薄い」と言われ、ポール・ウィリアムスやサイモン&ガーファンクルを聞かされたそうな。

 

デビューしてからもアコースティックギターを音の主軸に置いており、Green Mindと名付けたアコースティックセットのライブツアーを不定期に開催されています。

楽曲

代表曲は「ひまわりの約束」「アイ」「鱗」など。

パッシングディミニッシュコードを活用したメロディーが秦基博さんの特徴。

上記の代表曲もサビにもれなく入っています。

 

切ないバラード曲が良いですが、鱗やGirlといった爽快感溢れる楽曲も秀逸。

楽曲の爽やかさに伸びのある高音が重なって聴いていて、何とも言えない心地よさが生まれます。

 

曲作りはメロ先が多いそうですが、「僕らをつなぐもの」など詞先のものもあります。

作詞では短い時間を切り取って1枚絵にした風景画のような作品が多いです。

 

デビュー当初はギターを弾きながら作曲することが多かったそうです。

アルバムを出すごとにピアノを使ったり、リズムから作ったり…と試行錯誤して色んな作品の作り方を模索されています。

その影響か、毎回アルバムが出るごとに作風が変わった?と感じることが多く新鮮な気持ちで聴けます。

使用ギター

メインギターはGibson J-45(1967年製) チェリーサンバーストを使用。

L.R.Bages Anthemをピックアップに採用されています。

 

J-45の他にもたくさんのギターを所有しています。

ライブで使用されているサブギターは下記の通り。

サブギター

  • Epiphone Texan
  • Maton EBG808MH

他にもGibson J-50、J-160E、サザンジャンボ、Dove。Martin D-28など、ほんとにたくさん持ってます。

 

ピックアップについてはMatonはメーカーオリジナルが搭載されており、GibsonのギターはAnthemが搭載されています。

昔はL.R.Bages M-1やFishmanのピエゾを使っていましたが、2018年現在はGibsonギターはAnthemで統一されているようです。

 

ちなみにGibsonのヴィンテージギターはサドルを交換しないとAnthemがつけられません。秦さんはサドル交換してAnthemを使っています。

GibsonビンテージギターはピエゾPU装着不可。最適な選択肢は何か?

エレキギター

秦基博さんはアコースティクギター中心ですが、ライブではエレキギターも使用します。

使用されるギターは下記の2本。

  • KAMINARI GUITAR SUNRISE
  • Gibson ES-335(1978年製)

Gibson ES-335はセミアコですが、使い方はアコギに近い。

弾き語りで使っていることが多く、Green Mind 2009の音源で登場しています。

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対して、KAMINARI GUITARはテレキャスタータイプでバンド曲に使用されています。

アコギ用機材

続いて、秦さんがライブで使用しているアコギ用の機材。

ツアーやる毎に変わってしまうのですが、2017年時点の最新情報を中心に解説していきます。

アコギに使用している弦は「John Pearse 80/20」

ナローネックタイプのJ-45とMatonはMEDIUMゲージ。それ以外はLIGHTゲージで使い分けています。

MEMO
ナローネック

Gibsonのヴィンテージギターに代表されるネックが細いギター。通常は42.9mmあたりだがナローネックは40mmくらい

デビュー初期はMartin弦やD’Addario弦を使用していた秦さん。

色々試した結果、John Pearseで落ち着いたそうです。

ピック

使用ピックは秦さんオリジナルピック(トライアングル型 0.6mm)。

オリジナルピックができる前はDragon flyのトライアングル型 0.6mmのピックを使用されてました。

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カポタスト

こちらは公式の情報がありません。

見た目から予想されるのは「Paige ペイジ Capo」。

以前はplanet waves PW-CP-05を使用(こちらは公式に情報あり)。

CP-05は現在販売されておらず、2018年時点での現行品はPW-CP-10です。

プリアンプ

ギターの音を綺麗に増幅させるための機材。

秦さんが使用されているのは「Summit Audio TD-100」

以前は「TD-100」と「L.R.Bages  Venue DI」を使い分けていましたが、ピックアップをAnthemに統一したあたりから「TD-100」に統一されたようです。

SUMMIT AUDIO ( サミットオーディオ ) / TD100

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以前、メインで使っていた「L.R.Bages  Venue DI」はこちら。

チューナー

プロのライブ使用ということでペダル式の「Boss TU-3」を使用。

ちなみにエレキギターは「KORG PB-01」を使っています。

PB-01は生産終了しており、現行品はPB-ADです。

弾き語りについて

弾き語り難易度
ギター
(3.0)
(4.0)
総合評価
(3.5)

秦基博さんはギター弾き語り音源やギタースコアを数多く発売されています。

弾き語りのライブDVDやCDも発売されており、完コピにチャレンジしやすいアーティストと言えるでしょう。

 

総括すると難易度は普通~やや難しめ。

ギターの難易度的には課題曲として初心者から中級者まで非常におすすめ。

…だが、しかし。歌のキーが相当高く、ロングトーンやファルセットなど難しいフレーズが多い。

 

曲のキーについてはカポタストを多用されているので、カポ位置で極力調整しましょう。

歌を完コピするのは大変なので妥協しつつ、曲のレパートリーを増やすことに重きを置いたほうがよいでしょう。

ギター

難しいテクニックはないですが、弾き語りの伴奏として創意工夫がなされています。

難易度も曲によって違うため、1冊のギタースコアで初心者から中級者まで満足できる構成になっているところもグッド。

 

最初の何曲かは一生懸命に完コピを目指しましょう。

何曲かレパートリーが増えてくると、パターンが少しずつ見えてくるのでパターンを覚えるように練習するとなお良い。

覚えるポイント

  • 各キーにおけるコードのチョイス
  • ストロークの引き出し
  • 各キー毎の小技を入れるタイミングとコード

10~15曲くらい、異なる種類の楽曲を完コピするころには弾き語りの基礎は出来上がっているでしょう。

あとは引き出しを増やしていければ、中級者まで辿り着けます。

秦基博さんのギターを完コピする場合は難しいテクニックがない分、運指や音の繋がりを意識しましょう。

秦基博さんを完コピする際に手ごわいのは歌です。

キーが高く、最高音が「HI A~HI B」に設定されている曲が多いです。

厳しい人はカポタストの位置で調整しましょう。

「鱗(4カポ)」など高めのカポで設定されている曲もあるため、調整しやすいです。

 

逆にチャレンジしがいのある曲が多いとも言えます。

特に秦さんの魅力である伸びのある高音を出すためには「ミックスボイス」が必須。

ボーカルを完コピするためには否が応でもミックスボイスを習得する必要があります。

 

また、秦さんは肺活量が半端ではないのでブレスとブレスの間隔が非常に遠いです。

普通の人には無理なレベルのロングトーンが出てきますので、これまた完コピするためには否が応でも肺活量を鍛える必要が出てきます。

 

このようにキーや肺活量で苦しいところが多いですが、歌のメロディー自体はポップで歌いやすいものばかり。

なので、歌いまわしといった技術的なところより「ボーカルとしての体の使い方」をシビアに求められる楽曲が多いです。

おすすめのギタースコア

おすすめのギタースコアは有名楽曲が弾き語りverで入っている「evergreen」。

弾き語りアルバム「evergreen」を本人監修で譜面化した1冊。

 

アーティストのギターを完コピすることは一番成長できる練習方法と言えます。

特に秦基博さんの楽曲は初心者~中級者にかけて完コピする価値が高いです。理由は下記の通り。

  • ギターの基本的なテクニックを網羅できる
  • ボーカルとしての体の使い方を研究できる
  • レパートリーとして使いやすい曲が多い

特に真ん中のボーカルとしての研究が一番おすすめ。

一朝一夕では身につかないので、長い年月かかりますが弾き語りやるなら大事な部分ですしね。

 

また、レパートリーとしても活用しやすい楽曲が多いです。

結婚式の余興に最適な「アイ」、みんな知ってる「ひまわりの約束」、爽やかで万能な「Girl」など。

覚えておいて損はない楽曲がたくさんあります。

初心者・中級問わずにとりあえず、買っておいて損はない1冊です。

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終わりに

ぎたすけ

ふーん。やっぱり、歌が難しいんだなぁ。キー高いもんな

たけしゃん

秦さんの曲ってボーカルとしての基礎能力が必要だから、チャレンジしたくなる曲多いよね

秦基博さんの楽曲を長いこと歌っていると、自然とボーカルとしての基礎能力がつく感じはあります。

僕が正にそんな感じ。

秦さんがデビューした当初から楽曲をコピーしているけど、当時はキーと肺活量が足りなくて歌うのがきつい曲ばっかりでした。

3年ぐらい秦さんの曲を歌い続けたら、キーや肺活量も追いついてきて歌えない曲はほぼなくなりました。

 

特にミックスボイスが安定してきてからは高音で悩まされることが一気に減りました。

ギターもさることながら、ボーカルの課題曲として非常に良いです。

是非、チャレンジしてみてください。