Cafe Dolce Vita(カフェ ドルチェビータ)~ライブハウスレビュー~

ぎたすけ

お、久々のライブハウスレビューだな
JR大久保駅から徒歩3分のカフェ ドルチェビータをレビューしていくよ

たけしゃん

注意
コロナの影響で営業時間・営業スタイルの変更があるかもしれません。現在の状況は直接店舗に問い合わせてください

本日は大久保エリアのライブハウスレビュー。

大久保エリアってバンドの箱はあるものの、弾き語り系ってあんまりない。

けれど、オープンマイク・セッションを盛んにやっている小さなお店は結構あるエリア。

今回のドルチェビータはその、オープンマイク・セッションを毎週開催しているお店です。

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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Cafe Dolce Vita

Cafe Dolce Vita 公式HP

カフェ ドルチェビータは昼はカフェ、夜はライブハウスとして営業しているお店。

JR大久保駅から徒歩3分。

アコースティック形態でライブをやるにはお手頃なサイズ。

グランドピアノが設置されているので、ピアノ弾き語りの方やサポートでピアノが入る場合は候補に入れても良いかも。

会場キャパ

公式HPから拝借した店内図。

このお店は珍しい形でステージと客席がL字型になっています。

両方合わせれば、座りで50名くらいはいけそう。

 

ですが、実際にイベントやるなら右上の客席だけで考えたほうが良いです。

ステージ左の客席はグランドピアノが壁になってステージ上の演者はほぼ見えません。

右上の客席だけで考えるとキャパは35名といったところです。

先日、僕も知人のイベントでライブ出演しました。その時、ちょうどお客さんが35名くらいでびったり満席でした。

40名呼ぶと立ち見がでちゃう可能性が高いです。

価格

公式HPからまとめてみました。

貸し切りの場合は機材使用料が凄く細かく設定されています。

上記の表では、よくある「ギター弾き語り+ピアノ」という編成を基に機材使用料を抜き出しましたが、各機材使用料は下記の通り。

お得なのかもしれませんが、正直料金がわかり辛いってのが本音です。

 

ブッキングライブも貸し切りも相当安い。

ブッキングライブについてはノルマはないし、チャージバックが発生する段階も早い。

MEMO
チャージバックとは
チケット料金の一部を出演者に還元する制度。「1,000円チケットで10枚目から50%バック」であれば10枚以上チケットが売れると以降は1枚につき500円が出演者に支払われる。

続いて、貸し切り。こちらも安いです。

都内の人気ライブハウス「四谷天窓」が土日祝6時間で64,800円。

対してドルチェビータはピアノを使うとして50,000円。

この価格帯であれば都内なら、相当安い方でしょうね。

アクセス

公式HPから拝借。見えづらい!改善してくれ。

JR大久保駅北口を出て左。信号二つ目を左に曲がって、すぐの地下1Fです。

大久保通り沿いだから、そんなに迷うことはないです。

駅から歩いて5分あれば十分着けます。

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レビュー

それでは各項目レビューしていきます。

初めに総評してしまうと、ライブイベントには使い辛い。セッション・オープンマイクの修行の場としては素晴らしい。

理由も含めて、解説していきます。

雰囲気

 

 

こんな感じのよくあるライブハウスってイメージ。

これはステージ左の客席からの視点。

 

 

続いてカウンター。

 

こちらもステージ左にある、カウンターです。

お酒がぎっしり並んでいます。

雰囲気としては可もなく不可もなく。よくある弾き語り系ライブハウス。

客席

※公式HPからお借りしました。

ステージ上から見た客席。ちなみにステージ左の客席はピアノが壁になって見えません。

客席も悪くないんですけど、大きな問題が1つ。

まずは店内図を再度ご覧ください。

これを見るとお気づきになる方も多いはず。

ライブ開始後にきたお客さんは右上の客席に行くためにステージ横を通過する必要があります。

これ、横切るお客さんも演者も客席のお客さんも、めっちゃくちゃ気になります。

演奏中は左の客席にいて、曲と曲の間に移動する人が大半。

でも、気まずいちゃ気まずい。

そして、カウンター(キッチン)もステージ左にあるので右上のお客さんは注文するのも不便。

 

このL字型による問題が、イベントで使い辛い最大の理由。

ハッキリ言っちゃうと、イベントやる時にあえてここ選ぶ理由がないよなぁって話。

ステージ

サイズ的には普通。

ピアノ入れて4名くらいなら問題ないです。

ドラムセットもあるので、バンドでも大丈夫。

モニターの音は聴きやすかったです。

ピアノ内にマイク入れないので、基本はピアノの音量に合わせる感じです。

ちなみにここのピアノは441Hzで調律されています。可能ならギターも441Hzに合わせてチューニングしましょう。

【参考記事】ギターのチューニング周波数は440Hz?441Hz?442Hz?check

その他

  • ステージ左の客席裏にカーテンで区切られた楽屋がある。
  • トイレもカウンター左にあり。普通。
  • レンタルできるアコギはかなり良いのが揃っている
  • 毎週水曜にオープンマイクがある
  • 毎週月曜にジャズセッション、木曜にソウル・ファンクセッションがある

このライブハウスは毎週オープンマイクがあります。

ステージや環境はしっかりしているため、練習場所としては非常に使いやすいです。

また、レンタルできるアコギはMartin D-16、Martin OOO-16と相当良いです。

確か片方はピックアップとしてL.R.BaggsのM-1が載ってました。

仕事帰りなどに手ぶらで寄って歌って帰るのもよいです。

僕も残業ない日にたまに行こうと思っています。

 

まとめ

清潔感   ★★★
雰囲気   ★★★
居心地   ★★★
使いやすさ ★

総合点 50点

MEMO
■清潔感
⇒ 会場全体の清潔感
■雰囲気
⇒ 会場全体の雰囲気
■居心地
⇒ 客席にいる時の居心地
■使いやすさ
⇒ 出演者側の視点での会場の使いやすさ・コストパフォーマンス

総評

L字型でお客さんの導線に難があるのが減点の主な理由。

それ以外で言うと、全部平均的といった感じです。

集客30名未満を見込んでいるなら、料金も安くて良かったんですけどね。

イベントで使うには微妙ですが、オープンマイクに参加するには場所・環境的にも非常に良いです。

修行の場として通ってみるのはいかがでしょうか。

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