プロミュージシャン62名の使用ギターを調べて分析してみた

ぎたすけ

プロが使っているギターって確かに気になるな!知りたいぞ!

たけしゃん

そうでしょ。今回はプロ62名の使用ギターを調べて色んな角度からランキングを作って考察を書いてみたよ
この記事でわかること
  • プロ62名の使用ギター ランキング
  • プロ62名の使用メーカー ランキング
  • プロ62名のヴィンテージギター使用率
  • プロ62名の使用ピックアップ ランキング

はじめに

データをバーンと出す前に趣旨がブレないように前提条件をいくつか書きます。

まず、使用者数を出すために1人1本のメインギターを勝手に決めています。

プロはギターをたくさん持っていて、使用率や使用数の出しようがないからです。

メインギターの優先順位

  1. ライブ使用と書いてあるもの
  2. メインギターと書かれているもの
  3. その人のイメージギター
  4. メディアでよく見るもの
  5. 独断

対象者

選出基準は歌ってギターを弾く人。

弾き語りすとのための情報なのでソロギタリストは対象から除きました。

男性45名、女性17名。

名前メーカー機種名
阿部真央YAMAHACPX-15
井上苑子YAMAHALL-26
イルカMartinD-35
植村花菜GibsonB-25
遠藤賢司MartinD-35
大石昌良YAMAHALS-36
大橋トリオGibsonJ-50
大橋卓也GibsonJ-50
おおはた雄一GibsonLG-0
大原櫻子TakamineSO-70
奥田民生GibsonJ-45
岸田繁GibsonCL-20
草野マサムネMartinD-28
桑田佳祐GibsonDove
小渕健太郎MartinD-45
斉藤和義GibsonJ-45
斉藤誠MartinO-18
坂崎幸之助MartinOOO-18
桜井和寿MartinD-28
佐藤良成MartinO-18
島袋優K.YAIRIBL-132RE
清水衣与吏MartinD-28
スガシカオGibsonアドバンスドジャンボ
曾我部恵一GibsonB-25
高野寛Taylor712カスタム
高橋優GibsonDove
竹原ピストルYAMAHAFG-200
玉置浩二MartinD-1
CharYAMAHAL-51
土屋公平GibsonSJ-200
仲井戸麗市GibsonGOSPEL
長澤知之HeadwayHD-115
長渕剛TakamineNTP-012
なぎら健壱MartinD-35
新山詩織FenderPM-1 Deluxe
野田洋次郎GibsonJ-45
秦基博GibsonJ-45
ハナレグミK.YairiWY-1
馬場俊英Gibsondove
福山雅治Taylor814ce
藤巻亮太GibsonJ-45
藤原さくらMartin000C Nylon
藤原基央GibsonJ-45
星野源GibsonJ-45
ホリエアツシGibsonJ-200
堀込高樹GibsonJ-45
堀込泰行MartinD-18
MADOKAYAMAHAAC3M
見田村千春GibsonDove
宮田和弥GibsonJ-45
miwaGibsonJ-45
森恵GuildD-55
森山直太朗MartinD-18
森山良子Martin00-45S
矢井田瞳YAMAHALJ-66 Custom
山崎あおいYAMAHAAC-3M
山崎まさよしGibsonSouthern Jumbo
山下達郎GUILDD-50
山本彩MartinD-28
YuiFenderGA-45SCE
ReiGibsonLG-2

使用ギター数ランキング

それでは前述の対象者62名から使用ギターを数えていきまして…。

2名以上使用者がいたギターをご紹介します。

ギター使用数ランキング

  1. Gibson J-45 9人
  2. Martin D-28 4人
  3. Gibson Dove 4人
  4. Martin D-35 3人
  5. Gibson B-25 3人
  6. Gibson J-50 2人
  7. Martin D-18 2人
  8. YAMAHA AC3M 2人


予想通り(笑)

トップはダントツで「Gibson J-45」でした。

J-45がメインと判定した方は下記の通り。

J-45使用者

  • 秦基博
  • 星野源
  • miwa
  • 堀込高樹(キリンジ)
  • 宮田和弥
  • 斉藤和義
  • 野田洋次郎(RAD WIMPS)
  • 藤原基央 (Bump Of Chicken)
  • 藤巻亮太(レミオロメン)

以上。

ただし…、実際はここまで大差はなかったかな。

 

というのも上記の結果はあくまで「ライブ使用ギター」を優先しているからです。

ライブはGibson。レコーディングはMartinって方が非常に多かった印象です。

 

その観点も含めると、やはり「J-45」「D-28」がとにかく強かったイメージ。

また、メインと判定されなかったけど、どちらかを持っているって人の割合も相当多かったです。

 

その一方で意外な奮闘を見せたのが「Gibson Dove」。

使用者として判定したのは下記の方々。

Dove使用者

  • 高橋優
  • 馬場俊英
  • 見田村千春
  • 桑田佳祐

他にも所有している人は結構いた印象。

秦基博さんも所有しています。

 

あと、「Gibson J-50」も使用者は2人だけど持っている人は結構いた。

星野源さん、秦基博さん等。

 

やっぱり、GibsonとMartinの2強というイメージが一層強くなってしまいました。

続いて、メーカー別使用人数へ。

メーカ別使用者数

続いてメーカー別使用者数に行きます。

メーカー別使用数ランキング
  1. Gibson  27人
  2. Martin  16人
  3. YAMAHA 8人
  4. Taylor 2人
  5. Takamine 2人
  6. Guild 2人
  7. Fender 2人
  8. K.Yairi 2人
  9. Headway 1人

これもワンツーは予想通り。

レコーディングメインのギターで考えるとGibsonとMartinが同等といったところ。

 

Taylorが思ったより低いですね。

所持率は非常に高かったのですが、メイン認定される人が少なかった印象です。

 

3位はYAMAHA。

若手女性の使用者が圧倒的に多いです。

 

あと、ギタリスト色が強い人が使っている印象です。

YAMAHAの使用者はこちら。

YAMAHA使用者

  • 大石昌良
  • 竹原ピストル
  • Char
  • MADOKA(たんこぶちん)
  • 阿部真央
  • 井上苑子
  • 矢井田瞳
  • 山崎あおい

女性の方は全17名で内5名がYAMAHA。

ちなみに女性で絞ってメーカー別使用者数を記載すると下記の通り。

メーカー別使用数ランキング(女性)
  1. YAMAHA 5人
  2. Gibson  4人
  3. Martin 4人
  4. Fender 2人
  5. Takamine 1人
  6. Guild 1人

なんとYAMAHAがトップ!

しかも、上記のランキングではYuiさんはFenderでカウントしている。

実際、後期はYAMAHAをメインで使っていたことを考えるとYAMAHA使用者は6名。

 

実に3割の女性アーティストがYAMAHAを使用していることになる。

更にmiwaさんもサブでYAMAHAのLL36持ってたりと、若手女性アーティストの支持が非常に高いことがわかります。

 

もう少し、YAMAHAについて掘り下げてみましょう。

機種別で見てみると…。

YAMAHA使用者

  • AC3M…山崎あおい、MADOKA
  • LL26…井上苑子
  • LL36…miwa
  • LJ-66 Custom…矢井田瞳
  • CPX-15…阿部真央
  • LS26…Yui
  • LS36…大石昌良
  • FG-200…竹原ピストル
  • L-51…Char

見事にバラバラ。

ちなみに2名使用者がいるYAMAHAのAC3Mは価格帯的にも機能的にも凄くいいですね。

 

プロの使用者が複数いるのに10万ジャストくらいの価格帯。しかも、エレアコ。

本格的にプロ目指す人も、軽音楽部で弾く人にもおすすめできる万能機種です。

あとはやっぱり、多いのがYAMAHAのフラッグシップモデルの「Lシリーズ」ですね。

LSがスモールサイズ、LLがドレッドノート、LJがジャンボって位置付け。

 

大石昌良さんとかテクニカルなプレイが多いのでLSモデルが使いやすそうで、ちょうどいい感じです。

ヴィンテージギター使用率

こちらも興味がある人は多そうなお題。

ヴィンテージギター使用率。

 

ただ、残念ながら年代まで情報がある人は全然いない。

「年代記載が合った人」と「機種からヴィンテージがどうか判断できる人」のみでデータを取ってみました。

ちなみにヴィンテージとして認定したのは1970年代以前に作られたギターです。

 

そして、ヴィンテージギターを使っていた人の割合というと…。

47.4%(38人中18人)!

 

ふむ。まあそんなもんか。

メーカー別で見てみましょう。

メーカー別ヴィンテージ使用率
  1. Gibson  85.7%
  2. Martin 75.0%
  3. YAMAHA 28.6%

こんな感じで極端。

ヴィンテージを使っている人がいるのは上記の3メーカーのみ。

YAMAHAはCharさんのL-51(1975年製)と竹原ピストルさんのFG-200がヴィンテージ扱い。

MEMO
竹原さんのFG-200は何年製か不明ですが、この機種は1972年~1976年しか製造されていません。

双方ともにヴィンテージギターを買ったわけではなく、ずっと使い続けて勝手にヴィンテージ入りしたという粋なパターンです。

 

更に細かく掘り下げていくと、GibsonとMartinを所有している人はほぼヴィンテージ。

そしてヴィンテージギター使用者は全員30代以上であった。

MEMO

年齢は2018年現在です。

ちなみに30代以降でヴィンテージではないGibson、Martinを使っているのは高橋優さんとミスチルの櫻井さんのみ。

 

そもそも、今回の対象者で見てみると20代の使用者でGibson・Martinがメインの人は10名中3名(山本彩さん、藤原さくらさん、Reiさん)

30代以降に比べると割合が減っています。

実際にアマチュア層を見ても20代の人は「Taylor」「Takamine」の人が結構いるイメージ。

 

ちなみに今回対象アーティストを20代で絞ると、実はYAMAHAが10名中4名で使用率トップ。

でも、アマチュア層だとYAMAHAってあんまりいないんですよね。

なんかこうやってデータ取ってみるとYAMAHAが意外な立ち位置なことに気づく。

ピックアップ

最後の章はピックアップについて。

これまた、情報が意外とないんですよ。

 

…ピックアップをつけていることがわかったのは29本。

MEMO
対象本数が少ないことから、本項目だけは1人2本まで対象としました

その中にはもちろん、初期装備のエレアコも含んでいます。

あと、「フィッシュマンのピエゾ」のように機種名わからない人もカウント。

ちゃんと型番書いてあることは結構少なかった。

ピックアップ使用者数
  1. 初期装備  11名
  2. L.R.Bages Anthem 5名
  3. L.R. Bages M-1 4名
  4. Fishman ピエゾ 3名
  5. メーカー不明ピエゾ 3名
  6. Fishman Matrix Blend 2名
  7. M-factory ♯202 1名

こんなところ。

やっぱり、初期装備が多かったです。

Gibson、Martinが後付。ほかのメーカーは大半が初期装備のエレアコ仕様という感じ。

 

後付けではピエゾはFishmanが多かったですね。

逆にL.R.Bagesは「Anthem」と「M-1」以外は該当者なし。

 

初期装備品についてはピエゾのコンタクトPUが多かった印象です。YAMAHA、Taylor、Matonとかがそれ。

 

最近はプロ・アマ問わずにAnthemの使用者が多いです。

万能で音質も良好であるためオススメのピックアップです。

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終わりに

最後に62名のアーティストのアコギを見たまとめ。

  • やっぱり、GibsonとMartinが多い
  • 女性中心にYAMAHA使用者が多かった
  • ピックアップは初期装備が多かった

ぎたすけ

やっぱり、GibsonとMartinなんだな。予想通り。

たけしゃん

でも、調べてみると20代中心に色んなメーカー使う人が増えてきたよね。特に若手女性のYAMAHA支持は少し意外だったよ

YAMAHAが意外と強いんだなぁという印象が強く残った調査結果でした。

 

そして、プロってギターいっぱい持ってんなぁと感じました。

30代の人だと5本以上持っている人ばかり。羨ましい限り…。

 

本調査で1番よかったのはYAMAHAのAC3Mというエレアコを知れたこと。

10万くらいの価格帯でプロ使用者が複数いるって、ほんとにポイント高い。

プロ目指している学生さんや趣味だけど割と本気でやるって人のニーズにドンピシャなんじゃないかな。

 

僕も今度、試しに弾いてこようかなと思う。むしろ記事書くために買っちゃおうかなと考え中。

こういった調査って面倒だけど、発見が色々あってよいですね。

またなんか違った視点で調査して記事にしようと思います。