フリーランスとサラリーマンについて双方のメリット・デメリットを比べてみる

たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はフリーランスとサラリーマンについて。

僕は最終的にフリーランスになりたいと思っていますが、現在はバリバリのサラリーマン。

SNS見ていると脱サラしてフリーランスになった人が、その良さを前面に語ってサラリーマン時代の話をこき下ろしているのを見かける。

それもそれで極端な話過ぎて嘘くさいというか本当かな?って思っちゃうんですよね。

特に「フリーランスで生計建てている人」のビジネス的なターゲット層って「フリーランスを目指している人」なことが多いので、そりゃ良い事しか言わないよね。と思うわけです。

僕自身も営業やっているから、気持ちは物凄くわかる。そして良い事しか言わないのは悪い事でも何でもないとも思っている。だって、商売なんだからさ。

ただ、目指している側とすると良いところも悪いところも知りたいわけで現実的に考えて記事を書くことにしました。

比べるにあたって色んな人に聞いてみましたが、ミュージシャンってフリーランスや兼業でやっている人が多いので、リアルな意見が聞きやすい立場でもあるかもしれませんね。

1. サラリーマンとフリーランスの定義

大体、わかっている人が多いと思いますが、一応それぞれの定義を簡単に。

会社に所属している人と個人事業主って感じで漠然と分けて話をしているから、実はしっかり確認するのは僕も初めて。

1-1. サラリーマン

サラリーマン(英: office worker / 和製英語: Salaryman)とは、日本における会社員(正規雇用)を現わす用語で、民間企業に勤める給与所得者のうち、役員や専門職(医師・弁護士など)を除いた者である。通常はホワイトカラーの職務に就いている男性に対して使われ、女性の場合には「OL」という用語があてられる。また、国語辞典にはサラリーマンを、「給料で生計を立てている人」・「給料取り」・「勤め人」などと解説している例もある。

-wikipedia-

ちなみに文章内に出てくるホワイトカラーってのは背広やネクタイして頭脳労働する人って意味。対義後的なものはブルーカラーで作業着などで肉体労働する人。

いわゆる会社勤めのビジネスマンってやつ。

会社に所属して、定められた就業規則や人事制度に則って給料が支払われる人って言ったらいいのかな。

最近は会社勤めでも、フリーランスに限りなく近い人もいてよくわからんところもある。

1-2. フリーランス

フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。略してフリーと呼ばれる。

-wikipedia-

ふむ。会社や組織に専従していないってのがミソですか。

会社に所属しながら副業的な感じでフリーランスやっている人もいますからね。なるほどね。

企業から請け負った業務を実際に遂行する人をフリーランサーと呼ぶ…となるとブロガーみたいな方々は定義に入っていなそうですね。

このへんは時代が目まぐるしく動いているから言葉が時代に完全に追いついていない…ってところですか。

2. 比較してみる

それでは具体的に比較してみましょう。

それぞれの特色を並べた後で考察を…って流れで進めていきます。難しいのはフリーランスは自由度がとにかく高いので、特定条件で納められないってことです。

当たり前だけど、いわゆる成功事例だけ語ればSNSでよく見るようにサラリーマンってやる価値ないね~みたいな話になっちゃいます。

けど、大半の人はそんなわけない。むしろ、サラリーマン時代に戻りたいって言っている人も多いので、そんな意見も入れながら比較していきます。

2-1. サラリーマンのメリット

  • 雇用が比較的安定している
  • 成果に関わらず一定の所得を得ることができる
  • 国の制度上、優遇されている
  • 世間的な信頼度が高い
  • 何も考えなくても仕事が回ってくる
  • 規則に縛られるので自分が怠惰でも規則正しく働ける
  • 会社の信頼を使って大きい仕事がやれる
  • 事業で失敗しても会社が責任を取ってくれる

こんなところですか。条件だけ見ると、やっぱりサラリーマンって強いなと感じてしまう。

「成果に関わらず一定の所得を得ることができる」「何も考えなくても仕事が回ってくる」ってあたりを羨ましがるフリーランスの人は多いですよねぇ。

フリーランスは自力で仕事取ってこれなかったら、すぐに収入源なくなりますからね。

サラリーマンだと「業績評価」ってやつで月給やボーナスに差がつけられるものの、年功序列で歳取ればグータラ社員でもそれなりの額がもらえるってのはありますからね。

また、国の制度上で優遇されているってのも強いです。年金とか福利厚生面ですね。

フリーランス向けにも少しずつ制度や仕組みが出来始めたので今後に期待したいですが、まだまだ差が大きいです。

信頼度についても同様かなぁ。少しずつフリーランスも認知され始めましたがクレジットカード作る、家借りるって時は不利。

そして婚活する人だとフリーランスって言っただけで対象外ってみる女性は相当多い気がします。この辺は右習えの人が多いお国柄って感じもしますね。

2-2. サラリーマンのデメリット

  • 成果を出しても上がり幅は一定
  • 集団行動に合わせなければいけない
  • 浅く広く知識を身に着けていかなければならない
  • 個々の力より集団をまとめるマネジメント力が重要視される
  • 転勤とかあるので人生設計し辛い
  • 自由度が低い

こんなところですか。一言で言うと夢がない。

サラリーマンのメリットがそのままデメリットでもあるんですよねぇ。

自主性がある人だと成果を出しても給与の上がり幅がある程度一定化されているところだったり、働き方が規則で縛られているところが凄くデメリットに感じるのです。

浅く広く知識を身に着けるってのもサラリーマン独特な感じがしますね。

フリーランスだと逆に深く狭い知識が有効だったりするのですが、サラリーマンは上に行けば行くほどマネジメント力が高いオールマイティーな人が重宝されるんです。

正に将棋のイメージですよ。

専門家ってどこまでいっても香車であって、一方向には無限に進めるけど端っこに飛ばされて。
結局「王将」の右腕になるのは「金」みたいに1歩ずつだけど、ほぼ全方向に進めるオールマイティーな人なわけです。

そこが一番つまらん。
香車って本当に魅力的だけど、サラリーマンだと肩身が狭いタイプにしかなりません。

2-3. フリーランスのメリット

続いてフリーランス。

  • 時間の使い方が自由
  • 仕事を選べる
  • 働く場所も自由
  • 専門家が評価される
  • 結果を出せば出しただけ収入が上がる
  • 不要な人付き合いを減らせる

メインのメリットはこんなところですか。

とにかくフリーランスは自由というのが強み。働く時間・内容・場所など全てを自分で選べる。

都内で働いていると通勤距離って本当に無駄でストレスの溜まる時間ですが、フリーランスなら自宅でも仕事できるし、無縁でいられる。

通勤どころか山奥引っ越して仕事している人も多いくらいです。

昨今は育児だったり、介護だったり…旧態依然のままになっている労働環境や法律と現実が乖離してプライベートと仕事を両立することが難しい状況になる人が増えています。

そうした背景から「働き方改革」といった言葉をよく耳にするようになったわけですが、フリーランスはその最先端ともいえるもの。

育児・介護をこなしながらフリーランスで生計建てている人もいるし、専業主婦の方がサラリーマンより稼いでいるなんて状況すらあります。

2-4. フリーランスのデメリット

  • 収入が不安定
  • 結果を出せないと厳しい状態になってしまう
  • 社会制度がついてきていない
  • 怠惰な生活習慣になってしまう

こんなとこですか。

フリーランスのデメリットは「収入が不安定」というところです。
収入のジェットコースターなどと呼ばれていますが、月収100万稼いだ人が翌月は10万円まで落ちる…なんてことも珍しくない世界です。

「収入が不安定」なことによる不安は半端じゃないらしいですね。夜も眠れない時期があったってみんな言います。

そして、収入が不安定な要因として「結果を出せないと厳しい」というのが前提にあります。

自由があるというのも、結果を出せている人の話です。フリーランスで稼げていない人には自由なんてありません。

食べていけないわけですから、仕事を選んでいる場合じゃないし、生きていくためにアルバイト等しないとですから時間もサラリーマン以上にありません。

結局、サラリーマンが副業でやっている状態よりも苦しい状態になるわけです。

他にも社会制度が追い付いてないので、年金や社会保険といった点ではサラリーマンより不利ですし、世間の信頼度も低いのでクレジットカードや住宅ローンの審査は厳しくなります。

最後の怠惰な生活習慣という点も羨ましい話ですが、サラリーマンを辞めて完全フリーランスになると時間を持て余してダラダラしがちです。

会社員と違ってフリーランスだと自分の好きなようにできるので、そうなるとよほど自己管理ができる人じゃないと怠惰になっちゃうのは当然です。

3. 結局どっちがよい?

メリット・デメリット並べたところで僕が考える結論。

結局、どっちがいいんだ?ってお話について。

3-1. 9割以上の人はサラリーマンが良い

大半の方はサラリーマンのほうが良いです。
サラリーマンやりながら副業するくらいが一番精神的にも生活的にも安定していてよいでしょう。

フリーランスでやりがい持って幸福にやっていける人って、相当能力高い人だけです。

フリーランスってサラリーマンよりも遥かに資本主義な世界ですからね。

「フリーランスで生計建てている人」のターゲット層は「フリーランスを目指している人」ってところとか正に弱肉強食の世界。

大半の人はフリーランスになっても自己管理できずに業績も上げられず、食べていくのに困った結果、アルバイト等と兼業してサラリーマン時代よりも自由も金もなくなることでしょう。

フリーランスの良さを説いている人ってごく一部の成功者だけです。

3-2. 残り1割の猛者はフリーランスが良い

逆に営業力もあり、専門性もある天から二物与えられたような猛者はフリーランスの方が良いです。

最近はベンチャー企業など増えているから一概には言えないけど、まだまだサラリーマンって旧態依然なところが多い。

つまりは決められた枠の中でしか評価されないって文化。

猛者にとってみれば、無理やり枠に入れられているようなものですからね。

そりゃ、フリーランスで完全成果主義の場に出たほうがメリットありますよ。

ただ、そんな素晴らしい人は本当に全然いない。自分の会社見渡しても100人に1人もいない。

そして、大抵そんな人は会社の仕事も人並み以上にこなしながら、こっそり副業で成功したり出来ていることが多いので、わかりやすかったりもする。

4. まとめ

  • サラリーマンは不合理なところ多いけど、誰でも一定収入を得られてやっぱり強い
  • フリーランスは自由で魅力的だけど、弱肉強食の世界。
  • 普通の人はサラリーマンでいた方が良い。逆に猛者はフリーランスが良い。

こんなところ。

僕が自身で思う結論だと会社辞めるには「副業で収入が月20万円くらいまで育てる我慢強さは必要」だとは思う。

正直、サラリーマン辞めたくてそんなところ行くまで待ちきれないんだけど(笑)

サラリーマンの人事評価制度も広い視点で見るとよく考えられているんだよね。

本当に実績そのまんまで10段階評価をつけると、1割の人が「8~10」。4割の人が「5近辺」。5割の人が「1~3」。このくらいじゃないかと思う。

大きい会社ほど、「1~3」の5割の人達を「5」に引き上げることを頑張るわけで、実際にそれが一番成果が高いとも思う。

大体、どこの会社の人事制度も下の人達のモチベーションや目標管理をできるように設計されている。

上位1割の人間は人事制度なんてなくても対価が支払われればモチベーション維持や目標管理なんてできるわけです。

そして、「フリーランスになる!」と考える人が一番多い層は「1~3」の人。

そうなると独立しても失敗する人の割合が多くなるわけで世間一般的には「フリーランスなんて無謀だ」って話になるんですよね。

僕自身もフリーランスになりたいけど、生き残れるだけの実力があるかは今後ブログを通して客観的に見ていこうと思っています。

僕自身もまだまだ旧態依然な考えたが根付いてしまっているので、今後の活動を通して今回書いた考え方が全然変わるような景色が見れるといいなぁ。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。