書籍「自律神経が整えば休まなくても絶好調」をレビューする

たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は書籍レビュー。
サラリーマンやりながら副業を頑張るようになってから一層の事、体調と精神的な安定に意識を置いています。

仕事を2つこなすためには「時間管理」「体調管理」が非常に重要と感じるからです。

その「体調管理」の中でも重要視しているのが「精神的な安定」です。

僕は周りから見れば精神的に安定しているタイプだと思います。基本落ち着いてるせいか、よく言われる。

でもそれって、表に出さないだけで自分自身の中ではモチベーションの上がり下がりはさすがに多々あるわけです。

モチベーションが下がっている時や無気力な時に根性とか強靭な精神力ってやつで乗り切ろうと思っても、一時的にはできても長期的には絶対無理。

だから、下がる時が極力ないように常に一定に保ちたい…ってのが基本の考え。

そうやって一定に保つためにどうしたらいいか?…って考えた時に気にし始めたのが「自律神経を整える」ってこと。

自律神経のバランスで精神が浮き沈みするらしい…なら自律神経を安定させれば常に一定のモチベーションで仕事に取り組めるのではないか?

…で本書を読むことに。読んだ感想を語る。

1. 概要

まずは本の概要から。

自律神経研究の第一人者が「休み下手」な日本人に直伝!
効率的な時間の作り方と休み方

なぜ「きちんと休めない」のでしょう。「仕事が終わらないから」「みんなが残業している中で休める雰囲気ではないから」。こうしたことを言っているうちは、本当に質のいい休息を手に入れることができません。なぜなら、休みは与えられるものではなく自分で探すものだからです。さらにもう一つ考え直してほしいのが「休息」の内容そのものについてです。ぐっすり眠ったり、旅行にいったり、のんびりしたり……しかし、本当はもっと多彩な休み方があり、それを見逃しているために充分に休むことができていないだけなのです。(「はじめに」より)。

はじめに 「休めないのは自分のせい」と気づけばすべてが変わる
第1章 休息は「動かない」ことではない
第2章 この発想で時間をつくりだす
第3章 自分の時間をどう過ごすか
第4章 効果絶大な休み方のコツ

-Amazon商品紹介ページより-

基本の流れとしては休み方を考えて、自律神経を整えようって感じですか。

確かに休息時間をたくさん取れば元気になるか…?というとそんなことはない。

むしろ、適度に働いている人よりも無職の人の方が精神的に病んでいたり、疲れていることが多いって印象。

休息は量より、質であることは日頃から肌で感じてはいる。

タイトルと各章の見出しをみると読みたくなるようなうまい造りになっている本です。

2. レビュー

それでは本書のレビューへ。
僕自身、本書を読む前から自律神経を整えるための勉強や時間の作り方については物凄く考えていることもあり、本書には興味津々であっと言う間に読み終わりました。

2-1. 発想の転換

本書では何か特別なことを実行するというよりは発想の転換について書かれていることが多いです。

「休息と思っていないことが考え方ひとつで実は休息になり得る」

この発想が多々出てきます。
いつもは「やらなければいけないこと」と思ってやっている家事であったり、雑務であったり。

そういった細かい雑務が実は考え方とやり方1つで休息となり、ストレスの発散であったり、体や脳の休息になる。

なるほど…。
これなら特別な事をやる必要はないし、雑務が溜まって「やらなきゃ…」と考えるストレス自体がなくなるから一石二鳥。

そして、こういった発想の転換の大元になるものが第一章のタイトルにもなっている休息は「動かない」ことではないという考え方。

自律神経を整えることで調子を安定させる…という主目的からいくと、発想を変えるというやり方は実に合理的で効果的です。

また、日常を大きく変えることなく少しずつ変わっていけるので取り入れやすいのもポイントが高いです。

2-2. 考え方が少し極端

本書では発想の転換や時間の作り方のポイントがたくさん登場します。

当たり前のようで、効果的な内容がたくさん入っています。
その一方で考え方が少し極端ではないか?…と感じることが出てきます。まあ、人によるんでしょうけど。

具体的には「喋らない」とか「つるまない」といった話。

まあ、ほどほどに…という表現で書かれてはいますが「サラリーマンやっていると難しいよなぁ」と思うことが結構多いです。

筆者の方はお医者さんだそうですが、フリーランスに近いのかな?と感じます。

フリーランスの方がよく言う効果的な取り組みと同じようなことを書いている印象を受けます。

本書を読んでいると日本のサラリーマンって無駄なことが多い。そして、変な強制力があって合わせないと批判の対象になるとかくだらないなぁと改めて思ってしまう。

「やれる範囲でやってみましょう」って書いている通りで全部実行する必要はないし、参考になるもので自分の生活に合うものだけ取り入れればいいだけの話なんですけどね。

2-3. お手頃

本書の価格は新書(本)で880円、Kindle版で815円と求めやすい価格設定です。

その分、ページ数も少なく176ページ。数時間で読み終えてしまう量です。

僕自身も通勤電車(片道35分)の行きと帰りで読んでいましたが3日くらいで読み終えました。

分厚いと中々内容がすっと入ってこないので、このくらいの価格と量でパッと読んでしまえると、すぐに実行に移せるので良い感じですね。

「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、正にその通り。
本を読むのに1か月かかっていると、その間にモチベーションが下がってきちゃいます。

スマホやタブレットを多用している方は思い立った時にKindle版を買ってすぐに読んで実行してしまうとよいでしょう。

3. まとめ

  • 発想の転換で日常の作業を休息に変えるノウハウが書かれている
  • 取り入れにくい内容もあるため、参考に読んで取り入れるものは自身で取捨選択するのがよい
  • 値段も量もお手頃で、とりあえずで読みやすい

こんなところ。
正直、既に実践していることが多くて新しい発見はほとんどなかった。

逆に自律神経を整える系の1冊目として考えるとコンパクトに必要な要素がまとまっており、オススメです。

読んでいて感じたことは日本社会だと成果よりも、とかく「付き合いの良さ」や「周りとの調和性」みたいなもんが重視されるけど、それを重視していると無駄に疲れるってこと。

そういったしがらみから抜け出せば自律神経も整うし、精神的に安定できる。結果的に仕事の効率や質も上がる。本書ではその点にも触れている。

ただ、本書に書かれていない重要点はサラリーマンだとしがらみから抜け出すと、いくら結果出しても出世できなくなるということ。

副業とかやる人に向けてはバッチリな本です。

サラリーマン業ではしがらみから抜けて、精神的に安定した状態で限られた時間で結果を出す。その上で副業も頑張る。

しがらみから抜けることでサラリーマンとして大成はできなくなるけど、結果出してりゃそこそこは出世する。そして、副業側は効率的にどんどん育つ。

パラレルワーカーやフリーランスを目指すなら、本書の考え方はガッツリハマりますので読んでみることをオススメします。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。