練習スタジオは3つの目的で利用し、カラオケや自宅練習とは差別化しよう

たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は練習スタジオでの練習について。

都内だと自宅で練習すると苦情もくるし、練習スタジオがそこら中にあるので普段から使用する人もいるのではないでしょうか。

でも、練習スタジオは個人練習でも1時間あたり600円~700円とどうしても割高。普段はカラオケボックスで練習しているという人も多いです。

しかし、普段はカラオケボックスでも、利用する内容・目的によっては練習スタジオを活用することをお勧めします。

練習スタジオは高いけど、スタジオでないとできないことがあります。

今日はそんな練習スタジオでないとできないことを具体的に3つご紹介していきます。

この記事を読んで、練習スタジオとカラオケ等を使う日でやる内容や目的を差別化することで効率的かつ低コストで必要な練習ができるようにしましょう。

1. 練習スタジオの設備

まずは練習スタジオの設備から。
カラオケボックスや自宅で練習する際と何が違うのでしょうか。

1-1. 音響設備

まず違うのは音響設備です。
カラオケとは異なり、練習スタジオにはライブハウス同様にミキサーが置いてあります。

こんなの。

実際にライブハウスで演奏する際もアコースティックギターの場合はマイクで音を拾うか、DIという機材にエレアコを接続して上記のミキサーにギターの音を送るのが一般的です。

ライブハウスでの環境についてはこちらの記事を参照してください。

ライブハウスで弾き語りするために知っておくべきこと

2016.02.17

練習スタジオにDIは置いてありませんが、直接ギターとミキサーを繋げばライブハウスとほぼ同じ環境です。

マイクもこういったミキサーから繋いで音を出します。

1-2. マイクスタンドや譜面台がある

そのまんまですが、マイクスタンドや譜面台があります。

ギター弾き語りで演奏する場合はマイクスタンドは必須。譜面台はないほうがいいけど歌詞や楽譜見ながら演奏するなら必須。

カラオケだと大半は無線のマイクを手で持つしかありません。

また、ギターをマイク録りしたい場合も自分でマイクスタンドを使ってマイキングすることもできます。

1-3. 静か

さすがにバンド練習しているとわずかに音が聞こえてきますが、基本は防音されているので静かです。

カラオケだと隣の部屋の音がガンガン聞こえてきますが、そこまでではないです。

特に隣の部屋も同じようにアコギ弾き語りの方だと、ほとんど音が聞こえてきません。

こういった静かな環境って自宅以外は中々作れないので、実は貴重なのです。

2. スタジオの有効活用

それでは具体的なスタジオの有効活用について。

ずばり、練習スタジオでないと実行が難しいのは下記の3点です。

  • ライブ本番の段取りを確認
  • 演奏のリハーサル
  • レコーディング(人による)

この3点について、なぜ練習スタジオでないとダメなのかやスタジオ利用時のポイントを掘り下げていきます。

2-1. ライブ本番の段取りを確認

ライブハウスでライブをやる。
当日、ミスしないように練習するのも大事ですが、同じくらい本番で焦らないことが肝要です。

必ず練習スタジオでなるべく本番に近い環境で段取りを確認しましょう。

基本、アマチュアのライブでは楽器のセッティングやマイクの位置調整などは全部自分で行います。

実際に自分で行えるように試してみましょう。わからないことはスタジオの店員さんに聞けばオッケーです。

リハーサルでライブハウスの店員さんに聞くでもよいですが、リハーサルは前後の人も待って行って時間があまりありません。

時間にも余裕がある練習スタジオでわからないことはガンガン聞きましょう。

スタジオでのリハーサルで気を付けることは下記の通り。

  • マイクスタンドの調整
  • ギターの接続(エレアコ時)
  • ギターシールドの置き場所(エレアコ時)
  • 譜面台の位置(使う場合)
  • 水を置く場所(水を持っていかない場合不要)

基本的なことばかりではありますが、一つずつ簡単に解説。

■マイクスタンドの調整

マイクの位置を確認して、どの位置にするか決めましょう。

この手順をやっておかないと、本番慌てて演奏を開始して口元にマイクが来ない…といった初歩的なヘマをやりがちです。

また、マイクスタンドのネジをちゃんと締める工程もやりましょう。
これまた、本番で慌ててセッティングして緩く締めてしまい、演奏中にマイクが落ちてしまうというパターンもやりがち。

ちゃんとチェックする項目を定めて本番さながらで実行する癖をつけましょう。癖にすれば本番も忘れずやります。

■ギターの接続(エレアコ時)

本番はエレアコはステージ上に置いてあるDIに挿します。
練習スタジオにはDIが置いてあることはあまりありませんのでミキサーに接続して音を出してみましょう(詳しくは後述)

続けてギターシールドの置き場所についても解説しちゃいます。

これはギターシールドの長さの確認と余りのシールドをどう扱うかです。
長さは3mあれば大丈夫なはずですが、3mだと多少余ります。5mだと結構余ります。

この余ったケーブルをどのようにどこに置くかを決めておきましょう。

慌ててセッティングして自分の立ち位置にばら撒くと危険です。転んでしまう可能性もあるし、足をひっかけてケーブルをぶっこ抜く可能性もあります。

さすがに上記の事例はあまり見かけませんが、MCの時間に邪魔でケーブルを蹴ってどかす…という風景はちょこちょこ見かけます。

見ていて気持ちのいいものではないので事前に邪魔にならない場所を決めて、まとめておくとよいでしょう。

■譜面台の位置

譜面台置く場合限定のお話です。
自分が譜面台を見やすい位置ってのはすぐわかるので良いでしょう。ギターとぶつからない位置に設置しましょう。

ここで気にするのは譜面台を見ている自分がどう見えているか?です。

置かないに越したことはないですが、設置する場合については例えば…。

  • お客さんに自分の顔が見えているか
  • 譜面を見る際の目線が下方に行き過ぎていないか

などです。
自分が見えやすい位置ばかり気にして左右どちらかのお客さんからは譜面台が被って顔が全く見えない…ということがないようにしましょう。

また、録画して自分の演奏を見直すとわかりますが譜面台が低い位置にあると目線が常に下方に行って見栄えが悪いです。

調整して気にするようにしましょう。

そして、マイクスタンドと同様にネジはちゃんと締めましょう。本番中に譜面台が崩れて演奏が止まる…というのは避けましょう。

■水を置く位置

単純に演奏中に蹴飛ばして、どっか行くことがないようにしましょう。

気の利いたライブハウスだと物を置くための小さい丸机とか、丸椅子を用意してくれるので、そこに置くのもよいでしょう。

そういったものがあるとは限らないので、どのあたりに置いておくかを決めておきましょう。

2-2. 演奏のリハーサル

前章ではライブの演奏準備、段取りについて書きましたが次は実際の演奏です。

練習スタジオで試しておきたいのは下記の点。

  • マイクから口が外れないようにする
  • 演奏している時の姿を見る
  • ギターの音を確かめる(エレアコ時)

カラオケなどで練習していても気が付かない点を中心に書きました。それでは一つずつ簡単に解説。

■マイクから口が外れないようにする

これ、ライブ初心者にありがちな初歩的なミスです。

ギター演奏をしながらだと、左手を見るために口がマイクから外れます。

外れると歌の音量が一気に下がるので歌詞が飛んだような状態になります。

ちゃんと本番に近い環境で演奏してみて、左手を見る際も口がマイクから外れないような見方ができるようにしましょう。

■演奏している時の姿を見る

演奏している時の自身の立ち居振る舞い見るのも重要です。

変な動きをしていても、それが格好良ければ良いですが意識していない動きは大抵は不自然になるだけです。

不自然さが生まれるとお客さんからすると、そこが気になって歌が入ってきません。

練習スタジオは全身が見れるようにどこかしら一面が鏡張りになっているところがほとんどです。

鏡に映った自分の姿を見て、演奏時の目線であったり、姿勢であったり、ギターの位置だったり…といったところを検討しましょう。

■ギターの音を確かめる(エレアコ時)

ちゃんと、ミキサーに接続してギターの音が出るか確かめましょう。

ライブハウスのリハーサル時に音が出ないとわかるのはちと辛いです。

また、出る音を聴いてみて自身のエレアコの特性を知ることも大事。
ライブハウスでは音響さんがいて、音を調整してくれますがライブをやっていると場所によっては音響さんがいないこともあります。

また、音響さんがいても自身でエレアコの特性がわかっていると音の調整がスムーズです。

2-3. レコーディング(人による)

最後はレコーディング。まず人による…と書いたのは人によっては自宅でできちゃうからです。

僕もそうですが、防音マンションに住んでいて自宅が練習スタジオに近い環境なのでスタジオにはほぼ行きません。

スタジオに行くときはバンドのセッションか、前章の本番前に段取りや出音の確認でリハーサルする時くらいです。

また、田舎などで周りに住宅もなく静か…って人は別に自宅で大丈夫です。

ただ、都心の人は防音マンションに住んでいない限りは自宅でレコーディング…は難しいです。周りの音が入っちゃうし、そもそも歌ってると苦情がきます。

そして、カラオケも横の部屋の音がガンガン入るので厳しい。

だから、普通の人は練習スタジオを利用してレコーディングするのがよいです。

レコーディングといってもデモ音源の作成だったり、youtubeやSNSアップ用音源の音録りだったりと幅広いです。

こんなイメージ。

最近は活用シーンが爆発的に増えた気がします。

最近の練習スタジオは上記のような利用を想定してレコーディング機材を貸してくれたり、最初から部屋にレコーディング環境が設置されているところも多いです。

そういった環境を上手く利用することで自分で機材を持っていなくても気軽にレコーディングできます。

3. まとめ

  • 練習スタジオではカラオケや自宅ではできないことをやって上手く使い分けるべし
  • 練習スタジオはライブ本番とほぼ同じ環境を作れるので、段取りなども含めた効果的なリハーサルができる
  • 音源制作用のレコーディング環境として使える。スタジオによってはレコーディング環境が用意されている

こんなところ。

バンドだと必然的にスタジオ練習になるから利用者が多いけど、弾き語りだと割と利用したことない人も多いのが練習スタジオ。

カラオケや自宅でも気軽に練習できるのが良いところではあるけれど、ポイント絞って利用用途を考えると相当やれることが広がります。

特に繰り返しだけどライブ本番前にリハーサルでは活用をオススメします。

自宅やカラオケで練習しただけだと気付かない点って絶対ありますからね。

本番に近い環境で、いざやってみると想定外な事象がたくさん出てきます。だから本番まで、まだ時間がある段階で一度練習スタジオでリハーサルをやっておくのがよいです。

そして、そこで出てきた課題を本番までに詰めていく作業自体はカラオケや自宅でもできることが多いです。

上手く使い分けてコストを抑えつつ、活動幅や濃い練習をできるようにしましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。