ギターのバレーコードを省略形で弾くことは邪道なのか?

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は初心者の大きな壁。バレーコード(セーハ)について。

バレーコードのお話って別に初心者だけではないんですよね。
中級者や上級者だって、バレーコードについて色々考えるものです。

カポの記事と一緒でコードを弾くときにバレーコードで弾くか、オープンコードで弾くかって悩むところです。

【補足】オープンコード…開放弦が鳴っているコードのこと

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どうしても、オープンコードばかり選択していると「これでいいのだろうか?」「邪道ではないか?」と考えてしまいます。

実際にバレーコードかオープンコードか悩んだ時にバレーコードを避けることは邪道なのか?を語ります。

1. バレーコードを避ける理由

邪道かどうかを考える際に重要なのがバレーコードを避ける理由です。

ここで難しいのが、バレーコードを避けることが邪道になるのかどうかはその人のレベルにもよるという点です。

避けたい理由によって言うことも建前が出てきたりしますし、中々一定な回答ではないということは理解してもらえると理解しやすいです。

1-1. 初心者の場合

まずは初心者の場合。
初心者の方はバレーコードが弾けません。だから避けたい。当たり前。

まず、この段階なら避けたほうがよいです。理由として挫折して止めちゃうからです。

バレーコードって指がある程度は固くなって、ギターを抑える力のコツがわかるまで弾けません。

別にこの過程をバレーコードで覚える必要はないので、音が鳴る普通のオープンコードでやったほうがよいです。

何曲か通して弾けるようになれば一気に挫折する確率が下がるので、その段階でバレーコードにチャレンジし始めるとよいでしょう。

だから、全然邪道じゃないです。逆に続けるためにはバレーコードに初めからチャレンジしない方が良いので避けるのは王道と言えるでしょう。

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1-2. 初中級者の場合

バレーコードも弾けるようになって、弾き語りできる曲も少しずつ増え始めた段階くらいの方です。

このあたりだと、バレーコードは弾けるけどすぐに音がビビるし、コードチェンジに苦戦するから苦手…という理由で避けたがります。

この理由でバレーコードから逃げるのはよろしくないです。

ここまで来ている方はどこかしらでバレーコードと向き合う必要があるので、根気良く頑張るしかないです。

人前で演奏する時はバレーコードを避けて、鳴りやすくて弾きやすいコードフォームを選択してよいですが、日頃の練習では避けずにバレーコードに挑みましょう。

1-3. 中級者以上の場合

ここまでくれば、別にバレーコードに特段苦手意識はないはずです。

バレーコードを避ける理由は「手が疲れる」「オープンコードで弾きたい」「オブリガートを入れたい」などになります。

バレーコード自体は弾けるけど、演奏面や音質を意識して避けているという理由。

2. バレーコードを避けることは邪道ではない

ここからは僕のブログでよく出てくる手段と目的のお話になっちゃうのですが、バレーコードは演奏するための手段であり、選択肢の一つです。

なので、選択肢として使えないレベルな場合は使えるように練習するべきですが、使えるレベルになっているなら拘る必要はありません。

中級者以上の人がバレーコードを避ける理由として書いた項目を一つずつ深堀していきます。

2-1. 手が疲れる

この理由でバレーコードを避けると邪道と言われがちですが、疲れます。

弾きなれた人だって疲れるし、プロだって人間なんだから疲れます。まあ、エレキギターだと大して疲れませんけどアコギは絶対疲れます。

以前もプロのギタリストとお話した時も、アコギのバレーコードは必要なところ以外は避けると仰ってました。

理由として「十曲以上弾くステージだと、さすがに手が疲れて握力が弱くなるし、無駄にミスも増えるから必要最小限で使う」とのことでした。

実際に秦基博さんが監修しているギタースコアを見てもバレーコードで押さえる必要がないところは押える部分を減らしてオープンコードにしている場面が多々見受けられます。

長時間、そして長期間安定した演奏を続けるためには続けるための工夫が必要です。

プロのアスリートがケガしないようにプレイを工夫するのと一緒。あまり無理すると腱鞘炎になっちゃうので気を付けましょう。

2-2. オープンコードで弾きたい

続いては「オープンコードで弾きたい」です。

こちらも当然っちゃ当然。ビビる可能性も少ないし、響きが良いし。

バレーとオープンの両方が選択出来て前後のコードと音の繋がり的に優劣がなければ、そりゃオープンコード選びます。

逆にカッティングでチャカチャカとミュートしたければ、バレーコード選びます。

このあたりは演奏的なベターな選択を取るだけです。
んで、仮に全くの同条件であればオープンコードの方が絶対良いので、バレーコードをあえて選んだりしません。

むしろ、若干条件悪いくらいなら響きの良さやミスの少なさという点で勝っているのでオープンコードに出来る方法を探します。

2-3. オブリガートを入れたい

あんまり弾き語りだと入れませんけど、メロディーライン入れたり歌と歌の隙間で気の利いたフレーズを入れます。

この際にオープンコードのほうが圧倒的に入れやすいです。バレーコードで入れるのはかなりしんどい。

こちらも演奏面でベターな選択をするだけ。

バレーコードは自由度が低いので、何か入れたいと考えると選択肢から除外されていきます。

3. まとめ

  • 邪道かどうかは自身のバレーコードを避けたい理由による
  • 結局、ギターを上手くなるためにはバレーコードはできなきゃいけない
  • バレーコードができるなら、後はベターな選択を考えるだけ。バレーを使わない方がベターなことが多い

結論を言うと、「別にバレーコードを避けることは邪道ではない。けど、バレーコードじゃないとダメな部分も必ずあるので、避け続けるのは無理」ということ。

「バレーコード弾けない」って理由で避けてれば邪道!って言われちゃうし、「確実性や演奏内容を考慮してバレーコードを弾かない」ってことなら邪道でもなんでもないです。

繰り返しだけど、初心者時代はバレーコード避けちゃって大丈夫です。続けられることが優先。

ただ、こうやって書いたけど、大体は今回のお題を悩む時って初中級者あたりなんだよね。だから、大抵の人は根気よく頑張れってアドバイスになってしまう(笑)

〇〇は邪道なのか?って記事書くと毎回結論が一緒になりそうな気がしてますが、たぶんまた書きます(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。