固定費削減は手段であって目的ではない

たけしゃん(@_tkshan)です。

ミュージシャンはお金がない。

だから、固定費削減は物凄く重要。特に昨今ではフリーランスの方が固定費削減は大事って事で移住するって話が良く出ます。

確かに。
家賃とか最たる例だけど、固定費払うために働く時間延ばすとか無駄でしかないもんなぁ。

ただ、気を付けなきゃいけないのは固定費削減ばっかりに目を囚われちゃいけないってこと。

今日は固定費削減をする際にミュージシャンが気を付けることを書いていきます。

1. 固定費削減はあくまで手段

よく、仕事をしていると「手段を目的化してはいけない」って言われます。

固定費削減も、その典型例です。
フリーランスの方が固定費削減の重要性を語るのは「フリーランス収入だけで生活する」が目的であり、目的達成の手段が「固定費の削減」なわけです。

フリーランスで生きていこうってなると収入が不安定な点が最大の問題点ですからね。生活費をミニマム化するに越したことはありません。

ミュージシャンにとっては固定費削減の目標は「時間の創出」です。固定費を削減してアルバイトなどの時間を減らして音楽活動に充てる時間を作ることが目的になります。

だから、フリーランスの人とは少し考え方が違うって点は気を付けましょう。
もちろん、あなたが音楽的な収入が合って、それだけで生きていきたければフリーランスの方々と目的が一緒になるので考え方は一緒になります。

ただ、大抵のミュージシャンは違うでしょう。如何に「音楽以外をやっている時間を減らすか」という点がお題になります。

しっかり、考えないといけないのは固定費を削減するにあたって音楽を聴く時間(インプット)が減ったり、移動時間など無駄な時間が増加したりしないか?という点。

結局、固定費は下がったけど時間がなくなったということがないようにしないといけません。

2. 固定費を下げる際の検討

ざっくりと考え付く、固定費削減時の検討課題を挙げてみましょう。
手段が目的化しないように気を付けなきゃいけません。

迷わず削減できるものと削減時に気を付けなきゃいけないものを考えていきます。

2-1. 家賃

固定費の代表例。家賃。
特に関東圏に住んでいる方は7~8万くらいが相場でしょうか。家賃払うために長い時間働いている人も少なくありません。

固定費削減の代表例ですが、フリーランスの方とは異なり「時間を創出する」という観点では遠くに行けば良い…というわけではないので気を付けましょう。

基本的には駅が遠くなったり、都心が遠くなったり、電車の急行・特急が止まらない駅だと家賃が安くなります。

時給換算で一度考えてみるとよいです。
例えば、駅から歩く時間が10分伸びると5,000円家賃が安くなるとしましょう。

仕事に行く日、スタジオ練習に行く日など月に20回ほど駅に行くと仮定すると…。

20日×10分×2回(往復) = 400分 = 6時間40分ほど「ただ歩いている時間」が増えます。

時給1,000円のアルバイトをしていると考えると6400円相当です。これなら5時間多く働いて、今の家で暮らしたほうが計算上は得になっちゃいます。

逆に家賃が7,000円下がれば、理論上はバイトの時間を7時間減らせるので駅が遠くなって増えた移動時間と相殺しても、20分多く時間ができます。

自身の生活スタイル・活動拠点によっては下北沢や池袋あたりの近くに住んだほうが家賃が高くなっても、練習時間や音楽活動をする時間を多く作れる場合もあります。目的に沿った検討をしましょう。

2-2. 通信費

携帯やインターネットの料金です。
毎月1万くらいかかっている人が多いでしょうから、固定費削減のターゲットとしてわかりやすいです。

まず、携帯電話が3キャリアの人は格安SIMに変えましょう。
変えて困ることがあるとしたら、キャリアメールが使えない点くらいです。

この点も以前はキャリアメール以外は認証に使えない…ってサービスがありましたが最近はかなり減ってきました。

3キャリアから格安SIMに変えることで5,000円くらいは下がります。

格安simに乗り換えて何が変わったのか

2016.05.05

格安SIMに変えるところは変えた僕からすると迷うことはありません。変える一択で問題ないレベルで格安SIMのほうがよいです。

あとはスマホだけで行くか、光回線もしくはWiMAX等のポケットWi-Fiと契約するかが悩むところです。

この点は悩むところ。
スマホで制限がかからないように通信容量増やすって選択肢は割高になります。

なので、メインの選択肢は情報サービス利用量を抑えてスマホのみでいくか、WiMAXを契約して情報サービスをたくさん利用するかの二択。

WiMAXは2年契約で月額4,300円程度です。そこそこの金額ですよね。

僕の場合はyoutubeやAmazonプライムの映画を相当見るし、それが音楽にも大きく貢献しているので、コストかかってもWiMAXを契約してます。

UQ WiMAX(GMOとくとくBB)の使い勝手をミュージシャン視点でレビューする。

2017.07.23

まあ、このあたりはその人のスタイルにもよるでしょう。
例えばSNSとLINE MUSICだけあれば、後はTUTAYAとかで済ませるって人はLINEモバイル選択すれば解決します。

その人にとっての最適解を選択するとよいでしょう。

僕的にはWiMAX契約は結構なベストチョイスと感じているので、新しい画期的なサービスが出るまではこのスタイルかな。

2-3. 交際費

特にバンドマンの方は悩みの種でしょうけど、飲み会が多い!

お金がないのに何故か飲み会が多い。それがミュージシャン。最たる例がバンドマン。

飲み会って楽しいけど、相当コスパ悪いです。
1度に3,000円~5,000円くらい飛んじゃいます。仮に2回我慢して行かなければ、平均で8,000円くらい浮きます。

8,000円浮けばアルバイトの日を1日減らせます。

飲み会のお金、いわゆる交際費は普通は固定費ではないですが、毎月飲み会が開催されていれば固定費と同様です。

一度、何か月か簡単な家計簿みたいなもんをつけてみましょう。
今だと「マネーフォワード」で簡単に家計簿つけられます。超便利ですので使ってみましょう。

まあ、ただ楽しみや人との付き合いってもんもあるので、減らすのもほどほどがいいかなって思います。

2-4. たばこ

これまたバンドマンに多いですけどお金がないのにたばこ好きな人多すぎ。

音楽活動のためにバイトしまくっているって言っている人が多いですが、たばこで毎月1万円は消えてます。

大抵の方は酒も大好きで酒とたばこ合わせると毎月2万円は使っています。

まあ、ロックンロールと言えば酒とたばこは付き物ってイメージですけど酒とたばこやめれば、バイト2日~3日は減らせるよ。

しかし、これも難しいのはキャラ設定ってもんがあるからねぇ。

即刻やめたほうがよいけど、自分のポリシーに反するなら続けてもいいんじゃないですかね。

3. まとめ

  • 固定費削減は手段。目的が何かをハッキリさせてから取り組もう
  • 固定費削減した代わりに音楽やる時間が無くなったってことがないようにしよう
  • 楽しみやポリシーってもんがあるなら天秤に比べて削減しましょう

僕はそこまでポリシーなんてもんはなく、かつ理系特有の超理屈人間なので合理性ばかり考えて、無駄なもんはビシビシ削減していく性格です。

なので、たばこや飲み会なんてもんはどんどん排除していってしまうのですが、それもなぁって思います。

例えば、固定費削減に舵を切って楽しみを減らしていくと、それはそれで人間的な面白味もなくなっちゃって音楽も面白くなくなっちゃうんですよね。

遊び心って物凄く大事ですからねぇ。
別記事で書こうとも思いますが、プロ目指してガチガチにストイックに頑張ってると遊び心がなくなって自分にとっても聴き手にとっても面白くない音楽になりがちです。

そう考えると、一概に固定費削減するために色々やめたり、いわゆるミニマリストになるってのも考えもんなんです。

逆にミニマリストになったことで個性が出て魅力的になる人もいるので、そこが難しいところなんですよね。人を選ぶというか。

だから、固定費削減して時間を創出するのは超重要ですが、自分ってもんを捨ててまで支出を減らすかはちゃんと考えたほうがよいです。

固定費削減は手段であって目的ではありませんからね。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。