Gibsonのビンテージギターに適したピックアップとは

たけしゃん(@_tkshan)です。

本日はピックアップ編のGibsonビンテージverです。

まずはピックアップについての詳細記事として下記の記事を参照いただくと、よりわかりやすく読めます。

アコギ用 後付ピックアップの選び方

2016.03.17

何故にGibsonビンテージ限定の記事なのか…というとGibsonビンテージギターにはピックアップを選択するにあたって大きな問題点があるのです。

おそらく、購入しようとした方や購入した方はみんなご存知でしょうが意外と知らない人が多くて相談を受けることが多々あります。

そこで、今後Gibsonビンテージのアコギを買おうとしている方に向けた記事を書こうと思ったわけです。

それでは早速、解説していきます。

1. Gibsonビンテージギターの問題

まず初めにGibsonビンテージギターと限定してピックアップ選択記事を書く理由からです。

これはGibsonビンテージギター特有である「アジャスタブルサドル(ブリッジ)」と呼ばれるサドルに問題があります。

弦高を自由に調整できるサドルであり、音がジャキジャキとなります。1960年代のGibsonアコギの標準仕様となっており、Gibsonビンテージアコギと言えば「アジャスタブルサドル」のジャキジャキ感とイメージする人がたくさんいるほどの特徴的なパーツです。

問題はこのサドルだと「インブリッジピエゾが装備できない」という点です。

なので、僕の周りの方は秦基博さんファンが多いため、よく来る相談は「GibsonビンテージギターにAnthemが載せられない!」という相談です。

AnthemはL.R.Baggsが販売しているコンデンサーマイクとインブリッジピエゾのデュアルピックアップシステムです。
秦基博さんやmiwaさんを始め、プロアーティストも使用している人がたくさんいます。

特に秦さんに関しては持っているGibsonギターは全てAnthemで統一するくらいのお気に入りピックアップです。

しかし、実際に秦さんと同じ仕様にするためにはサドルをアジャスタブルから通常の固定サドルに変える必要があります。秦さんは変えています。

【補足】秦基博さんはAnthemをつけるためにサドルを変えたわけではなく、中音域に音を寄せたいから変えているそうです。

こういった事情からGibsonのビンテージギターを買うと、ピックアップの選択肢がかなり絞られてしまう問題に直面するわけです。

今日はそんなわけでピックアップの選択肢を考えます。

2. おすすめピックアップ

さて、それではピックアップの選択肢についてです。
僕がGibsonビンテージギターを買おうと探し回った時に店員さんにいっぱい聞いた情報や実際に使っている人の意見などを踏まえて書いていきます。

2-1. M-1/L.R.Baggs

まず初めにご紹介するのはL.R.Baggs社から販売されている「M-1」です。マグネットタイプです。

私の都内で見てきた所感ですが、巷でGibsonビンテージギターに載せている率、No.1のピックアップです。
まあ、このコンビはよく見かけます。

実際に楽器屋の店員さんに何のピックアップ載せるべきか聞いて回った時も10店舗中6店舗は「M-1」かM-1を改良した「M80」でした。

やっぱり、Gibsonビンテージ+M-1という選択肢は鉄板というイメージなんですねぇ。店員さんも相性がいいのはM-1って言う人が多かったです。

実際に秦基博さんもAntemに乗せ換える前は1966年製のJ-45にM-1という組み合わせでしたしね。

この動画がM-1使っている時の秦さん。

【補足説明】厳密に言うと上記動画のJ-45にはFishmanのインブリッジタイプのピエゾPUも内臓しており、M1の音とミックスしているそうです。

M80についても電池残量が表示されたり、ActiveとPassiveの切り替え可能にしたりと基本はM-1を改良したものなので相性はやはり良いと言う人が多かったです。

M80は発売されたのが2013年だったかなので、まだ浸透具合が低いだけで、これからはM80が主流になるかなって感じですね。

というわけで商品リンクはM-1とM80両方を貼っておきます。

 

続いて、M80。

2-3. RARE EARTH BLEND/FISHMAN

ようやくデュアル式の登場。FISHMANのRAPE EARTH BLENDです。

こちらはAntemと異なりマグネットとマイクのデュアル式なのでアジャスタブルサドルでも取り付け可能です。

1本で済ませたい人はぶっちゃけ、この選択肢か次に紹介するサドル載せ替えパターンの2択じゃないの?って思っております。

1本で済ませるには小さい箱ではマイクが良くて、バンドとかになるとマイクじゃハウリング対策が大変なのでデュアル式が良いんですよね。

サドル載せ替えちゃえばAntemもいけるようになりますが、Gibsonの独特なジャキジャキさがなくなっちゃうのも怖いしなぁ…と思う人はこの選択肢が良いですね。

2-4. サドル交換

最後は秦基博さんと同じ選択肢。サドルを固定式に載せ替えです。

ジャキジャキ感が苦手って人にはこの選択肢が良いですね。
それならMartin行ったほうがいいんじゃないの?って思わなくはないのですが秦基博さんのインタビューを見るとそうでもないようです。

秦さんはMartinのD-28も所有されていますが、イマイチ気に入っていないとコメントされています。
サドル載せ替えたGibsonのビンテージのほうが合うそうです。なるほど、難しいぜ。

そんなわけで、サドル交換した場合はやはりオススメなのはAntem。ピエゾとマイクのデュアル式です。

うーん、いいねぇ。
サドル交換とAnthem取付工賃で結構高くつきそうだが…。

秦さんフリーク以外だと買ったギターをいきなりサドル交換という思い切った選択肢は取りにくそう。だが動画見る限り、めっちゃ音いいです。

3. まとめ

  • Gibsonビンテージのアコギはサドルが特殊でインブリッジピエゾが付けられないものが多い
  • 主な選択肢は「M-1」「Lyric」「RARE EARTH BLEND」の3種類
  • サドル載せ替えちゃうのも有。秦基博さんは載せ替えてる

以上。
ちなみに都内の楽器屋は最近(2017年7月)、GIBSONのB-25が欲しいなと思ってお店をいっぱい回ってました。そん時に聞いた情報です。

やっぱ、御茶ノ水とかいくとプロのアーティストも買いに来ているので店員さんが色々と情報を教えてくれて面白いですね。

今日、書いた選択肢以外にも「大橋トリオさんはコンタクトピエゾ付けていかれましたよ。プリアンプで結構いじってるみたいなので付けただけじゃ同じ音にはならなそうですが…」と教えてもらったり。

このあたりは雑誌やネットにも情報ないから聞いてて面白かったですね。

ちなみに僕が行っている店舗はこの記事に記載しているところです。

東京都内で良いアコギを買いたい時にオススメする店選びの方法

2016.09.29

まあ、プロとアマチュアだとライブするところのサイズ感が違うから正直、参考にならなかったりもしますが。

個人的にもLyric載せたGibsonビンテージギターを1本所有したいので、たまにギター試し弾き行脚をしながら考えたいと思います。

みなさまもGibsonビンテージギターに手を出す時は是非参考にしてください。

アコギ用 後付ピックアップの選び方

2016.03.17

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。