米津玄師って才能が溢れすぎていてついていけん

たけしゃん(@_tkshan)です。

ブログ始めた時から、いつ書こうかなと思っているうちに1年経っちゃったんですけど、米津玄師さんのレビュー記事です。

ここまで、わかりやすく才能がある人って中々いないですよねぇ。
僕も最初に聞いたのはニコニコ動画で「ハチ」さんの時に挙げていた時代でしたが、カルチャーショックを受けました。

もう時代が違うなって感じが…。
今日はちゃんとアルバムを聴きなおして感じた、その凄さと魅力について語ります。

ちなみにここで書くのはミュージシャンとしての側面だけです。
米津さんはイラストレーターとしても素晴らしいですが、僕はそちらは専門外なので触れません。

1. 米津玄師について

米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
元々は2009年から「ハチ」という名義でニコニコ動画でボカロPとして活躍。
その後は自身で歌唱も担当するようになり、2013年にメジャーデビュー。

影響を受けたアーティストとしてRADWIMPS、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONを挙げていて、毎回新曲を聴ける時のワクワクが半端ではなかったと公言している。また、歌詞の世界観に宮沢賢治などの 日本の作家を挙げている。

しかしその上で「やはり作曲においては他人と同じ事をしていてもしょうがない」というのは第一にあると言う。当時ハチ名義で曲を生み出していた時は、実際にドラムで叩こうとすると腕が2本では叩けないフレーズが入っている。

これは意図的なものではなく、本当のドラムがどの様であるか、ということを知らずにいた米津の知識の欠如によるものである。「そこからガチャガチャした色んな音を重ねた曲ができてもそれが従来のレコーディングでは行われないっていう認識もなかった」と公言している。

-Wiki pedia-

影響を受けたアーティストに関してはイメージ通り。
特にRADとBUMPの影響は強く感じる。

最後の2行だけ読んでも非凡だよなぁ。ニコニコ動画に投稿していた時期って、まだ18歳。
その時点で自分で考えて、独学であそこまでの完成度だもんなぁ。

2. 楽曲の魅力について

それではメインの楽曲について触れていきます。
パッと聞いた感じで新世代というか、これまでにない音楽性が入っている感じが出ています。

特に1stアルバムである「diorama」で強くそのエッセンスが出ている。
聞いたことがない人は最新曲もいいけど、まずは1stアルバムから聴くことをお勧めします。

2-1. メロディー

よく言われることではありますが、1つめの魅力は絶妙なバランスで入る不協和音チックな構成。

わかりやすい楽曲はコレ。

不協和音チックな構成を上手く活用するアーティストといえばaikoさんですが、それとは少し違った感じの使い方。
米津さんは曲調がギターロック寄りだから、そういった差なのかも。

ちなみにこの色が強かったのはハチ時代から「diorama」あたり。

割と最近の楽曲は綺麗なコード進行とメロディーラインという構成で作られており、あまり不協和音を活用した楽曲はない。

2つめの魅力は歌詞を詰め込んだメロディーが生み出すリズム感。

僕のようなアラサー世代というとMr.childrenの言葉詰めしたメロディーに慣れている。
上の世代から言うと、このようなメロディーはサザンオールスターズやミスチルが出てくるまではなかったとよく言われる。

米津玄師さんのメロディーラインは更に言葉詰めが凄まじい。
そして、その詰め方が爽快というから体が勝手に動くようなリズム感を生み出している。

普通の8ビートでもメロディーラインはめっちゃ譜割りが細かく音程も取り辛い。演奏するのは難しいけど、その細かさが独特の魅力を生んでいます。

2-2. 歌詞

続いては歌詞。米津さんの魅力で歌詞を上げる人は凄く多い。

米津さんの歌詞は儚さだったり、弱さを歌ったものが非常に多い。
その儚さや弱さを表現する言葉選びのチョイスが独特で何かかっこいいんだよなぁ。

もう、後になって思い出にぶん殴られるのが嫌なんだ

-WOODEN DOLL-

こういったところ。弱さを独特な言葉のチョイスで表現していてかっこよいです。

back numberと似たようなテーマ(弱さ、情けなさ)を語っているけど、表現一つでここまで違うのかと思う曲がちらほらあって面白かったです。

back numberは馬鹿正直というほどストレートに気持ちを表現しているところが魅力になっていますが、米津さんは変わった表現が多くて、比べてみると面白いです。

10~20代の人が色んなことにぶつかって迷って、米津さんの歌詞に共感するってのは何かよくわかります。なんつーか、弱さと向き合って、その上で前を向けるような歌詞が多いです。

そして、ところどころで韻が踏まれています。
あの凄まじいメロディーラインに詰め込んだ時にしっかりとリズムが出るためのスパイスがこれなんですよね。

いや~、凄いわ。
歌詞だけ読んでも小説のような完成度なのに韻まで踏んで。

相当な言葉の引き出しと表現力がなきゃ出来ない技です。この人も星野源さんと同様で物書きとしても十分やっていけそう。

3. まとめ

  • 不協和音を活かした独特なメロディーの組み立てがハイセンス
  • 言葉を詰め込んだメロディーがリズム感を生み、軽快で心地よさを生んでいる
  • 儚さや弱さを独特な言葉で表現してかっこよい。そして韻もつけてメロディーにリズムを生むスパイスとなっている

こんな感じ。一言で表すと「天才」です。
本人の事はメディアにも出ないし、あまり知らないが、おそらく人と話すのが苦手そうな感じの人だろうなと想像してます。天才とはそういうものよ。

いや、しかし何曲かは僕もカバーしているんですけど、改めて曲聴くと本当に難しそう。
特に音程とリズムを正確に捉えるのが本当に大変。

でも、あの不協和音と言葉詰めの絶妙な心地よさは正確な音程とリズムが生み出すものだからなぁ。
本人のライブでの演奏も聴いてみたくなったわー。

修行のために僕も何曲かカバーにチャレンジしてみようと思います。
これまではアバウトにやっていたけど、詰めようと取り組んだら、ものすごく難しい気しかしない。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。