上京して音楽活動をする効率性を考える

たけしゃん(@_tkshan)です。

プロミュージシャンになると考えると地方の人は上京をするというのが一般的。

でも、最近はネット活動が盛んになってきたので、地方で活動をしてメジャーデビューする直前に上京というパターンもよく見かける。

今後は、ますます東京へ上京して音楽活動する意味がなくなってくる気がするけど、今の段階でメリット・デメリットを考えてみようと思いました。

ちなみに僕は上京した人。
上京すると東京が地元の人が本当に羨ましいんですよね。

それでは地方で活動すること、東京で活動することの違いについて考えます。

1. 大きな活動拠点

最初に地方の定義について決めておこうかと。
本当にライブハウスもほとんどないってレベルの地方と結構栄えているところと、地方って言っても色々あります。

なので、いくつか定義付けして説明していきます。

1-1. 大都市

大阪、福岡、仙台(宮城)あたりをイメージしています。
このあたりは正直、東京とそこまで変わらない。

現に関西方面や福岡で活動している人は大抵がメジャーデビューするころに上京するパターンが多い。
なんなら、デビュー後も拠点は地元のままだったりする。

ライブハウスも多いし、人も多いから認知もされやすい。
このエリアの方々は東京に出てくるよりは地元に根付いた活動をしたほうがメリットが大きい。

また、地元のレーベルが強かったりもする。
例えば仙台のエドワード・エンターテインメント・グループなんてのは地方レーベルだけど所属アーティストはGReeeeN(過去に所属)や石崎ひゅーいを始めとした有名どころばかり。

1-2. 中規模都市

大都市に挙げられていない政令指定都市あたり。
札幌や名古屋はこちらに属しているイメージですが人によっては大都市側かも。

活動をその地域だけで完結させることはできるだけの環境はある。
でも、たまに遠征したりしないと活動規模が小さくなっちゃうというレベルの都市。

このあたりの人が上京しているイメージ。

1-3. 地方(田舎)

周りにライブハウスはおろかスタジオとかもないとこ。
活動するために近くの中都市~大都市に遠征する必要があるとこ。

ただ、このエリアは逆に隣の家同士で距離が合って自宅で大きい音出しても大丈夫だったりする場合も多い。

ライブ活動とかは難しい反面、ニコ生やツイキャスとかの活動はやりやすかったりする場合もある。

2. 上京するメリット

それでは上京するメリット・デメリットについて考えます。
僕は上京した人間なので、実際に生の声ってやつです。

まずはメリットから。

2-1. 演奏できる機会が多い

なんといっても都会のメリット。
演奏できる機会が段違いに多いです。

東京なら、その気になれば毎日でもオープンマイクに参加して人前で歌うことができます。

オープンマイクに参加しよう

2016.02.27

セッションだって、マイナーなアーティストのものまであったり。
こんな機会が持てるのも都会ならでは。

バンドで演奏してみたい弾き語りすとは仕込み系セッションに行ってみよう

2016.05.31

プロミュージシャンのライブも格段に見に行きやすい。
毎年、全国ツアーをやるようなミュージシャンならともかくマイナーな人は東京じゃないと中々見られません。

海外アーティストなんて尚更です。
東京来てからはこういった機会に本当に恵まれています。

ネットが発達して、自宅にいながら音楽活動が出来たり、ライブが出来たりもしますが現場感を味わうとなると都会のほうが格段に恵まれています。

2-2. 仲間ができやすい

東京は本当に人が多いので、オフ会的なものも毎日のように行われています。

前項の通りにセッションもいっぱいあるし、カラオケオフもいっぱある。
弾き語りイベントなどもたくさんある。

音楽仲間を作るための環境は物凄く恵まれています。

仲間にイベントに音楽尽くしにしようと思えば、できる環境があるというのが都会の強み。

3. 上京するデメリット

続いて、上京するデメリットについて。
これも、よくあるけどリアリティ溢れる内容を書いていきます。

3-1. お金がかかる

都会はとにかくお金がかかります。
上京して1人暮らしとなると生活をバイトで支えるのは一苦労。

バンドマンでお金がなくてガスや電話が止まっちゃう…なんてことはよくある話だけど、弾き語りすとだって同じこと。

固定費を減らしてバイトに割く時間をどれだけ減らせるかってのは練習や活動時間の確保に直結する重大な問題。

そう考えると地元で実家にいれば、時間とお金を両方とも一定以上に保ちやすい環境なのだ。
ネット環境を駆使して活動すれば東京に出るより、よっぽど成長できて認知度も上げられる可能性があるといえる。

東京が実家の人は親のありがたみをもう少し感じたほうがよい。

実家住まいは優位性に気づくべき

2016.05.11

3-2. 家で音を出すのが困難

都会のアパートはとにかく壁が薄い!
隣の人の生活音まで聴こえちゃうレベル。

僕もそうでしたが、田舎から引っ越すと家の密集度合いと壁の薄さに驚きます。

自宅で音を出すためには楽器演奏可能な賃貸に住む必要があります。

都内で楽器演奏可能な賃貸物件の探し方

2016.02.25

しかし、楽器演奏可能な賃貸住宅は数も少ないし、家賃も高い。
やっぱり、上京して音楽活動するとお金がないという状況に直面することが、とにかく多いのです。

4. まとめ

ここまで書いてきましたが、ここで僕の結論。

  • 大都市まで数時間の地域なら地元でネット活動しながら、たまに遠征という選択がよい
  • 本当の田舎に住んでいる人は活動方針によって上京するのもあり
  • とにかく経験をひたすら積みたくて、苦労する覚悟があるなら上京すべし

こんなとこ。
今はネットで活動することが本当にデフォルトになってきたので上京する意味ってあんまりないってのが実情。

ただ、ライブハウスでの演奏や色んな人とのセッションってのは都会ならではできる経験。
どちらかというと歌い手より楽器演奏者のほうが上京する意味があるいえる。

また、今の環境であれば地方であっても、かなりのことができるので地方でダメな人は東京出てきてもダメ。

上京するとお金がなくて、その日その日に一生懸命で流されて行ってしまうので、相当な覚悟を持って取り組む必要がある。

一番ベストなのは地元でネットを活用してある程度の認知度と人気を勝ち取ってから活動拠点を移すという方法。

そう考えると、上京によって得られるメリットは昔に比べて減ったなぁと感じる。
これからは地方から出てくるアーティストがどんどん盛り上がってくれると面白くなりそうだよね。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。