DTM打ち込みフレーズ制作技法 ~書籍レビュー~

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

本日はDTM関連の書籍レビュー。

DTMは今や弾き語りすとにも必須科目というほど重要なスキル。
しかし、DTMを使いこなすには膨大な楽器の知識やコードの知識など高い編曲スキルが必要なので中々大変です。

今日はその中でも膨大な楽器の知識を埋めてくれる良書の紹介。

発売は2008年と9年も前に発売された書籍です。
僕自身も買ったのはたぶん6年前くらいなのでトップ画の本からも使い古されている感が出ています。汚くてごめんなさい。

それくらい昔の本ですが、今でも楽器屋行けば普通に置かれている。DTM打ち込み関連ではかなり有名なロングセラー本です。

DTMで打ち込みをやっていくなら、とりあえず買っておいた方がよいレベルの本書を詳しく説明していきます。

 1. 本書について

まずは本書について説明。

スタンダードMIDIファイル対応譜例&解説でお届けするDTM打ち込みの極意

本書は、ドラム、ベース、ギター、ホーン、ストリングス、キーボードの各パートについて、ジャンル別のフレーズを網羅したDTM打ち込みテクニック解説の集大成です。パターン・テンプレートとして300以上のスタンダードMIDIファイル(ダウンロード対応)をそのままさくっと活用するもよし、じっくり解説を読み、数値の意味を理解して自分のオリジナル・フレーズ制作に活かすもよし。あなたのDTM作品のクオリティが格段にアップする、プロフェッショナルな打ち込みの極意を本書で体得してください。

-Amazon 商品ページより-

なお、Kindle版も販売されていますが書籍で購入するとスタンダードMIDIファイルとしてCDが添付されています。
CDを添付しているあたりに時代を感じます(笑)

中々の厚さです。総ページ数は327P。
でかいし、厚いので手軽に扱いたい方はKindle版を購入することをオススメします。

価格は記事を執筆している段階で3,024円(Kindle版は2,700円)です。
Kindle版もあるので、廃盤後にプレミア化みたいな問題はなさそう。

2. レビュー

さて、具体的なレビューへ。
僕自身、ギター弾き語りプレイヤーなので目線はそちらですが、DTMerの方や他の楽器の方でも共通部分ばかりなので万人向けレビューです。

2-1. 収録楽器

収録楽器については前章記載の通りですが「ドラム」「ベース」「ギター」「ホーン」「ストリングス」「キーボード」の6種。

「なんだ、思ったより少ないじゃん」

と思われた方は多いと思いますが、各楽器で細かく分かれます。

例えば「キーボード」の場合は「ピアノ」「エレクトリックピアノ」「エレクトリックオルガン」「パイプオルガン」「ハープシーコード」「アコーディオン」「マレット」と分かれている。

他の楽器もリズム別だったり、楽器別だったりするので相当な量になります。

特に「ストリングス」「ホーン」は取り上げている書籍が多くないので、何種類も記載が合って助かります。

2-2. 各章の基本解説が良い

全6種類の楽器に対して、はじめに基本的な解説が入ります。
この解説がそこそこのページ数確保されており、下記の3項目が記載されており非常に勉強になります。

  1. 本楽器についての基礎知識
  2. プログラミングの基本テクニック
  3. 奏法別プログラミング・テクニック

自分の演奏する楽器はともかく、他の楽器の知識ってあんまりないものです。

①の「本楽器についての基礎知識」では楽器の種類を解説してくれます。

例えばベースだと「エレクトリックベース」「ウッドベース」「シンセベース」「フレットレスベース」の概要が書かれています。
漠然とわかっていてもベースの種類を正確に把握できているギター弾き語りプレイヤーって中々いないんですよね。

②の「プログラミングの基本テクニック」では「ベロシティ(音の強さ)」「デュレーション(音の長さ)」などについての解説があります。

最後に③の「奏法別プログラミング・テクニック」では各楽器ならではの奏法についての対応方法について解説があります。

ギターでいうと「ストローク」「アルペジオ」「ミュート」「ハンマリング・プリング」あたりがメインです。

こういった各楽器の種類から特徴、奏法といった解説があるので各楽器についての知識がない人間からすると非常にありがたい。
付属のCD(ダウンロードも可能)で実際のMIDI打ち込みデータが入っているのもありがたい。

2-3. 浅くて広い

各楽器の解説があり、奏法別の指南や打ち込みパターンも複数掲載されていますが、浅く広い範囲を網羅しているというイメージです。

一番ボリュームがあるドラムに関しても全部で80ページの記載がありますが、さすがに深いところまでは触れられていません。

本書は初心者・中級者DTMer向けの本です。
編曲に必要な様々な楽器を浅く広く網羅して概要と基本パターンについて解説をしています。

まずは本書で概要や基本パターンを理解し、その先に進むときには別途楽器別に販売されている「演奏パターン集」などの各楽器に特化した本を購入するとよいでしょう。

僕も「ギター」「ベース」「ドラム」「キーボード」は本書と別に各楽器別で特化された「演奏パターン集」を何冊か所有しています。

こういった演奏パターン集には逆に楽器の基礎知識だとかは何も載っていないことが多いので、両方所有していることが望ましいです。

3. まとめ

  • 様々な楽器の打ち込みパターンが掲載されている
  • 各楽器毎に最初に概要と基本解説があって非常にわかりやすい
  • 各楽器を浅く広く網羅しているので、深い部分は別途専門書を買ったほうがよい

こんな感じ。
僕も未だに活用することが多い良書です。

結局、深いところまで到達できれば本書より各楽器に特化した専門書を活用することが多くなります。
ただ、その深みまで到達するために本書が必要です。

発売されて9年経っても未だに活用されているロングセラー本である理由がよくわかりますね。
これからDTMを始める方にも、今頑張って勉強している方にも自信をもってオススメできる1冊です。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。