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無料のコード譜に頼るデメリットと改善方法。弾き語りでストロークを適当に弾く演奏から脱却しよう

ギターのネック

ぎたすけ

えー、みんなコードサイトやYouTubeからコード譜持ってきて練習している気がするけど…

たけしゃん

そうなんだよ。だからYouTubeの弾き語り動画見てても、ギタープレイが単調な人がすごく多いんだよ。歌上手いのにもったいないよね
この記事でわかること
  • コード譜とは
  • 無料のコード譜に頼るデメリット
  • 惜しい演奏から脱却する方法

コード譜とは

楽譜

コード譜とは音符ではなく、コードが書かれた譜面のこと。

ただ、コード譜…といっても色々あります。

 

例えば、市販のギタースコアではコードに加えて、ストロークパターンやアルペジオパターンも一緒に記されているTAB(タブ譜)が一般的。

TAB譜

※ギター弦に合わせた6本線の譜面がTAB譜

また、バンドアンサンブルやセッションにおいてもコード譜が使われますが、通常の五線譜にコードを記載した譜面を使うことが多いです。

五線譜のコード譜

※先日セッションで使ったコード譜

そして、ネットに無料でアップされているコード譜は歌詞とコードのみ記載されていることが多いですね。

コード譜

※歌詞とコードのみのコード譜例

今回のお題はこのネットによくアップされている歌詞とコードのみ記載されたコード譜についてです。

 

なお、各楽譜(譜面)について理解したい方は下記の関連記事を参考にしてください。

 

無料のコード譜に頼るデメリット

ギター弾く人

ネット上にある無料サイトのコード譜って便利ですよねぇ。

無料だし、大抵の曲はあるし、新曲出ると発売日にはコード譜アップされてるし…。

 

僕もポップスの歌モノセッションでギター弾くときはまずはネットのコードサイトでコード譜拾ってます。ありがたや。

 

ただし!無料のコード譜だけに頼ってばかりいると、ギタープレイがおろそかになってしまいます。

本章では具体的に無料のコード譜のどこが問題なのか?を解説していきます。

コードが違う

無料のコード譜を原曲と照らし合わせると9割くらいは合ってます。

1割程度は原曲と異なるコードが当てられています。

この1割の異なるコードが問題なんです。

 

異なるコードが当てられている状況はおおよそ、決まっていて…

  • dimとm7(♭5)が違う
  • テンションコードが入っていない
  • オンコード(分数コード)が普通のコードになっている

この3つが多いです。

…でこの3つって、ぶっちゃけ間違っていても大して問題ないように感じるんですよ。

雑に弾いてれば、間違ってても気づかないくらいです。

 

ですが!

聴き手からすると、「なんかわからんけど、いまいちだな」と感じるポイントなんです。

 

例えば、dimとm7(♭5)は構成音自体は似てます。

7の音が半音違うだけです。

ディミニッシュとハーフディミニッシュ

構成音を見ると…
  • Cdim = ド ミ♭ ソ♭ 
  • Cm7(♭5) = ド ミ♭ ソ♭ シ♭

この1音が変わることでメロディーとコードが不協和音になれば簡単に気づけます。

ただ、無料のコード譜で間違ってる場合はさすがに不協和音にはなってないので、そのまま演奏しても違和感は少ないのです。

 

しかし、問題は次のコードとの関連性です。

プロが編曲しているので、ちゃんと考えられていてdimやm7(♭5)から次のコードに移るときに「不安な和音⇒綺麗な和音への解決」という流れが作られているのです。

 

この「不安な和音⇒綺麗な和音への解決」が聴き手には非常に気持ちよく、快感に感じます。

ところがdimとm7(♭5)の選択を間違っていると、綺麗に解決しないので聴き手の快感が激減します。

テンションコードやオンコードも同じです。

気を遣うかどうかで聴き手の聴きやすさや快感の度合いが大きく変わってきます。

 

このように細かいコード選択の違いは演奏自体できるものの、聴き手の感性に大きく影響してくるのです。

無料のコード譜だと、細かいコード選択がアバウトなので「美味しいところを逃している」ことが非常に多いわけです。

 

そして、無料のコード譜ばかり活用していると、あなたが「美味しいところを逃している」ことにすら気づかなくなってきます。

これはミュージシャンとして、由々しき問題ですよ。

アコギのストロークが適当になる

無料のコード譜は歌詞とコードしか書いていません。

つまり、ストロークのパターンは「自分で決めてね」というフリースタイルです。

 

ただ、ストロークの引き出しというのは意識して練習しないと意外と増えないんですよね。

なぜなら、弾き語りだと基本形だけで何とか形になっちゃうからです。

 

その結果、陥るのがストロークのワンパターン化です。

無料のコード譜で練習していると、ストロークパターンを増やす必要性がないし、面倒なのでずっと基本形だけでやっちゃうんですよ。

 

ですが、ストロークパターンが増えると1曲の間にメリハリや展開が作れるようになります。

また、弾き語りの演奏アレンジの幅も一気に増えます。

 

YouTubeで弾き語りのカバー動画を見ていても、ストロークパターンがワンパターンな人が非常に多いです。

ストロークパターンを増やすだけで、他の人より一歩前に進むことができますよ

人と演奏するときに困る

歌詞とコードのみ書かれたコード譜を使う人はギターボーカル、ピアノボーカルなど弾き語りの人しかいません。

 

バンドで演奏するときやセッションするときなどは五線譜にコードが書かれた譜面を使うことが多いです。

五線譜のコード譜

※先日セッションで使ったコード譜

なので、こういった五線譜に書かれたコード譜に慣れておいた方が絶対良いです。

譜面内の数字や記号の意味も把握しておくべき。

 

例えば、シンガーソングライターのあなたがバンドでライブをやる…となってリハーサルをやりますよね。

するとリハーサル上では上記のような譜面でメンバーがやり取りすることが多いわけです。

ギターさん

Aの4小節目のキメってさ…

ベースさん

D.S後の入りの部分ってさ…

…みたいな会話がよく出てくるわけで、主役のあなたがポカーンとなると厳しいですよね。

 

理解していなくても、やれないことはないですが理解していたほうが断然話が早いです。


ここまで、無料のコード譜ばかりに頼っているデメリットを解説してきましたが、次章では具体的な解決方法を解説していきます。

 

ギタースコアを買って完コピしよう

evergreen 表紙

※秦基博さんの本人監修ギタースコア「evergreen」

無料のコード譜ばかり頼るデメリットの解決方法はいたってシンプル。

市販のギタースコアを買いましょう。

特にアーティスト本人が監修している本人監修のギタースコアがおすすめです。

本人監修スコアのメリット
  • CD音源を模範演奏として完コピ可能
  • プロアーティストのリアルな演奏ノウハウが詰まっている
  • 使用機材の解説などもついている

やはり、プロアーティストのリアルな演奏ノウハウが得られるのが一番大きいですね。

コードフォームもネットじゃ見かけない省略形のフォームが出てきたりするので、勉強になります。

 

プレイのマンネリ化やストロークのワンパターン化もギタースコアで完コピを繰り返すことで、全て解決できます。

 

また、ドレミ出版など大手のギタースコアには最後のページに楽譜の記号や文字の説明も付いているものが多いです。

実際のギタースコアと照らし合わせて覚えることで楽譜の記号の理解も進みます。

 

おすすめのギタースコアはこのあたり。

補足
星野源 BEST SELECTIONは本人監修じゃないですが、ライブの弾き語り演奏を忠実に採譜された譜面が多い良書です

ただ、この2冊の欠点は楽譜の記号説明ページがないことです。

記号説明ページが欲しい方は秦基博さんの「オフィシャルギタースコア・青の光景」がおすすめです。

星野源さんのスコア

秦基博さん evergreen

秦基博さん 青の光景

 

無料のコード譜に頼るデメリット まとめ

シンプルな部屋

  • 無料のコード譜は便利だが、情報量が非常に少ない
  • 無料のコード譜ではコード選択やギタープレイの引き出しが増えずに成長し辛い
  • 本人監修ギタースコアを併用してプレイの幅を広げよう

ぎたすけ

確かにいつも簡単弾きにキー合わせて同じようなコードを同じように弾いてたかも

たけしゃん

無料のコード譜はお手軽で便利なんだけどね。便利すぎてダメになっちゃうパターンはあるよね

無料のコード譜に頼るデメリットについての解説でした。

耳コピなり、完コピなり、成長するには根気を持って「しっかり詰める」という作業が必要なんですよね。

 

逆に言ったら、ネットで無料のコード譜が普及したことで依存している人が多いので「しっかり詰める」だけで演奏に独自性を出せます。

弾き語りで他の人より、一歩先に進むためにギタースコアと向き合う時間を作るのはおすすめです。

星野源さんのスコア

秦基博さん evergreen

秦基博さん 青の光景