週5でバイトしているミュージシャンは正社員になったほうがいいよ

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はミュージシャンの働き方について前から凄く感じていることを記事にします。

ミュージシャンって忙しい人が多くありません?
特にバンドマン。

週5でバイトして更にダブルワークしている人とかもよく見かける。
ミュージシャンってか普通に仕事だけ見ても働きすぎじゃないの?って思うことが多々ある。

そんな状態でいるなら正社員で働いたほうがいいんでないの。

プロを目指すミュージシャン=フリータ

この謎の方程式を崩すために、正社員と比較していきます。
今、バイト三昧な生活を送っているミュージシャンの方々は是非参考にしてください。

1. フリーター vs 正社員

まず、ミュージシャンにとって週5のフリーターと正社員どちらが有効なのかを考えます。

設定としては当ブログの趣旨に則って、弾き語りミュージシャンを前提として考えます。

1-1. フリーター

フリーターとは契約社員・アルバイト・派遣社員を指します。
正社員と比較した時のメリット・デメリットから記載しましょう。

■メリット

  • シフト勤務など働き方に融通が利く
  • 就職先が見つかりやすい
  • 仕事の責任が軽い(立場にもよる)
  • 転勤がない

■デメリット

  • 給与が安い
  • 福利厚生が正社員より悪い
  • 社会的信用度が低い
  • 人材教育は業務に閉じたもの以外、ほとんど受けられない

結構わかりやすいですね。
働き方の自由度や手軽さといった部分では正社員より身軽なイメージです。

その分、給与だったり福利厚生だったりといった条件面で正社員より劣る。

社会的信用度についてはクレジットカードや賃貸契約の時に感じますが、困ることは少ない。

人材教育が受けられないってのも地味に痛いんですよね。
よくある研修セミナーに参加すると音楽活動に活かせる知識って、かなり多いですからね。

1-2. 正社員

続いて正社員。

■メリット

  • 給与がフリーターより高い
  • 福利厚生の条件がいい
  • 社会的信用度が高い
  • 人材教育を受けることができる

■デメリット

  • 働き方が固定化される
  • 就職先を見つけるのが大変
  • 仕事の責任が重い(立場にもよる)
  • 転勤しなくてはいけない可能性がある
  • スーツとか最低限必要な出費が意外と多い

ほぼ、フリーターと真逆です。
福利厚生の条件っていうと、中々イメージが付き辛いので具体例をいくつか。

  • 特別な有給休暇があったりする(誕生日、夏休みなど)
  • 会社が加入している福利厚生サービスが利用できる
  • 傷病などで長期休職する際も制度や保証で守られる

こんなとこ。契約社員も上記の福利厚生を受けられることが多いですが、正社員とは受けられる内容や金額で結構な差がつけられていることが多いんですよね。

そして、3番目って相当大きい。
何かあった時に休職して傷病手当金(給与の一部保証)もらいながら休める。そして回復すれば復帰できる。

休職規定とか非正規雇用者はない会社が多いし、国民健康保険だと傷病手当金制度自体がない。
いざというときに正社員はある程度のセーフティーネットがある。

その代わりデメリットで書いたけど、スーツ・ネクタイ・革靴・ビジネスバッグ等々、ミュージシャンだけやっていると要らないものを買わなきゃいけない。この出費って相当大きいんだよね。

といっても、これ自体も冠婚葬祭行くときに困るし、持っていて損なものではない。

2. ミュージシャン目線で比較する

雇用形態別のメリット・デメリットを書いたところで本題へ。
何点か項目別で詰めていきます。

2-1. 給与と時間について

週5でフリーターとして働いている人が正社員として働いたほうがよい一番の理由は給与面です。

結局、週5のフルタイムで働いているなら正社員として働いているのと変わりません。
であれば、お金がいっぱいあったほうが時間を有効活用できます。

同時間帯勤務での給与差を20代前半で考えてみましょう。

■新宿の平均時給 1,091円(モッピージョブより)

月160時間×12か月×1,091円 = 2,094,720円

20代前半の正社員平均年収 248万円(H26年 国税庁調査より)

約年間で38.5万円差。約40万ってところですね。

実際に東京だと正社員の平均年収はもう数十万高い気もしますが、そんなもんかな。

「たった40万か」って思った人。凄く大きいですよ。

単純に時給1,091円で稼ごうとすると353時間なんで2か月とちょっとかかります。

このお金で月2万円出して、音楽を習いに行くこともできる。
家賃を2万円上乗せして楽器演奏可能な部屋を借りることだってできる。40万あれば時間を作るための工夫の選択肢はたくさんあります。

そして、この差額は年々大きくなります。
正社員は普通に働いていれば毎年少しずつ昇給しますが、時給で働いている人は中々昇給しないからです。

2-2. 活動の自由度について

続いて活動の自由度について。
正社員でシフト制の仕事を探すと途端に少なくなります。飲食系や接客業がメインになるでしょうね。

基本は月-金の1日8時間というザ・サラリーマンの業種が多くなります。

平日の活動についてはかなり制限されます。
大してフリーターであればシフト制の仕事も多く、活動に合わせてお休みを取ることができます。

しかし、弾き語りの1人もしくは少人数で活動しているなら、どちらでもいいよって感じます。

土日の夜はライブハウスもお客さんを呼べるアーティストをブッキングするのでライブするとすれば昼しかありません。

僕も当時は土日の昼にライブって何かやりたくないって何故か思っていましたが、サラリーマンやっていると土日の昼開催のライブに呼ばれたほうが断然行きやすいんですよね。

ライブを土日の昼間にやるって結構いいんだぜ

2017.03.05

ツアーに行くとなると大変かもしれませんが、工夫次第でサラリーマンしながらの活動も十分やっていけます。

そして、大事なのは活動の自由度より音楽に割ける時間です。

2-3. ブラックは論外

ブラック企業だと働く時間が極端に長くなり、残業代も出ないので給与も変わりません。

現代だとブラックバイトなる言葉があるくらいで、正社員だけがブラック企業を引く恐れがあるわけではありません。

雇用形態がなんであれ、ブラック企業に入ってしまうと音楽活動を満足にできなくなります。
求人の時点で見抜ける力と入ってしまったら即退職する決意を持ちましょう。

3. まとめ

  • 正社員は傷病時の保障体制がある
  • 同じ時間働いても正社員のほうが給与が高いことが多い
  • 活動の自由度より音楽に割ける時間を優先して考えるべし
  • ブラック企業はどの雇用形態でもダメ

結局のところ、一番大事なのはどんだけ音楽に割ける時間を作れるかなんですよね。

一番良いのは固定費を抑えて、出費を抑えて、週3のアルバイトくらいで暮らせれば活動の時間も作れていいんですけどね。

中々、それは難しいので週5のアルバイトやったり、ダブルワークしたりしているわけです。

ただ、そうなると正社員と拘束される時間は変わらないから給与が高い正社員として働いて、そのお金で音楽をやれる環境作りをしたほうが良いというわけです。

今後、正社員の働き方が変わってきて在宅勤務や週3正社員なんてのが一般的になってきたら、ますます音楽と仕事の両立について考える余地が増えるでしょうね。

どうやったら音楽に割く時間と音楽をやる環境を一番有効にできるのか。その視点で考えることが重要です。

サラリーマンをやりながら音楽活動するコツ

2017.03.08

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。