『reunion』 back number,秦基博&小林武史が起こす化学反応

みなさん、こんばんは。たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は年末に発売されたデジタルシングルとして発売された「reunion」について。

仲が良いback numberと秦基博さん。
コラボしているのは何度か見ますし、back numberの曲を秦さんが歌のは合いそうですよね。

両方のファンも同じ層って印象。
僕も以前、ニコ生で弾き語り枠やっている時にback numberのリクエストもらうことが多かった。

今回はそんなコラボが実現したのですが、その曲が良かったのでレビュー。

1. reunionについて

まずはreunionについて。
クレジットが発表された時点で話題になっていましたね。

1-1. 収録先

この楽曲は配信限定のデジタルシングルです。

また、back numberベストアルバム「アンコール」の初回限定版Bのbonus video trackに「back numberと秦 基博と小林武史「reunion」short film」が収録されています。

デジタルシングルで配信されているので、こちらを購入されている方が多いです。

なお、東京メトロのCMソングになっています。

最初、このタイアップ聞いた時は完全に夜の雪が降る駅で恋人同士の距離を物語るCMを予想していましたが…(笑)

コテコテすぎて、却下されたのでしょうか。
曲自体が今のラブソングにおける王道中の王道なので、それでよかったと思うんですけどねぇ。

1-2. Short film

監督は島田大介さん。
back numberと秦基博さん双方のMusic Videoを担当されているのでファンにはお馴染みの方ですね。

ちなみに担当しているMVは下記の通り。

■back number

  • 高嶺の花子さん
  • fish
  • sister
  • クリスマスソング

■秦基博

  • キミ、メグル、ボク
  • 朝が来る前に
  • Halation
  • アイ
  • メトロフィルム
  • エンドロール
  • Dear Mr.tommrow
  • Girl
  • ひまわりの約束 弾き語りver

秦さんについては島田大介さんとコラボレーションしたライブツアーHata Motohiro Visionary liveなんてもんもありました。

僕も行きましたが、Girlの演奏に合わせて映像が動く感じ凄かった印象です。

short filmに登場する役者さんは新井浩文さん、柄本佑さん、市川実和子さん。

柄本さんは最近よく見ますね。イケメンとは違う感じだけど、雰囲気が合っていい感じの役者さんです。

2. 楽曲について

本題。僕は秦基博さんを普段聞いているのでどうしても、そちら目線で語ってしまうところが強いかもしれないです。
といっても、その切り口で語っても面白い楽曲です。

作成の手法やどちらがどこを作ったかはラジオの限られた情報から残りは妄想なんですが、妄想を楽しんで書いています。

なお、コラボは清水さんと秦さんで3曲作ったそうです。
その中から小林さんがディレクションして、この曲に。

できれば、他2曲も発表して欲しいですね。

2-1. メロディー

作曲は清水衣与吏さん(back numberのギター&ボーカル)と秦基博さん。

本人達もラジオで仰られてましたが、かなりミスチルに寄せて作った感じが出ています。
確かに…。僕も最初はミスチルの「sign」みたいな感を受けました。

意識はしていないけど、勝手になったと語っていましたが、二組ともミスチルを聴いて育ったわけですからね。そら無理もない。

ここからは分解して僕の勝手な妄想を語る。

■Aメロ

ラジオの情報から。
伴奏とアイディアは先に秦さんが作ってきて、その伴奏からAメロを秦さんが歌い初めて、「この感じどうかな?」と制作がスタートしたそうです。

Aメロの印象はどちらでもない感じ。ミスチル調。
秦さんが作ってると聴くと「え~、意外だなぁ」という印象です。

入りが中高音くらいで始まるのが、ツカミになっていていい感じ。

■Bメロ

ラジオでは触れられていませんでしたので完全に妄想。
このBメロラインは僕の中ではback number節ってイメージ。

秦さんにはあまりない、メロディライン。
2番はBメロを秦さんが歌っていますが、なんか新鮮。

■サビ

一番面白かったのが、サビ。ラジオでは一緒に作ったって話されていました。

ここが確かに僕の中で化学反応を感じたところなんですよね。

だって、まずサビのコード進行が「ザ・秦基博進行」なんです。
ラブバラードでサビがⅠで始まり、サビの第一コーナーでV⇒V♯dim⇒Ⅵm7がくるという流れ。

例に出すと「70億のピース」「ひまわりの約束」「アイ」「鱗」が該当。代表曲は漏れなく、このパターン。

自分の中では秦さんが使うこの進行に飽き気味だったんですよね。
コードに付くメロディーも似通っているので特に「70億のピース」では、またこれかいって感じが…。

だが、しかし!

今回は似たようなコード進行ですがメロディーライン自体はback number色が強くて、全くお馴染み感を感じないのです。

哀愁漂うディミニッシュ特有のコード進行と歌詞・メロディーが合ってて力強さもあり、素晴らしく良い!

パッシングディミニッシュに溢れた弾き語りの世界

2016.04.25

■全体的に

清水さんがラジオで下記のように語っていました。

「なんかこう、改めて自分の我みたいなもの?これ以上は入ってほしくないってところのラインに気づけたっていうか」

曲聴いてて、なんかすごくわかる(笑)

全体的に聞いていて、秦さんが主導で作った曲なのかなって感じがコード進行や構成を見ているとするんですよね。大サビとかの構成もなんか秦さん節という感じを受けます。

でも、ところどころに強烈なback number節が入ってる。
結局、曲の色としてはback number色が強い曲に。back numberエッセンス強烈だな(笑)

逆にその強烈なエッセンスが秦さんの王道パターンと調和して、新しい色ができた。
すごくいい感じになったという印象を受けました。

2-2. 詞

続いて、作詞。こちらも清水衣与吏さんと秦基博さん。
最初にぶっちゃけますが、僕はback numberの詞が全くハマりません。

メロディーラインはいっつも好きだけど、ものすごく好きにならない理由が詞。
日記調の赤裸々な歌詞を読んでると、どうもこっぱずかしくなってしまうのです。メロディは好きなんだが残念…。

そんな僕個人の感情も語ったところで歌詞へ。

■担当制

まず、歌詞読んで曲聴いて思ったこと。

「これ、自分が歌うところの歌詞は自分で書くってルールがある?」

そして、ラジオ聴いたら正解だった!やっぱ、お互いに色が違うんだなぁ。

歌詞見ていても「思っていたよりも努力ってできなくて」とか「決意は正解で迷いは間違いで」って歌詞は秦さんが書くイメージがない。

逆に「踏み出す勇気もない、この弱さを遮るようにドアが閉まる」ってフレーズは非常に秦さんらしい。

歌詞ってメロディー以上に個性が出るよなぁ。

秦さんにはない直情的な表現がちょくちょく出てきて新鮮。
かつ、お互いがお互いに壊さないように表現をセーブしている感じもする。共作って大変だけど面白いんだなぁ。

■全体的に

直接的な表現(清水さん)と間接的な表現(秦さん)が入り乱れてて、面白い。
そして、なんかお互いセーブしている感じがあるけど、この曲はこんくらいでちょうどいいように感じる。

ほんと、お互いの表現の仕方が違ってて面白いんだよなぁ。

秦さんは一人称の感情を景色に同化させて表現することが多い。
清水さんは一人称の感情をそのまんま直情的に書くことが多い。

この曲でもすんごく出てる。「弱さ」をテーマに書いているのは一緒だけど色がくっきり違って面白かった。

2-3. アレンジ

ピアノとベル、ストリングスで入るイントロ。
イントロ名人とはよく言ったもんだよなぁ。小林さんのイントロは素晴らしい。

Bメロから始まるストリングスのカウンターライン。

本当にザ・小林武史アレンジって感じ。
J-POPでは今や定番って感じるけど、素晴らしいです。うむ。

秦基博さんの単独楽曲でも小林さんがプロデュースしたりしないかなぁ。

3. まとめ

  • お互いの個性が出ていて面白い!
  • お互いのファン+ミスチルファンにとってもツボなメロディーライン
  • 自分が好きなアーティストの共作曲は面白い

本当に良曲ですね。これ。
配信限定ですが、結構売れそうな予感。映画の主題歌とか全然いけるのに出し惜しみせずに凄いなぁ。

共作って面白いんだなぁってことをヒシヒシと感じさせてくれる楽曲でした。

僕は提供はあっても共作の経験がないのです。
今度、誰かと共作してみようかな。

自分の個性や癖を認識できるし、相手の個性も研究できるから実はすごく勉強になるのではないかと感じました。今更(笑)

兎にも角にも、back numberファンの方にも秦基博さんファンにもオススメできる、素晴らしい曲です。
そして、今回ボツになった他の2曲も発表を期待したいですね。

reunion
back numberと秦 基博と小林武史
¥ 250

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。