楽器を分割購入するのは損しかない

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

本日は楽器を購入する際のお話。
ミュージシャンって分割払いがものすごく好き。

好きってか、アルバイトとかで食いつないでいるところに高い機材を買うとなると、どうしても分割になっちゃうんだよね。

しかし、分割ってのは危ないのです。
実は気づかない間に自分の自由度や財政を苦しめてしまいます。特に48回払いとかしちゃうと何年かかんだよ!って話です。

僕は昔から基本的に1回払いでしか買わないです。
なぜ、僕が1回払いに拘るのか?

分割払いすることによるリスクを考え、計画的に買うことの重要性を考えます。

1. 分割払いする方法

一般的にはいつもニコニコ現金払いなんですが、分割払いにする方法っての意外とあるのです。
まずは楽器屋で使われる分割払いについてご紹介。

1-1. クレジットカード

分割払いといえばクレジットカード。
大半は「3・5・6・10回…」といった風に選べる回数に指定があります。例で言うと2回とか4回払いは選べません。

そして、分割払いにすると分割払い手数料なるものが発生し、回数が多くなるほど高くなります。

クレジットカードの中でも実用性が高い楽天カードは下記の通りです。
10万円を分割して支払った際の手数料を記載しています。

分割回数 手数料
3回 2,040円
5回 3,400円
6回 4,080円
10回 6,800円
12回 8,160円
15回 10,200円

ううむ。高い。3回でも2,040円って。そのお金でギター弦、いっぱい買えちゃう。

分割払いといえばクレジットカード払いが一般的なのですが、アルバイトでは社会的信用もないので審査に落ちて、クレジットカードを作れないことも多いです。

そしてクレジットカードを持つ必要性も感じない人が多いです。
そこで、次項のショッピングローンが登場するわけです。

1-2. ショッピングローン

ショッピング分割払いとも言います。
クレジットカードなどなくとも、審査を受けて分割払い(ローン)を組むことができます。

「持ち合わせはないけど、高額な楽器を今すぐ買いたい…でもクレジットカードはいらない」

こんな需要にジャストフィットしたシステムです。

クレジットカードと同様に分割払いするので、分割手数料が発生します。
料率は大凡クレジットカードで支払った場合と同様です。

ショッピングローンを運用している会社は結局、ジャックス、JCBといったクレジットカード会社ですしね。

そして、金のないミュージシャンに買わせるために楽器店ではセールの時に分割払い手数料を店が負担するというサービスを行います。石橋・島村・三木など大手の楽器店はどこもやります。

大体は24回払いまでの手数料が無料となる場合が多い。もちろん購入商品は高額商品に限ります。3万円以上か5万円以上からとなっています。

審査についてもローンが他になければすんなり通ることが多いです。
クレジットカードの審査と異なり、利用額が確定しているから緩いのかもしれないですね。

バンドマンはショッピングローンという名の借金を持っていない人はいないのではないのか?というくらい、みんな利用していますね。

2. 分割払いをやめたほうが良い理由

続いて、分割払いをやめたほうが良い。また、僕が分割払いをしない理由です。

基本的に分割払いって選択肢より一括のほうが望ましいことはみんな、なんとなくわかっていると思いますが、文章にしてみるとまた違ったりします。

2-1. お金の管理能力がつかない

そもそも、高額の楽器を分割で買うってのは計画性がないんですよね。
買うためにお金を貯めるって行為をしないわけですからね。

そして、買うためにお金を貯めるって行為は凄く大事。
これがなくても買えちゃうと、物欲に勝てなくなるからです。

ショッピングローン組む人って同時に複数組んじゃったりも平気でするんですよね。

明らかに逸脱していると審査で跳ねられちゃうんだろうけど、僕から見てると驚くくらい審査通ってんだよなぁ。
普通に携帯やガスが隔月で止まっているやつとかが二つ組めたりしてるのが本当に不思議。

払えると思ってローンを複数組んで、ライフラインを未払いで止められてるパターンはバンドマンだとよく見ますが、これって単純に破産しているようなもんです。全く自身の収支管理ができていません。

音楽活動の活動費を見直す、飲み会の回数を減らす、外食の回数を減らすなど日頃かかる費用を棚卸して楽器に投資する額やタイミングを考えることは重要です。

こうやって、自分のお金の収支管理と投資の優先順位を検討することは凄く大事。
楽器や機材を買うお金も音楽活動費の一部ですから、ライブハウスのノルマやCD製作費などと比較して、何を優先してお金をかけるのかをちゃんと考えるべきです。

こういった管理能力は自身のセルフプロデュース能力の向上に繋がります。
特にミュージシャンはお金がないので、お金の使い道によって今後、自身が飛躍できるかどうか変わってくるほどの影響力があります。

2-2. 自由が利かない

ローンを組むときのリスクは自由が利かなくなることです。
ローンを組むということは新たに固定費が増えるということですが、その認識がない人が非常に多いです。

固定費というのは家賃や光熱費など毎月必ずかかる費用のことを指します。
ローンは支払いが済むまで毎月必ずかかる費用になるので固定費です。

例えば、30万円のギターを24回払いで買いました。仮に楽器店が分割手数料を全額負担として、毎月12,500円の支払いを2年間続ける必要があります。

固定費というのは突発的な出費があった場合でも、自身の生活スタイル変更を余儀なくされた場合でも関係なくかかってくる費用です。

音楽に割ける時間を増やすために仕事を変えようとしても固定費が多いと収入を確保しなければいけないので、選べる範囲が狭まります。

そして、前章でも記載した自分のお金の収支管理と投資の優先順位を検討することをやると固定費をいかに減らすことが大事かわかります。

固定費が高いと一定の収入を担保するか、収入が途絶えた際の貯えがないと、お金がかかるチャレンジをできなくなるので自由度をどんどん下げていってしまうんですよね。

24回とか36回なんてのを組んじゃうと、その後の状況変化に対応できなくなるので自身の活動の自由度を下げる原因になってしまいますよ。

3. まとめ

  • ローンを組むことになれるとお金の管理ができなくなってパンクする
  • 自身の収支管理を行い、投資できる額と優先順位を考えることがセルフプロデュースする上で非常に重要
  • ミュージシャンは固定費を下げて活動の自由度を上げるべきだが、ローンは固定費。

固定費を下げるってのは本当に大事なんですよね。

ローン組んで楽器を買うと、そのローンを返すために働かなきゃいけないわけで、働くためには音楽にかけられる時間が減るわけで…。

となっていくわけです。

この流れを変えるためには生活レベルを落として固定費下げて、お金を捻出するのが大事なのです。

なんだ、じゃあ分割だって一括だって同じじゃねーか。って思ったでしょう。

そうなんですよ。基本的には一緒なんです。
ただ、一括で買っている人間は物を買う前に生活レベルを落として固定費下げて、お金を捻出するって行動を実行しているだけなの。

それだけなんだけど、それが死ぬほど大事なわけです。

分割で買う人は「明日から頑張ろう」って言い聞かせて、物を先に買っちゃって、毎日変えられずに結局働く時間を増やして音楽にかけられる時間を減らすか、破産に近い状態になるかしているわけです。

お金と時間ってのは相反するものなので、如何にして両立していくかを考え、行動していくかは本当に大事な課題。
分割払いでポンポン買っちゃうのは、考えることを放棄しちゃうからやめたほうが良いと思うのです。

おわり

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。