過労死の主な原因って残業ではない

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

先日、電通に新卒で入社した社員が自殺し、過労死認定されました。

過労死に追い込まれるほどのパターンって、労働時間だけじゃないと思うんですよね。

僕も過労死ライン超えちゃっている時はちょこちょこあります。
でも、辛い時って必ずしも残業時間が行き過ぎている場合じゃないのです。

今日はそんな話から、何で自殺しちゃうほど深刻な状況になっちゃうの?って事を考えます。

1. 労働時間よりプレッシャー

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過労死という話になると、残業時間にやたらと目が行きます。
しかし、過労死に認定されない過労死がたくさんあると思うんですよね。

もちろん、残業時間が健康に影響するのは間違いないのですが、残業時間よりもプレッシャーのほうが体にきます。
これは経験上、間違いなく感じることです。

プレッシャーと言っても大きく分けると2種類

1-1. 上司や部下からの圧力

パワハラって言葉は濫用されるほど、よく使われますが、実際に結構あるのも事実。

上司だけではなくて、部下からの圧力もよくあります。
部下の場合はパワハラとは呼ばないですが、問題なのは一緒。

結局、人の苦労って他人にはわからないですからね。
上司には上司の苦労もあるし、部下には部下の苦労もある。もちろん、自分には自分の苦労があるのですが、みんな自分の苦労ばかり考えて相手の事を考える余裕がなくなるんですよね。

周りの関係が崩れてしまうのは困りますが、周りからのプレッシャーで潰されそうであれば上司の更に上司なのか、同僚なのか…みなさんにあった相談先を探しましょう。

ある程度、大きい企業だったり、そのグループ会社だと相談窓口があります。
職場で相談してもダメなら、相談窓口を活用するとよいでしょう。

しかし、そういったところに相談する前に客観的に考えることも大事です。
昨今はパワハラって言葉が濫用されているせいもあり、僕自身相談を受けていても「そら、さすがに言いがかりだよ…」って思うものも、かなり多いです。

逆に「もっと早く相談しなよ」って事を黙っている人もいて、難しい問題です。

1-2. 〆切のプレッシャー

残業時間よりきついのが、〆切。
正直、そこそこ残業して終わらせることができる段階だと、まだ大丈夫。いや、健康管理的にはダメなんですけど。

これが残業をいくらしても〆切に間に合わない時が本当にしんどい。
徹夜しても間に合わない時とか本当に無理。

徹夜までいかなくとも、〆切から逆算して計算していっても相当厳しいぞ…って仕事があると、それだけでかなりきつい。

こういった時も上司に相談…ってのが常套手段なのですが、相談してもどうにもならないことも多い。

2. 何で残業が必要なのか

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今回の電通で起きた過労死についても、残業時間が問題になっているが残業が起きている理由は何なのか。

そこが根本的な原因なわけで残業を減らせと言っても仕事量が減るか、人員が増えなければ残業はなくならない。

2-1. 無茶な依頼が多い

プログラマーやエンジニア系の人は一番思うのが無茶な依頼の多さでしょう。
「金曜の夕方に月曜午前中まで」という仕事が降ってきたりする。

こんなん、どう頑張っても残業か休日出勤でやるしかない。
その代わり、代休が取れればいいが大抵は元々の仕事のスケジュールがあるから休めない。

元請けの会社が下請けの会社に安いコストでタイトな〆切を要求してくることはよくあること。
こういった文化がなくなればなぁ。

音楽でも作曲家の人はすげータイトなスケジュールで楽曲提供を求められて、それでコンペってんだからなぁ。なんてこったい。

徹夜して作っても、コンペで厳しい競争に勝てないと1円も出ないって相当しんどい。

2-2. 人が少ない

必要な仕事量に必要な要員が配置されることはまずない。

これも、昔はいっつも不思議だった。
だって、月間固定給30万円(所定労働160時間相当)の人が100時間残業するとする。

そうすると発生する人件費は下記の通り。

固定給 300,000円 + 残業代 253,140円 = 553,140円

【補足】残業代は時給換算で60時間までは1875円×1.25倍。60-100時間は1.5倍で計算した

昔はこれなら、固定給 20万くらいの人をもう一人雇えばよくね?とよく思った。
実際は福利厚生、ボーナス、退職金を考えると高くなるし、20万で雇った人が期待通りの働きをするかわからないから難しいんだろうが。

時間外で働かせて、疲労で生産性も下がるのに割増賃金払って、馬鹿馬鹿しいよなぁ。

ただ、今考えると一番は雇用リスクって観点で人を雇わないんだなぁと感じた。

今の世の中、仕事がいつなくなるかわからない。
その割には雇った人を解雇にするのは、相当ハードルが高い。

でも、結局それが原因で「仕事がないって嘆く人」と「長時間労働で苦しむ人」という両極端な人ばかり存在するわけで、なんとかなんないものかね。

僕も3つのプロジェクト兼任しているけど、普通に考えりゃ1つにつき1人配置すりゃいいだろって思う。

ただ、人もいないし、今後どうなるかわからないし…って考えると3つ兼任させとくのが安パイなんだろうとも感じる。

あぁ、なんだかなぁ。

3. 終わりに

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特にきれいにまとまらずではあったけど、久々に思うまま書いてみた。

僕が思う過労死の原因ってのは大体はプレッシャーや周りからの圧力によるストレス。

この状況に陥る時は大抵、残業時間も必然的に多くなる。
そんで、合わせ技で過労死になるようなイメージ。

残業時間が100時間の月より60時間の月のほうが追い込まれている時とか普通にあるからね。

だから、残業削減だけ頑張ったって自殺する人は減らないだろうなぁって感じる。

法律で残業時間を減らすように縛るのは凄くやってほしいので、それはそれでお願いしたい。

だけど、その一方で残業できないけど〆切が間に合わないって状況に置かれる人が増える。
そうするとプレッシャーで病む人も増える。

そういったことをなくすためには無茶な仕事を依頼することがまかり通る社会をなんとか規制する方法があるとよいと感じる。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。