秦基博さんの歴代アルバムを順に紹介しながら、当時を振り返る

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

本日は秦基博さんの歴代アルバムを秦フリークな僕が紹介するという企画。
これまでも秦さんの記事をいくつも書いていますが、今日はプレイヤーとリスナー両方の視線から書いていきます。

過去の秦さん関連の記事。

弾き語り初心者の課題曲に最適な秦基博の楽曲 5選

2016.04.04

青の光景/秦基博 GUITAR SCORE レビュー

2016.05.07

いくつもって言ったけど、秦さんだけに焦点当てている記事ってあんまなかった(笑)

ちなみにアルバムの中にコンピレーションアルバム、コンセプトアルバム、ミニアルバムがいくつかありますが、今回は除外します。

アルバムについての記事は下記を参照。

アルバム聴かなきゃ、アーティストの本質はわからない

2016.07.22

あくまで、今回はオリジナルアルバムに絞って話をしていきます。というわけで張り切っていきましょう。

1. これまでのアルバムについて

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まずは一枚ずつレビューしていく前に、これまでのアルバムについてお話しておきます。

秦さんはこれまでに5枚のアルバムを出しています。
2016年11月でデビュー10周年ですから、おおよそ2年に1枚のペースでアルバムを発表しています。

ペースとしては普通というところでしょうか。

初回特典は正直イマイチ。シングルのほうがよい特典がついていたりする。
絶対無理だろうけど、Documentaryの時みたいに毎回カバーアルバムつけてくれると大変うれしい。

そして、秦基博さんのアルバムでよいところはアルバム中に必ず1曲は代表曲になりえるような名曲が入っていること。
しかも、その曲にはタイアップがついていることも少なくなく、シングルでもいいんじゃないの?っていつも思うんですけど、戦略なんでしょうか。

この後のアルバム紹介では初回特典から、おすすめ曲までじっくり紹介していきます。

2. アルバム紹介

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それではアルバムを紹介していきます。
最初にお話しした通りですが、5枚のオリジナルアルバムに絞って解説していきます。

そのうち、コンセプトアルバムについてもやろうと思いますが長すぎるので今回は割愛。
では発売日が古い順に追っていきます。よろしく

2-1. コントラスト

 

まずは1stアルバムのコントラスト。
2007年9月26日発売です。

この頃は本当に無名だった。知る人ぞ知るって感じですね。
ちなみに秦さんはデビューシングルの「シンクロ」がFM局のパワープレイ獲得数新記録を樹立したことでデビュー時期から業界内では知名度はあったようです。

デビューしてからコントラストが出るまではインストアライブやら学園祭などに出演されると都内はオーガスタ繋がりのファンの人が前列にいましたが、地方だと本当に誰も知らないので最前列で聴き放題でした。そして、当時はMCがすげー下手だった(笑)

初回特典はシングル+「僕らをつなぐもの」のMUSIC VIDEOとデビューからのドキュメンタリー映像でした。

シンクロを除いて、それまでに出た各シングル+ミニアルバムの初回特典には5曲程度のライブ映像がついていたので、アルバムの初回特典にあんまり魅力を感じなかった…というのが正直なところ。

続いて、収録曲。12曲入りです。
うち、シングルは「シンクロ」「鱗」「青い蝶」の3曲。あと、ミニアルバムの表題曲である「僕らをつなぐもの」が収録。

◆収録曲

M1.    「色彩」
M2.    「シンクロ」
M3.    「鱗(うろこ)」
M4.    「君とはもう出会えない」
M5.    「トレモロ降る夜」
M6.    「Lily」
M7.    「青い蝶」
M8.    「つたえたいコトバ」
M9.    「僕らをつなぐもの(Contrast Ver.)」
M10. 「赤が沈む」
M11. 「トブタメニ」
M12. 「風景」

曲目見ると懐かしや。

当時はライブでも名曲と名高かった「やわらかな午後に遅い朝食を(シンクロのカップリング)」と「プール(鱗のカップリング)」が入っていなかったことにファンから、やや不満が出ていた記憶があります。

結局、この2曲はその後もコンセプトアルバムにしか収録されないんですけどライブで演奏される機会が多かったので認知度はコントラストのアルバム収録曲より高いという、不思議な2曲になりました。

この時代の曲はデビュー当初なのもあり、粗削りで曲調の幅が狭くやや似通っているイメージです。
でも、最も秦さんの色が濃く出ている1枚でもあります。

コントラスト収録曲で知名度が高い曲は「トレモロ降る夜」「風景」の2曲。

「トレモロ降る夜」はオシャレコードで秦さんの曲の中では若干難しい。
シングル「朝が来る前に」の初回特典についている神奈川県民ホールでの弾き語り動画が格好良すぎて、カバーする人が続出していました。

そしてもう1曲。前述した各アルバムに1曲は必ず入っている名曲。コントラストは風景です。
この曲は花王のCMソングでシングルでもないのにMVがあったので、事務所的にも推しの1曲だったのでしょう。秦さんの色が強く出ている初期の名曲です。

2-2. ALRIGHT

 

2thアルバム ALRIGHTです。2008年10月29日発売。

この頃から少しずつ知名度が上がってきています。
アニメの主題歌になった「キミメグルボク」や映画の主題歌である「虹が消えた日」と露出が増えてきます。虹が消えた日ではMステにも初出演。

そして、初回特典に収録されていますが一青窈さんに提供した「空中ブランコ」。
この曲で僕らの音楽初登場。当時、テレビにかじりついてみてたわ(笑)

ちなみに空中ブランコの回は一青窈さんの回にゲストとして参加していましたが、その後で「キミメグルボク」リリース時に秦基博さんの回がありました。

この回では1曲目に「カブトムシ」を歌っていましたが、これが本当に良すぎて…。録画した映像を何度見たことか(笑)
この「カブトムシ」で秦さんを知った人も多かったでしょうね。aikoさんもライブのMCでコメントしたらしいですし。

さて、話をアルバムに戻します。
初回特典は下記の3つ。

  1. 3曲のボーナストラック。「僕の今いる夜は」「空中ブランコ」「夏はこれからだ」
  2. 2008年発売のシングル3曲のMV
  3. Live at The Room 弾き語り3曲

なかなかよい。特に3番目のLive at The Roomなんですけどね。
このLive at The Roomなるverの曲はたまにシングルに入っていたんです。それがどれも最高。

本当、Live at The Roomなるコンセプトアルバムを作ってほしい。

ようやく収録曲へ。
メジャーデビューする少し前に秦さんの事を知ってから、このあたりまでが一番ハマっていた時期なので思い出がありすぎたわ(笑)

◆収録曲

M1.    「夕暮れのたもと」
M2.    「キミ、メグル、ボク」
M3.    「バイバイじゃあね」
M4.    「ファソラシドレミ」
M5.    「Honey Trap」
M6.    「花咲きポプラ」
M7.    「虹が消えた日」
M8.    「最悪の日々」
M9.    「夜が明ける」
M10. 「休日」
M11. 「フォーエバーソング」
M12. 「新しい歌」

2ndアルバムは1stアルバムと大して変わらない。
当時は曲調や雰囲気が1stと一緒だなぁと思ったことを覚えています。ちょっとずつ違うんですけどね。

ただ、全体的に1stより好き。目新しい曲はなかったものの、粒揃いで良い曲が多いんですよね。
そして次のアルバムが出るまで2年あるので、しばーらくはライブではALRIGHTの曲とデビュー初期の曲を聴くことが多かった。

本当に余談だけど、この頃は同じ曲ばかり演奏していることが多かったので、秦さんにちょっと飽きてきていた。
また、ALRIGHTからDocumentary発売時期にかけて大橋トリオ、さかいゆう、星野源といった方々が表舞台に出ていないが水面下に出始めた時期だったので興味がそちらにいってたところもあった。

ALRIGHT収録の名曲は「新しい歌」。僕の中で秦基博さんのアルバムは最後の曲が当たりという謎の定説を作っていた。
この曲は僕の中で今でもトップ5には入るほど好きな曲。

2-3. Documentary

 

すーぱー長くなってきましたが、気にせずいきます。
3rdアルバム Documentary。2010年10月6日発売です。

この頃は年明けに出したシングル「アイ」がロングヒットし、ライブチケットが取ずらくなるほどの人気になっていました。

このアルバムは初回特典がAとBで分かれるという、お財布に厳しい発売方法をとっていました。
しかも、AもBも良いから困るんだよね。

  • Aタイプ Green Mind 2010 ファイナルのライブ映像。14曲
  • Bタイプ コラボレーション楽曲収録アルバム。つまりはカバーアルバム

どっちもオススメです。
ちなみに僕はAタイプを買いました。Bタイプ収録曲は元からほとんど持っていた…というのが理由でした。

◆収録曲

M1.   ドキュメンタリー
M2.   アイ
M3.   SEA
M4.   oppo
M5.   猿みたいにキスをする
M6.   Halation
M7.   透明だった世界
M8.   今日もきっと
M9.   パレードパレード
M10. 朝が来る前に
M11. Selva
M12. アゼリアと放課後
M13. メトロ・フィルム(Album ver.)

この頃のアルバムを聴くと、想像ですが楽曲作りにかなり苦悩していたのではないか…と感じます。
当時はよく「カバーはいいけど、オリジナル曲はイマイチ」という評価をされていましたし、やっぱりバリエーションがないって印象でした。

その点、このアルバムでは新しい挑戦をしている感じがしました。
「猿みたいにキスをする」や「透明だった世界」などは、これまでにない種類の曲です。この挑戦が次回のアルバムに活きたのではないかな。

Documentary収録曲の名曲は迷います。
個人的には「ドキュメンタリー」です。かなり高音がきつくて秦さん自身もライブで出ていない時がよくありますが、声が出ている日の「ドキュメンタリー」は本当に圧倒されます。

下記のDVDは3枚組で1枚はMUSIC VIDEO。後の2枚はバンドのライブDVDと弾き語りDVDの構成です。
バンドDayは調子が悪そうでドキュメンタリーでは完全に高音が出ていない残念の様子ですが、弾き語りDayは逆に絶好調でドキュメンタリーの高音の伸びが半端じゃないです。

ドキュメンタリーが収録されているライブDVDはこの商品とLive Blu-ray&DVD「Hata Motohiro Visionary live 2013 -historia-」だけなのですが、絶好調のverが聴けるのは下記DVDだけです。おすすめ。

ここまで書いておいてなんだけど(笑)
Documentary収録でシングルじゃない名曲は一般的には「今日もきっと」でしょうね。めざにゅ~の主題歌で、秦さんらしい良い楽曲です。

2-4. Signed POP

 

ようやく、後半戦。
4thアルバム Signed POP。発売日は2013年1月30日です。

初回特典は前回に引き続き、A・Bの2タイプ。
この商法は勘弁してほしいんだよな。これやるなら、片方のボリュームを増やして普通に別商品として売ってほしい。
同じアルバム2枚買うとか無駄すぎるし、購入者のファンも泣く泣く買ってるだけでしょ。

  • Aタイプ 『Film of“Signed POP”』 インタビューと弾き語り動画だそうです。
  • Bタイプ コラボレーション曲収録CD。

Bタイプは良い曲揃いだが、普通に単品で買えるから単品で買ってAタイプ買うわな。僕もBタイプの曲は全部持ってます。
なお、このあたりからアルバム買わなくなったのでAタイプの解説ができません。すみませぬ。

◆収録曲

M1.   Hello to you
M2.   グッバイ・アイザック
M3.   Girl
M4.   初恋
M5.   現実は小説より奇なり
M6.   ひとなつの経験
M7.   May
M8.   FaFaFa
M9.   エンドロール
M10.自画像
M11.水無月
M12.Dear Mr.Tomorrow
M13.綴る

Signed POPでは曲のバリエーションが増えた中で1stの秦さんらしさも、ちょっと感じる。
楽曲制作の工夫や苦悩が一周したような印象を受けます。

「現実は小説より奇なり」「自画像」「綴る」といった楽曲は秦さんらしさもあるんだけど、これまでと少し違う感じが出ている良曲。
僕はこのアルバムが一番好き。

Signed POP収録曲の名曲は文句なく「Girl」。
シングルではないですが、ヨコハマタイヤのCM曲として、テレビもラジオもとにかく流れまくっていた。

翌年のひまわりの約束の大ヒット後の本格派アーティストとしての定着はアイ⇒Girl⇒ひまわりの約束というホップステップジャンプという流れができていたことが大きかったと感じる。

そして、この「Girl」という楽曲はこれまでの秦さんにない種類の名曲。
洋楽テイストは他の楽曲も入っているけど、ここまで洋楽チックな雰囲気を前面に出した曲は他にない。そしてギターで作ってる感じがしない。本当に良い曲。Dear Mr.Tomorrow もいいけどさ、こっちをシングルで出そうぜ。

2-5. 青の光景

 

最後は5thアルバム 青の光景。発売日は2015年12月16日。
大ヒットシングル「ひまわりの約束」を収録したアルバム。

認知度が大きく上がった後のアルバムだからオリコン1位取るかなぁって思ったけど、2位でしたね。惜しい。
星野源さんのアルバムは1位だったことや売り上げ差も結構あって、このあたりはまだまだ星野源さんのほうが認知度も上なんだなぁと意外だったりもした。

初回特典は下記の3点。

  1. 「Behind of “青の光景” 〜interview, recording & live〜」
  2. LIVE映像(世界遺産劇場 -縄文あおもり三内丸山遺跡-)「Q & A」、「ひまわりの約束」
  3. MUSIC VIDEO「言ノ葉 -Makoto Shinkai / Director’s Cut-」

初回特典は買ってないからわからないけど、予告編はこんな感じ。

◆収録曲

M1.   嘘
M2.   デイドリーマー
M3.   ひまわりの約束
M4.   ROUTES
M5.   美しい戯れ
M6.   Q&A
M7.   ディープブルー
M8.   ダイアローグ・モノローグ
M9.   あそぶおとな
M10.Fast Life
M11.聖なる夜の贈り物
M12.水彩の月
M13.Sally

このアルバムでは楽曲のクオリティが一気に上がった感じが…。
メロディも以前に増して良質で、アプローチが変わったのか楽曲のバリエーションが一気に増えました。

4thアルバムまでは、やっぱり楽曲より歌唱力の人だなって思っていたけど、5thでは楽曲も凄いと感じるようになった。
デビュー10年目で、まだまだ伸びてるってすごいなぁ。

青の光景収録の名曲はSally。
GLOBAL WORK CMソングとして、流れていましたね。2thの「新しい歌」に続き、秦さんの曲でトップ5に入るほど好きです。

秦さんってバラードもいいし、アップテンポもいいんだけど哀愁ただよう曲が一番合う気がするんだよね。

3. 終わりに

今日は秦基博さんの歴代アルバムを当時を振り返りながら紹介しました。
いや~、10年か。時が経つのってあっという間だなぁ。

若かりし頃の楽曲も粗削りでいいけど、最近の洗練された完成度の高い楽曲もいいですね。
そして、デビューからずっと共通の素晴らしい声質と声の伸び。

最近、秦基博さんを知った方々も是非、昔のアルバムを聴いてみてください。

これからも、このブログでは秦基博さんを応援しつつ、特集していきます。
どうぞ、よろしく!

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。