郊外の始発駅の良さを語る

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は少しテーマを変えまして、始発駅の良さについてです。

田舎育ちの僕からすると、東京の電車というのは正に異次元。
てか、地元じゃ電車なんて年に1回も乗らなかったので、最初は満員電車のストレス感が半端なかったです。

朝、会社についたら仕事の半分は終わった…。真面目にそう思っていました(笑)
そして、その後は片道15kmだし、電車乗るくらいなら…と1時間かけて自転車通勤に。

そんな、時期を過ごし、最終的に始発駅へと流れついた男のたわごとにお付き合いください。

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

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プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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1. 始発駅の特徴

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まず、始発駅の特徴から。
といっても始発駅といっても色々あります。例えば荻窪や浅草なんてのは始発駅ですが、俗に言われる始発駅と違いすぎます。

ここでは郊外の始発駅にスポットを当てます。

1-1. 田舎ときどき都会

郊外の始発駅は長閑。森や山や川があり、空気が違う。

やっぱり、空気が違うんですよね。
都心と違って、空気を吸っているだけで気分が良くなります。

本当の田舎に比べると、空気は良くないですが、それでも都心からアクセスも良くそこそこ良い環境です。

そして、田舎なんですけど駅前だけ都会だったりします。
本当の田舎は本当に何にもないのですが、郊外の始発駅程度であれば駅前に行けばマックや飲食店がいっぱいあります。コンビニだって、そこそこの距離感でポツポツとあります。

1-2. 意外と交通の便が良い

意外と始発駅は交通の便が良いです。
途中駅にいるより、色んなところに行きやすい。

僕も住んでみて、初めて知りました。
始発駅ってターミナル駅として複数線走っていることが多いです。そして大抵は数駅いくと、またどこかのターミナル駅にぶつかり分岐する。

そんな感じで、県をまたいでお出かけすると都心の駅と大して変わらなかったりする。
他社と直結で、かなり遠くまで1本で行けちゃう電車も結構多かったりと思った以上に不自由ない。

1-3. 治安は場所による

田舎だから治安がよいと思いきや、場所によります。
ブンブブ、ブンブブ~と暴走族的な方々が走っている音は都会より聞こえるかも。

そういや、僕の実家も暴走族的な方々の音とすさまじい蛙の鳴き声がBGMでした。そういうもんか。

ただ、不夜城のような町は少なく、夜は早い。治安はいいんだか、悪いんだか。

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2. メリット

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前章も始発駅のメリットみたいな内容でしたが、本当のメリットはここから。

2-1. 通勤時に座れる

誰もが一番に出てくるメリットです。しかし、それだけ絶大なメリット。

座れると、電車に乗っている時間でやれる選択肢が増えます。
寝るもよし、本を読むもよし。ゲームするもよし。

僕は疲れている時は寝て、普段は色んな人のブログ読んでます。

人身事故など、電車が止まった時に座っていられるのは本当に良い。
立っている人で体調悪くなる人が大量に出るからなぁ。正に地獄絵図。

中途半端に40分とかかかるところに住むなら、1時間かかる始発駅に住んだほうがメリットは大きいです。

2-2. 家賃が安い

といっても、郊外の中でも高いとこは高いんですよね。
それでも、23区内に比べると数万は安い。

場所によっては23区内の半分くらいの家賃で住める地区も少なくない。
固定費抑えられるのは大きい。始発駅の駅前は意外と投資用マンションが多いので、物件も色々あったりする。

郊外の始発駅なら駅前に住んでも23区内の駅から歩いて10分くらいのマンションと同等か安いくらい。
郊外始発駅&駅近マンションって組み合わせは雨にも濡れずに電車内は座れるので、中々強力なコンボである。

2-3. 定期範囲でお出かけできる

始発駅から都心まで行くと、会社から支給される定期券の範囲が非常に長い。

定期があれば、気軽に帰宅途中で駅を降りられます。
僕も気になるラーメン屋があると、会社帰りに途中で駅を降りてラーメン食べて帰ったりしています。

休みの日も定期範囲で遠くまで行けるので、フットワークも軽くなります。
それこそ、最近流行のポケモンGoなどもやりやすいでしょう。

 

3. デメリット

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メリットだけ書いても嘘くさいので、デメリットも記載しましょう。

3-1. 電車が止まると影響大

電車遅延の威力が都心に住んでいる時よりも遥かに大きいです。
大雪で遅れる日とかは本当に通勤が無理。

昨年は始発に乗りましたが、会社に間に合いませんでした(笑)
4時間半も電車に乗ってた。

自分が行かなきゃ、店が開けられないとか「電車が遅れて遅刻しました」じゃ済まないって人はちと辛い。
僕も朝から会議の日とか早く出てるけど辛い。

3-2. 時間がない

やっぱり、近くのほうが時間的には余裕がある。
出勤日における自由な時間が2時間は違う。

毎日、2時間違えば一か月で40時間違う。あぁ、40時間って一週間の所定労働時間じゃねーか。ガッデム。
そして、残業で終電前まで頑張ると家に着くと深夜1時回ってる。そんで、遠いから朝の6時には起きなきゃいけない。なんてこったい。

電車内の時間を有効活用できるって言っても限界がある。
金銭的に近くに住めるなら、近くに住んだほうがよいのは間違いない。

でも、中途半端に中間点に住むなら始発に住んじゃったほうがよい。

 

4. オマケ 中間始発駅はどうか?

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中間始発駅ってご存知ですか?
始発駅とは別に平日の朝限定で1時間に1本くらいの頻度で始発電車が出る駅があります。

東武東上線の成増や中央線の立川、京王線のつつじヶ丘、田園都市線の長津田あたりでしょうか。
どこの駅も始発駅ではないですが、時間限定で始発電車が出ます。

僕の場合は以前住んでいた狛江からつつじヶ丘が自転車で10分ちょっとくらいの距離だったので、つつじヶ丘まで行って始発に乗っていました。

個人的にはイマイチという所感。
他の中間始発駅はわかりませんが、つつじヶ丘で言えば始発電車を狙って、かなり早い段階で長い列ができます。
電車が到着する20分前くらいに行って並ばないと座れません。

つつじヶ丘から新宿まで25分くらいなので、待ち時間を含めると結局45分もかかってしまうんですよね。
始発の京王八王子から新宿が1時間。駅からの距離が仮に5分差だとすると結局、時間差は10分。

まあ、帰りの電車で差が出ますので、先ほどの例だとつつじヶ丘駅を使ったほうがトータルで40分くらいは自由に時間を使えます。

家賃とか総合的に勘案してみないといけませんが、郊外始発駅&駅近マンションを体験すると中間始発駅は個人的に微妙な選択肢と感じます。

 

5. まとめ

  • 始発駅は意外と便利
  • 始発駅&駅近マンションは利便性が非常に高い!
  • 職場から近い駅か始発か極端な選択をしよう。中途半端な距離が一番きつい

僕自身は始発駅&駅近マンションですが利便性最強です。
ついでに言うと僕の会社も駅直結なので、大雨降っても全然平気。

でも、小旅行並みに遠いので電車の中の時間を有効活用できないと辛い。
そして、残業で終電帰り続きになると物理的に遠いせいで本当に時間がない。

ブログどころか、家帰って風呂入って寝て起きて…とだけやっても睡眠時間3~4時間しか取れないので、さすがに体壊しそうになります。

それぞれの生活にあった環境を選びましょう。
残業もそうでもない会社なら郊外の始発駅を選ぶのは選択肢的に非常に有効ですよ!