カポタストのキー調整を極めよう!キー調整パターン表を使って解説

ぎたすけ

キー調整?ギタースコアにカポの位置って指定されているけど、それじゃダメなの?

たけしゃん

今回はオリジナル曲だったり、異性の曲だったり、ギタースコアがない曲に対して自分でキーを決める時の話だね。
この記事でわかること
  • カポタストのキー調整パターン
  • キー設定の流れ
  • キー設定のポイント

カポタストのキー調整パターン

注意
スマホの方は横画面表示で見てください。縦画面だと備考が表示されないことがあります。

元のキー 候補① 候補② 備考
 C Capo 3 (A) Capo 5 (G) カポ不使用が多い
 D♭ Capo 1 (C)  Capo 4 (A) 半音Dも多い
 D Capo 2 (C) Capo 5 (A) カポ不使用が多い
 E♭ Capo 1 (D) Capo 3 (C) 半音Dも多い
 E Capo 2 (D) Capo 4 (C) カポ不使用も多い
 F Capo 1 (E) Capo 5 (C) カポ不使用も多い
G♭ Capo 2 (E) Capo 4 (D) 半音Dも多い
 G Capo 7 (C) Capo 5 (D) カポ不使用が多い
 A♭  Capo 1 (G)  Capo 3 (F) 半音Dも多い
 A Capo 2 (G) Capo 4 (F) カポ不使用も多い
B♭ Capo 1 (A) Capo 3 (G)  
 B Capo 2 (A) Capo 4 (G) 半音Dも多い

MEMO
半音Dとは半音ダウンチューニングのこと

ドドン!メジャーキーの一覧です。

大体、主要な選択肢はこんなところ。

カポなしと半音ダウンチューニングも併せて、どのキーも3つくらいは選択肢がある。

 

ギターが上手い人はキー調整する時の選択肢が多いです。

選択肢が多いってことはそれだけ引き出しが多いって事ですからね。

なので、今回表に書いてあるキー設定ならどれでも、演奏ノウハウを持てるといいですね。

参考記事

「ギターが上手い人はカポタストを使わない」論が真実かを解説する

キー設定の流れ

キー調整パターンを見るとキー設定の選択肢は思いのほか多いと感じたはず。

この章ではキー設定の流れを解説しながら設定ポイントについて解説していきます。

キー設定の流れはこんな感じ。

  1. ボーカルが歌いやすい音域で元キーを決める
  2. 元キーからギター演奏に適したキーに調整する

この流れ。

②のキー調整はもちろん、曲のキーは変えません。

カポタストやチューニング変更でギターの演奏するキーだけ変更します。

それでは、具体的に解説していきましょう。

ボーカルが歌いやすい音域で元キーを決める

キー調整で最も重要な事はボーカルが歌いやすいことです。

よって、はじめにボーカルの音域に合わせたキーを選択していきます。

僕が設定する時の流れはこんな感じが多いですね。

  1. 曲中の最高音と最低音から暫定キーを設定
  2. 暫定キーでフルコーラス歌う
  3. 周辺キーでもフルコーラス歌って気持ちの良いキーを設定

こんなところ。

ポイントとしてはギリギリを攻めないことです。

自分の音域に対してギリギリのキーにすると調子に左右されてしまいます。

いつのライブでも安定した品質を保てるように少し余裕を持ったキー設定を心がけましょう。

元キーからギター演奏に適したキーに調整する

さて、ボーカルの音域から最適な元キーを設定したら次はギターのキー設定です。

流れはこんな感じがよいでしょう。

  1. キー調整表を参考に候補のキーを洗い出す
  2. 演奏スタイルによって候補を絞る
  3. 伴奏のフレーズを考えて候補を絞る

こんな感じでキーを決定しましょう。

一つずつ解説していきます。

キー調整表を参考に候補のキーを洗い出す

前述のキー調整表から元キーの「候補①」「候補②」「備考」の内容を確認。

掲載以外でもキー設定の選択肢があると、なおよい。

演奏スタイルによって候補を絞る

  • ストロークかアルペジオか?
  • カッティング系?かき鳴らす系?

スタイル別に考えるのはこんな感じでしょうか。

まずはストロークかアルペジオかによって大きな分かれ道。

 

例えば元キーがAだとします。

そうすると「ストロークならカポ無:A」、アルペジオなら「Capo:2のG」を選ぶのが一般的。

 

続いてストロークの場合に選ぶポイントはカッティング系か、かき鳴らす系かです。

元キーAだとすると「カッティング系:A」「かき鳴らす系はCapo:2のG」がよい。

かき鳴らす場合は開放弦多めのキーがよいです。

カッティング系はフレットを上から下まで使えたほうがよいのでカポ無がよい。

こんな感じで絞り込みます。

伴奏のフレーズを考えて候補を絞る

最後は伴奏のフレーズについて。

主に考えることは下記の項目。

  • メロディラインを弾くか
  • 特定のコードを使用するか
  • ベースラインの構成

このような演奏はやりやすさがキーによって変わります。

メロディラインを弾く際はスリーコードのうち、2つのルート音が開放弦になる、Eキー、Aキーが楽。

 

特定のコードを使用するか?は好み。

僕は好きな響きのコード進行やオンコード、テンションコードが一定数あって、その流れに載せやすいキーに寄せることが多いです。

といっても手癖に近い感覚なので賛否両論ありそう。

 

3つめのベースラインの構成も同様です。

Ⅰ度からベースラインを下降して一周回るパターンはCキーがやりやすい。

…といった感じで、ベースラインの作りをやりやすいキーが存在します。

まとめ

  • ボーカルの音域に合わせてキー設定し、そのあとギターが調整
  • ギターのキー選択は演奏スタイルやフレーズから選択
  • 色んなキーで演奏パターンを作ることが重要

ぎたすけ

色んなキーで演奏パターン作るって結構大変だよなぁ

たけしゃん

キー毎に定番パターンや手癖ができてくるんだけど、その引出しをいかに増やすかが腕の見せ所だね

カポタストを使ったキー調整解説記事でした!

繰り返しですが、色んな演奏パターンを作ることが重要です。

ギターがうまい人はキー毎に様々なフレーズネタやコードワークネタを持っています。

アコギ弾き語りでは演奏パターンの数で腕の差が出ます。

 

本記事のキー調整パターン表で「候補」として設定されているキーは押さえておきたいところ。

それぞれのキーでフレーズやコードワークのネタを増やしましょう。

 

また、各キーでのネタを増やすにはプロの楽曲を完コピするのが一番早い。

初中級者におすすめのギタースコアは秦基博さんの「evergreen」です。

参考記事

ギター弾き語り 秦 基博 evergreenをレビュー。初中級者の教本として最適な1冊

カポタストは「演奏を簡単にする道具」ではなく「演奏の幅を広げる道具」。

うまく活用して、ご自身の引き出しを増やしていきましょう。

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