ミニギターのすゝめ ~アコースティックミニギターの選び方~

ギター

「小さいギターって便利だけど、ちゃんと鳴るの?」

 

今日はミニギターについて。

東京だと満員電車に大きいギターを持ち運ぶのが大変。

また、家でも場所を取ります。

そこで持ち運びもよし、自宅用でもよしのミニギターは気になる存在。

 

しかし、ミニギターってちゃんと使えるの?

便利だけど、少し不安じゃないでしょうか。

そんな、お手軽なミニギターですが舐めてはいけません。

こんな小さく可愛らしい見た目のギターですが、ちゃんと鳴るんです。

 

さて、今日は便利で使い勝手抜群であるミニギターの魅力に迫ります。

ミニギターとは

ミニギターとはその名の通り、普通のギターを小さくしたものです。

一般的なドレッドノート型と比べると3/4から2/3くらいのサイズのギターです。

弦長でいうと、ドレッドノート型が650mm程度に比べ、ミニギターは580mmか540mmが主流。

 

数字で言ってもわかりずらいので、写真でどうぞ。

比較されているのはMartinのドレッドノート型と同じくMartinのミニギター(580mm)です。

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思ったより大きいと思った人もいるかもしれませんね。

横幅はこんな感じ。

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最近では種類もいっぱい出てきました。

ミニギターの他にも折り畳みギターとかもあるくらい。

うお!ってなりますよね。

楽器屋で最初紹介されたときはびっくりしました(笑)

 

でも、上記のやつはイマイチなんですよね。

いちいち弦を緩めなきゃ収納できなかったりするので、結構めんどくさい。

 

さて話を戻して、ミニギターですが最近は種類も豊富。

エレアコ仕様のミニギターも増えてきました。

使っている人も前より比較的見かけるようになりましたね。

 

より、市場が大きくなって使いやすくなったミニギター。

次章ではメリット・デメリットを中心にご紹介していきます。

ミニギターのメリット

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それでは、ミニギターのメリットへ。

すぐに思いつくものから意外なものまであります。

使ってみないとわからない点もあるので、そういったが参考になると嬉しいです。

持ち運びが楽

ミニギターで一番のメリットからです。

とにかく持ち運びが楽。

 

僕も実家に持って帰る&スタジオリハに持ってくために購入しました。

特にたまーにありますが会社帰りにリハ行くときとかは便利。

写真で比べると、そんな変わらなく見えます。

しかし、持ってみるとドレッドノートと比べて大分小さくて軽いです。

 

持ち運び用のケース自体もミニギターに合わせて小さいものがあるので、かなり楽に運べます。

これが、電車移動だと思った以上に違います。

満員電車でもなければ背負ったままでOKなのも大きい。

通常のギターだと背負っていると入口・つり革に引っかかってしまいます。

ミニギターだと、引っかからない。

【補足】
僕は174cmなので、それ以上の人は引っかかるかもしれません。

また、厚み的にもリュック的な感じでいけます。

この大きさの違いが移動では思いのほか、でかい。

実は良い音する

買う商品にもよりますが、僕が所有している通称リトルマーチン(LXM)

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こいつは中々鳴ります。

普通に入門ギターより良い音します。

さすがにドレッドノート型と比べると音量は負けます。

しかし、逆にこの薄めの音で高音は鳴る感じが良いんですよね。

弾き語りでやる分には全然問題なし。

 

趣味でギターをやりたいというライト層はリトルマーチンとかBaby Taylorあたりをメインギターとして買うのも全然ありですね。

自宅での使い回しや、外部への持ち運びを考えると、むしろ1本目のギターとして本命といって良い。

 

ちなみにyoutuberとして活動している山下 歩さんもリトルマーチンを使っています。

こんくらい鳴る。

僕も使っていて、小さいのに結構鳴るなぁって今でも思います。

キャラクター的にむしろミニギターが向いている人は多そう。

 

また、最近ではエドシーランが使っていることでも有名ですよね。

この動画で使用されているアコギは「リトルマーチン Martin LX1E Ed Sheeran Signature」。

エレアコ仕様のリトルマーチン LX1Eが基に作られてます。

 

ちなみにエドシーランはミニギターの音が好きで使っているそうです。

ミニギターって少し薄っぺらい音がするんですけど、逆にライトで良かったりするんですよ。

僕もリハに持って行って、良い感じだったからそのまま本番で使ったことあります。

エレアコ仕様の製品がある

最近ではエレアコ仕様のミニギターが多くなりました。

先述のリトルマーチンもエレアコ仕様。

あと、Taylor社が出しているBaby Taylorもエレアコ仕様のBaby Taylor-eがあります。

 

最近はミニギターはおもちゃではなく、現場で使えるものって認識が高まりましたよね。

そのため、ライブで使えるようにエレアコ仕様の製品が増えてきました。

 

ちなみに僕のリトルマーチンもエレアコ仕様。

僕が買った当時はエレアコ仕様のものが販売されてなくてギター工房で改造したのを買いました。

なので、通常はLXMはエレアコ仕様ではありません。

 

エレアコ仕様のミニギターは持ち運びも使い勝手も非常に便利です。

大体はアコギ仕様のものから+1万円くらいが相場みたいですね。

個人的にはエレアコ仕様を買ったほうが対応できる場面が圧倒的に増えるのでオススメです。

シグネイチャーモデル

ミニギターにもシグネイチャーモデルが存在します。

【補足】
シグネイチャーモデルとは特定アーティストが使う特別仕様モデルと同じ仕様の製品

ミニギターのシグネイチャーモデルは下記の2点。

  • エドシーラン Martin LX1E Ed Sheeran Signature
  • テイラースウィフト Taylor Taylor Swift Baby

先ほど登場したエドシーランのリトルマーチン。

後は割と以前から販売されているテイラースウィフトのBaby Taylorです。

テイラースウィフトのはエレアコ仕様ではないです。

向き不向き

前章でミニギターのいいところを書きましたが、もちろん向き不向きはあります。

こんな人は買わないほうがいいっていうのも書いておきます。

向いている人

まずは向いている人。

基本的には持ち運びする人が向いています。

  • ギターを持ち運びすることが多い
  • 部屋のスペースをあまり取りたくない
  • 趣味でアコギを弾けるようになりたい
  • 子供にギターを買ってあげたい

 

持ち運び以外でも「気軽にギターに触りたい」という要望があれば向いてます。

通常のギターって大きいので持って弾くまでの工程が重いんですよね。

部屋でギター弾く場合でもミニギターに変えるだけで触る頻度は上がります。

パッと持てて、パッと弾いて、パッとしまえるのは相当大きい。

不向きな人

続いて不向きな人。

2018/1/7修正
ミニギター市場が変わってきて、不向きなパターンが減ったので変えました。
  • 生音で音量が欲しい人
  • バンド活動で使うギターを探している人

 

以前だと、「持ち運びに苦労しない人」や「ライブ活動で使う人」を入れていました。

現在では弾き語りのライブ活動なら、バリバリ使えてしまうのでデメリットはほとんどなくなりました。

強いて言うなら不向きなのはバンド活動で使ったり、音の厚みが欲しい人くらい。

それも、すぐに改善されるかも。

すげーぞ、ミニギター。

おすすめ ミニギター

それではおすすめのミニギターを何品かご紹介。

ここでは定番商品をいくつかピックアップしていきます。

LXM/Martin

最初にご紹介するのは僕も使っている通称「リトルマーチン」ことLXMです。

さすがMartin。ミニギターなのに良く鳴るんです。

 

ギターを始めてみたいって方が最初に買う1本としてもおすすめできます。

ちなみにリトルなんですがネック幅は42.9mmと普通のMartinギターと変わらない。

押さえている感じも、気持ち細いと思うくらいでほとんど変わりません。

 

前述の通り、エドシーランも使っています。

エドシーランが使っているのはエレアコ仕様の「LX1E」ですね。

プロのライブシーンでも使われてるというのは品質的に大きな安心材料になりますね。

Backpacker/Martin

Martinからもう一台。

トラベルギターの代名詞であるBackpackerです。

長さ的には普通のギターと大差ないですが極限までシェイプしたギターです。

持ち運びも楽々。

 

キャンプとかに持っていくには最適な1本です。

音はさすがにペラペラでした(笑)

といっても、この形の割にはちゃんとした音しています。

さすがMartin。

ライブなど、人前で演奏することも考えているなら前述の「LXM」か「LX1」にしときましょう。

逆に自宅用・旅行用と割り切っているなら、こちらを選択するべし。

僕も一人旅用に買おうか、たまに悩んでいます。

Baby Taylor/Taylor

リトルマーチンと並ぶ、ミニギター発売初期からの2台巨頭。

TaylorからBaby Taylorです。

試奏した感想では音はリトルマーチンよりも上な印象がありました。

 

当時はリトルマーチンより1万円高かったのですが、最近はリトルマーチンが値上がりしたのか同じ価格帯になりましたね。

 

ちょっと高くなりますが、こちらもエレアコ仕様の商品があります。

リトルマーチンと比べても甲乙つけがたい、良品です。

まとめ

  • 持ち運ぶと思った以上に小さくて軽い。
  • リトルマーチンやBaby Taylorはメインギターでもいけるレベル
  • 趣味でギターを始めたい人の1台目として、超本命。
  • 最近ではプロミュージシャンで使っている人が増えてきた

こんな感じ。

僕のようにメイン機は別にあって、お出かけ用と割り切って買うのも十分ありです。

僕は非常に役立っています。

 

山下さんのようにミニギターにペイントを施すとおしゃれでカッコいいですよね。

あれも、さすがにヴィンテージギターとかにはやりずらいですからね(笑)

ミニギターならではって感じがします。

 

最初、ギターを始めるのに重要なのは気合いでもやる気でもなくてお手軽さだと思うんですよね。

お手軽に運べて、弾きたい時に弾けて。

とにかくギターは初めは全然面白くない。

なので、とにかくギターに触りやすい環境を作ってあげるのが大事。

そういった意味では1本目をミニギターって選択肢は全然ありですね。

【参考記事】初心者が初めてアコースティックギターを購入する際の選び方check

さて、こんなところでミニギターの紹介はおしまい。

 

ミニギターを買って、お出かけ中に持って行ってみましょう。

花火やBBQの時にBGMみたいにギター鳴らすとかっこいいですし、お隣の方とかみんな集まってきますよ。

ただ、下手だと痛いだけなので買ったら一生懸命練習しましょう。