超定番ヘッドフォン SONY MDR-CD900STをレビューする

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

先日、MDR-CD900STのイヤーパッドとウレタンリングを交換した記事を書きました。

MDR-CD900STのイヤーパッドとウレタンリングを交換した

2016.07.15

ついでに本製品のレビューしちゃおうということで、今日は製品レビュー編。

本商品はDTMerにとってみれば、超定番商品なのでレビューも腐るほど出ていますが、僕なりの表現でわかりやすく解説していきます。

どうぞ、お付き合いくださいませ。

1. MDR-CD900STについて

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SONY製のモニターヘッドフォン。
1989年に発売されたものというから驚き。25年以上もレコーディングスタジオの定番機種として君臨しているわけですね。

レコーディングスタジオにいくと必ず1つは置いてあるコイツ。
そして一般ユーザーも業界標準機種だから…という理由で買う人が多い。僕もその一人です。

とにかく、一般ユーザーでも宅録家は持っている人が異様に多い。

形式は密閉ダイナミック型です。
密閉型なので音漏れは少ないです。経年劣化で音漏れが大きくなって来たら、上記のイヤーパッド交換した関連記事を見てください。

実売価格は15,000円程度。
ヘッドフォンとしては高くもなく安くもなく…という印象ですが、結構本気の人じゃないと手を出さない価格帯ではあります。

2. レビュー

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それではレビューにすすんでいきましょう。
比較対象がないので、MDR-CD900STの絶対評価です。

2-1. 音質

まずは何はともあれ音質。
一言で言うと綺麗。原音そのまんま。淀みがない。この商品は正に「モニター用ヘッドフォン」です。

別にモニター用とリスニング用で定義があるわけではないのですが、リスニング向けに一般販売されているイヤホンやヘッドフォンは最初から聴きやすいようにある程度チューニングされています。

BOSEとかの製品がわかりやすいですが、メーカー毎に音に特色が出ます。
俗にモニターヘッドフォンと言われる製品は色付けが何もありません。原音を忠実に聴いて悪目立ちするところがないか、劣化しているところがないか確認するための製品ですからね。

なので、最初聴くと「これが業界標準化かぁ、ひょぇ~」とか別になりません。
ああ、こんなもんねって感じ。

僕は携帯用のイヤホンは同じくSONYのMDR-EX600を使っていましたが、単純に音楽を聞くならこっちで十分です。

だがしかし、MIXとかするならやっぱりMDR-CD900STがいいです。
EQかけるときも、どっか出っ張ってるとわかりやすいし、本当に癖がない音を出してくれることを実感します。

この製品でモニターしながらバランス調整すれば、どのイヤホンやヘッドフォン使って聴いても変な音になりません。

リスニング用の製品だと低音や中高音がはじめから持ち上がっていることがあるので、その製品ではよくても他の製品で聴くとダメなことが多いんですよね。

この製品であれば、そういったことがないのでモニター用としては間違いないです。
逆にリスニング用として考えると十分優秀ですが、あえてこの製品にする理由はありません。

2-2. 装着感

装着感は割と緩め。最初は音漏れしないのかなと心配になりました。

その代わり、長時間付けていても疲れない。
このあたりはさすが業務用といったところでしょうか。

頭の大きさに合わせて調整する可動部分も段階ごとにカチカチ動くので調整しやすいです。
イヤーパッドが痛んでくると、さらに緩めになっちゃう。何年かに一回変えるといいでしょう。

2-3. 遮音性

密閉型なので遮音性も高く問題ないです。
イヤーパッドの劣化などで遮音性が低下していきます。

ただ、イヤーパッドなどのパーツが個別で売られているので自身で取り寄せして交換できます。
ここは地味に大きいかも。

僕も先日イヤーパッドを交換したら低下していた遮音性が復活しました。

2-4. 耐久性

耐久性も高いです。この点もさすが業務用。
僕は6年以上使っていますが、レビューとか見ていると消耗部品だけ自分で変えて10年以上使っている人も多数見られます。

耐久性については◎と言って問題ないでしょう。

ただし、業務用製品なのでメーカー保証なるものが一切ありません。
初期不良以外はいつ壊れても有償修理。1年のメーカー保証がついてくるのが当たり前という昨今では保証なしってのはリスクが高いので、ちょっと抵抗がありますね。

2-5. コストパフォーマンス

耐久性や品質を考えると15,000円と相当安い印象です。
だって、イヤホンのMDR-EX600が17,000円くらいするんですからね。僕の場合は2年くらいでご臨終でしたから、そう考えると6年以上使えている時点で相当コスパ高いです。

ちなみにMDR-CD900STのイヤホン版であるモニター用イヤフォンMDR-EX800STが実売で2万程度。

 

ヘッドフォンのほうが安いんかい!まあ、携帯性を考えるとそうなるのかな。
しかし、品質も高い製品なので、これでモニターヘッドフォンはずっと安泰と考えると15,000円は相当安いです。

3. まとめ

  • MDR-CD900STは業界標準機であり、モニター用ヘッドフォンとして間違いない選択肢!
  • リスニング専用のヘッドフォンを探しているなら、あえてこの製品を選ぶ理由はない
  • 耐久性も高く、コストパフォーマンスは相当高い!

こんなとこ。
昔からの定番機種ですが、定番になるにはそれなりの理由があるってことですかね。

僕自身は仮にMDR-CD900STが壊れたら、他の選択肢も色々考えるけど、たぶん同じやつもう一台買います。
この製品が安定すぎて他の製品に行く理由が見つけられないと思う。

生放送もレコーディングもMIXも、このヘッドフォンあれば全部対応できます。
予算に問題なければ1台買って置きましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。