椎名林檎さんのカリスマ的な影響力の源を語る

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

本日はアーティスト特化シリーズ。
椎名林檎さんです。

以前にライブで女性ボーカルの方が終始マイクに対して斜に構えてて何だ?って思っていたら後で椎名林檎さんのパフォーマンス真似ていると聞いて本家の動画見てかっこよすぎて感動しました。

そんな、同性アーティストから絶大なる支持を得ているカリスマアーティスト。
椎名林檎さんの魅力に迫ります。

この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

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プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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1. 椎名林檎さんについて

まずはみなさんご存知とは思いますが、椎名林檎さんのプロフィールから。

椎名 林檎(しいな りんご、Sheena Ringo、1978年11月25日 – [1])は、日本のシンガーソングライター。有限会社黒猫堂所属。レコードレーベルはEMI Records Japan(ユニバーサルミュージック)。2004年から2012年まではロックバンド・東京事変のボーカリストとしても活動していた。2009年、平成20年度芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞。

-wiki pediaより-

所属事務所の黒猫堂は椎名林檎さんが経営している芸能事務所。
大物歌手は大抵は元々の所属事務所を辞めて、自身で事務所設立しますね。

デビューは1998年。デビュー曲は幸福論。

幸福論/椎名林檎(YouTube)

 

なんか、個人的には次のシングルの「歌舞伎町の女王」と3rdの「ここでキスして。」が売れたことと、個性が強かったことで「幸福論」の影が薄い感じ。

当時は2rdシングルの「歌舞伎町の女王」で渋谷系をもじった新宿系って触れ込みで認知され始めた感じでしたから、そういうもんか。

一時期活動休止されており、その後は「東京事変」のボーカルとして活動。

OSCA/東京事変(YouTube)

 

個人的には僕は東京事変時代が一番好き。
刺激があるけど、キャッチーなメロディーラインは相変わらずですが、いろんな音楽やっていた気がします。

林檎節全快の曲もありつつ、他のメンバーが作曲しているカッコイイ曲もたくさんあったので新鮮な感じ。
でも、他のメンバーが作曲した曲でも林檎節はボーカルとして入っていて、それが何ともかっこいい。

リンク張った「OSCA」の作曲もギタリストの浮雲さん。
すげーかっこいい。

3rdアルバム「娯楽(バラエティ)」に収録された「ミラーボール」って曲も好きなんだけど、この曲も浮雲さんが作曲。

2013年からは東京事変も解散して再度ソロ活動に戻り、今に至る。

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2. 椎名林檎さんの魅力

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さて、それでは椎名林檎さんの魅力について触れていきましょう。
魅力を挙げればキリがないのですが、何点か絞ってご紹介します。

2-1. 卓越した歌唱力と作曲力

椎名林檎さんの魅力といえば、個性が強くその独自の世界観がかっこいいことが挙げられます。

しかし、その独自の世界観を支えているのが卓越した歌唱力と作曲力です。
正確なピッチとリズム。伸びのある高音などボーカリストとして素晴らしい実力を持ち、そこに艶のある声が乗っかり独自の世界観を作り上げています。

曲によって声色も変化し、様々な表情を見せます。
確かな歌唱力の上で個性が踊っているような印象。たまに巻き舌で歌うときがあるのですが、これも素晴らしくかっこいいんですよね。

そして忘れていけないのが作曲力。
これも歌と一緒なんですよね。個性を抜きにしてもキャッチーで綺麗なメロディーラインを書く人なんですよね。

オルゴールで鳴っていても素晴らしいと感じるメロディーラインなんです。
僕も前に具合悪くなって医者に行ったときに椎名林檎さんの曲がインストで流れていて、その時に個性が目立つ人だけど「メロディーだけ聞いてもこんなにいいんだな」と驚いたことがあります。

作曲についても卓越した良質なメロディーラインを基盤にして、その上で個性が踊っている感じ。

椎名林檎さんを聴いていると、確かな歌唱力&作曲力の大切さを思い知ります。
基盤がしっかりして、その上に個性を叩き付けることでこれだけの魅力が生まれるんだなぁ。

2-2. パフォーマンスがとにかくカッコいい

ライブでのMCだったり、魅せ方だったり。
一つ一つが楽曲の世界観にはまっており、カッコいいんですよね。

冒頭に書いた、マイクから斜に構える姿勢もそう。
スピーカーつかったりするのも、いろんな人がやっているのに何故この人がやると、こんなカッコいいのか。

決定的三分間/椎名林檎(YouTube)

 

東京事変時代の「能動的3分間」って曲もライブだと曲開始と同時にカウントダウンが始まって3分ジャストで曲が終わって会場が暗転するという演出があって鳥肌立つほどかっこよかった。

是非、ライブ行くかライブ映像見てほしいですね。

 

3. 終わりに

今日は椎名林檎さんの紹介でした。
ほんとに同性への絶大な支持を感じます。

今の20代半ば~30代半ばくらいの層の女性に対して絶大な影響力を与えているアーティストといえばaikoさんと椎名林檎さんではないでしょうか。

弾き語りで活動している女性を見ても、椎名林檎さんの影響を多分に受けている方を本当によく見ます。
そして凄いなと思うのはバンドを見ても、影響を受けている女性ボーカルが凄くたくさんいるんですよね。

ジャンルを超えて凄まじい影響力を持ったアーティストです。その分、他のアーティストの方で歌に林檎節が若干入っていると、それだけで二番煎じ感が半端ないです。

男性ソロアーティストでここまでの圧倒的なカリスマっていないよなぁ。
本当にすごい存在だわ。