中古vs新品!アコギを買う時はどちらが有利?

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

1本目のギターを弾き倒して、ちょっといいギター買おうかな!
…と思ったときにみんな考えること。

「アコギって中古と新品どっちがいいんだろう??」

アコギ市場は新品以上に中古ギターがあふれています。
しかも、中古のほうが安いかと思うと中古のほうが高かったりする摩訶不思議。

今日は中古vs新品というお題で掘り下げていきます。

1. 手を出してはいけない中古品

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まずはじめに中古品の中でもリスクが高すぎてやめておいたほうがよいものを挙げておきます。
ここで挙げるものを除外して、その上で新品と比較しましょう。

1-1. ネットオークション

中古品をネットオークションで買うのはやめましょう。
もちろん、当たりがある可能性は0ではありません。ですが、店頭で買っても外れが多いのが中古です。

基本的な考え方として中古は外れのほうが多いという考えは必ず持ちましょう。

その上で中古品を買うときはネックの状態やフレット・ナットの消耗。
ギター本体の鳴りなどを実際に確認して外れを避けていくわけです。

ネットオークションでは書いてある内容を信じるしかありませんし、写真でネックやフレットの状態を判別するのは不可能です。
リスクが高すぎるのでやめましょう。

1-2. 相場と比べてやたらと安いギター

たまに調べていると相場に比べてやたらと安いギターがあります。
例えばGibson B-25のビンテージだと大凡、20~25万くらいが相場です。

でも、たまに15万くらいで出ているB-25のビンテージがあります。
見に行ってみると、大抵が鳴りがダメか本体にひび割れがあったりと買った後に難が出そうなものばかり。

相場より、安いギターはちゃんと物を見て考えたほうがよいです。
よくありがちなのが、買ったはいいけどリペアが必要になりリペア費用と本体価格足したら相場を大きく超えちゃったってパターン。

トータルコストで考えることが重要です。

2. 新品vs中古

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さて、ダメな中古をお伝えしたところで本題の比較にいきましょう。

2-1. 音質

まずは音質。
新品に比べるとビンテージの中古品の音質は素晴らしいです。弾いてみると鳴りの違いが明確です。

だから、MartinやGibsonのビンテージは重宝されるし、プロの使用者も多いのです。

これはGibson J-45のビンテージと思われます。
いや、素晴らしい音。ほんと素晴らしい。2回言っちゃったよ。

なかなか、新品のJ-45でこの音出せるギターないよ。
やっぱり、当たりのビンテージには音質では勝てない。

2-2. 維持費

状態維持は新品のほうが明らかに楽。
買った時点ではフレットやナットの消耗もないし、しばらくは日ごろのメンテして弾き倒しているだけで問題ない。

中古はそうはいかない。
よく楽器の店員さんは「長年弾かれてるギターなんで、維持は新品より楽ですよ。長年現役なわけですから」というんですよね。

そんなわけねーだろ(笑)
消耗品って概念知ってんのか?と言いたい。

僕もビンテージではないですけど中古ギターと新品ギター両方持っていますが、やっぱり中古ギターはナット変えたり、フレット変えたりしているし、新品に比べて維持費はかかります。ビンテージだとそりゃ、猶更ですよ。

2-3. 改造の必要性

改造と書きましたが要は購入後に後付けピックアップやストラップピンをつけたりする必要があるかどうかというお話です。

ビンテージだったり、一世代前の中古ギターは大半はピックアップがついていません。
また、ついていても旧式ピックアップがついており、最近発売されたピックアップに音質が劣るものがついています。

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例えばデュアルシステムのピックアップが普及したのは、ここ5年ぐらいの話です。
10年前の中古ギターを買うと仮にピックアップが載っていてもピエゾかマグネットです。

新品のギターだと、最近はGibsonやMartinでもピックアップ内臓機種が基本になっています。
初期装備であれば、相性が悪い心配はないですし、そもそも事前に音質確認ができるので安心できます。

ストラップピンについても、最近製造された機種ではボディ上部にもついており、ストラップがつけやすくなっています。

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しかし、昔のギターにはついていないので新たにストラップピンをつけるか、昔のフォークギターのようにネック上部を紐で縛ってストラップをつけるかしかありません。

新品と比較すると中古だと購入後にギター本体を改造する必要が出てくることが多いです。
改造が不要で店頭にて完成系を確認できる新品よりは不安要素があるということです。

2-4. 本体価格

普通、中古の一番の売りは価格が新品より安いことなんですが、アコギの世界はジーパンとかと一緒です。
ビンテージという概念があり、ビンテージ品は新品よりも高いです。

といっても中古が新品の価格を上回るのはビンテージ品だけ。
TaylorとかColeclarkといった最近のメーカー品であれば、中古のほうが安いです。

特にTaylorの上位機種は新品だと50万とかします。
中古であれば60~70%の価格で買える上にTaylor自体個体差が少ないのでフレットやナットの消耗具合やネックの状態が確認できれば比較的安全にワンランク上のギターを購入することができます。

逆にビンテージ品が多くあるMartin、Gibsonは個体差が大きいです。
特にGibsonは当たり外れが激しいことは問題どころか、メーカーの個性みたいになっているところまできてます(笑)

価格帯もJ-45で比較すると、新品が25~30万なのに1960年代ものは40~50万と1.5倍程度の値付けをされます。

本体価格については一概にどちらがよいかは言いにくいですね。
Taylorなどであれば、中古を選択するメリットが十分あります。逆にGibsonなどは価格帯が高くなるのでコストを抑えるなら新品を買ったほうがよいです。

3. ビンテージ品購入をやめたほうが良い人

ダメ

中古vs新品を書いて、次に書くことはビンテージ品購入の注意です。
ビンテージ品は鳴りが良いギターが多く、見た目も渋くて魅力的なギターです。

しかし、アマチュアが持つには厳しいところもあります。
自分の環境からビンテージ品を買うべきかどうかを考えましょう。

3-1. ギター1本だけで運用しようとしている人

「すごくいいギターを1本買って、俺はこの1本だけを一生ものとして弾いていく」

こう考えて、ビンテージ品に手を出す人。いっぱいいます。そこのあなたもそうじゃないですか?

ですが、こう考える人は新品買ったほうがよいです。
前章でも書いてますがビンテージ品は新品に比べてメンテナンスの手間がかかります。

リペアに出してしばらく帰ってこないことも新品よりよくあるわけです。
なので、ビンテージギター1本で回すと手元にギターがない期間が発生する確率が高いのでやめたほうがよいです。

ライブで使えるレベルのサブギターがちゃんとあって、その上でビンテージギターを買ったほうがよい。
それこそ一生ものくらいの覚悟で買うなら、新品買ったほうが良い。

よほど、メンテに気を付けないとビンテージを何十年も使うの厳しいですよ。
プロが使えるのは保険に入っていて、メンテも専門の方がついているからです。

3-2. 違いがよくわからない人

知ったかぶりしてはいけません。
たとえ、一緒についてきてくれている玄人さんや店員さんが「このギターはすごくいいよ~」って言っていても自分がその価値に気づけないのであれば買うべきではありません。

自分にとって「良い音」のイメージが確立されていないならビンテージに手を出すのは得策ではありません。
相当高い買い物ですからね。

それにビンテージ品は外れが多いです。当たりと普通と外れの3種があるとしたら外れが一番多いと思います。

なので、自分にとっての「弾きやすいギター」「良い音」の定義がある程度決まるくらいは色んなギターを触ってから手を出したほうが良いです。

4. まとめ

  • 無難なのは新品。
  • 中古はピックアップやストラップピンなどがなかったりする
  • 自分にとっての「良い音」や「弾きやすさ」が確立してから手を出したほうが良い

よく、新品は鳴らないって言いますけど鳴らなくもないんですよね。
ただ、鳴るビンテージ触っちゃうとね~。

僕も今のギターを買うためにかなりの数のギターを弾きましたが、1960年代のGibsonとMartinの当たりギター弾いたら新品のGibson、Martin買う気が失せてしまいました。

でも、新品だって十分いい音のギターありますからね。
メンテナンスや付帯品も考えるとトータル的には新品が勝っていることのほうが多いでしょうね。

アコギの世界では音質という二文字が何より優先されてしまいますが、ライブで使うことを考えると音質以外もすごく大事です。
広い視点で考えることが重要ですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。