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アコギを買うなら新品・中古・ヴィンテージギターのどれ?それぞれの特性と選び方を解説【プロアーティストの選択率も紹介】

古いギター

ぎたすけ

ギターって中古のほうがヴィンテージ扱いになって高いよな

たけしゃん

ヴィンテージ扱いになるものとならないものがあるけどね。今回は新品と中古の特徴を解説していくよ
この記事でわかること
  • 新品アコギのメリット・デメリット
  • 中古アコギのメリット・デメリット
  • ヴィンテージアコギのメリット・デメリット
  • 中古アコギを買う際の確認ポイント
  • プロアーティストの新品・中古・ヴィンテージ選択率

アコギにおける新品ギター・中古ギター・ヴィンテージギター

部屋とアコースティックギター

たけしゃん

それぞれのメリット・デメリットを知る前に新品・中古・ヴィンテージの定義をある程度明確にしておきましょう!

アコギの新品・中古・ヴィンテージ

  • 新品…消費者の手に一度も渡っていないギター
  • 中古…製造後、消費者の手に渡り使用された商品
  • ヴィンテージ…中古のなかでも年代が古いなどプレミアがつくもの
注意
上記の分類はギター解説するために筆者が決めた定義です。商取引上の定義ではありません。

消費者の手に一度もわたっていないと新品なので、製造から10年以上たっているのに新品のギターとかもあります。

 

また、ヴィンテージギターも定義が曖昧で値段でヴィンテージかどうか判断する感じです。

主に1969年以前に製造されたMartin(マーチン)、Gibson(ギブソン)のギターがヴィンテージ扱いされて高い値がつきます。

 

新品・中古・ヴィンテージのどれもが一長一短あるので、特性を理解して買うものを選ぶのが重要です。

特にヴィンテージはどこかの部品が当時の純正品かどうかで、万単位変動する世界なので、知識0で買うのは無謀です。

 

この後、新品・中古・ヴィンテージそれぞれの特性や注意点を解説していくので、自身に合ったものはどれかを考えましょう。

新品ギター(アコギ)の特性

Martin DX1 トップ

メリット
  • 品質・状態が安定しており、長い期間安定して使える
  • 最近のプレイヤー事情を踏まえた仕様になっているものが多い
  • メーカー保証期間がある
デメリット
  • 木が若く、ギターの鳴りが固い
  • 中古(ヴィンテージは除く)より値段が高い

新品のギターは何といっても、品質・状態が安定していることがメリット。

保証期間も1年はあるため、買ってすぐに高い修理代が発生することはまずありません。

 

フレットやナット、サドルといった消耗パーツも新品なので、短くても数年修理は発生しないケースが多いです。

 

逆に音質は木が若く、硬いのでヴィンテージギターのような乾いた響く音は鳴りません。

また、ヴィンテージギターを除く中古ギターと比べると新品はもちろん高いです。

新品のアコギが適している人

  • 初心者
  • 長く付き合うギターが欲しい人
  • 安心してプレイに集中したい人

新品のアコギは品質が安定しており、しばらくは修理の発生しにくい点が強みです。

 

よって、初心者の方には新品のギターを買うことを断然おすすめします。

初心者だとギターの故障がギターを辞めるきっかけに十分なるからです。

ギターという楽器を理解するまでは安心して使える新品のギターを選びましょう。

 

また、ギターと長く付き合いたい方やプレイに集中したい方もトラブル発生率が低い、新品のギターが望ましいです。

中古でも、良いもの良いですが外れを引くと余計な時間とお金が発生します。

安定を求めるなら新品のギターを選びましょう。

永久保証のメーカーは新品購入者だけが対象

Gibson(ギブソン)、Epiphone(エピフォン)、K.Yairi(ヤイリギター)の3メーカーは永久保証がついています。

MEMO
各種調整、消耗品の交換・修理、経年劣化や人災・天災などに起因する不具合等は有料修理です

永久保証は1ギター、1オーナーとなっているため、新品で購入した方だけの特権です。

同じギターを長く使いたい方には永久保証は魅力的ですよねぇ。

 

また、K.Yairi(ヤイリギター)は自社ギターを長く使ってもらいたい…という理念から有償修理も良心的です。

末永く付き合うメーカーとしては信頼できる国内優良メーカーです。

【参考記事】K.Yairi(ヤイリギター)のギターを徹底解説して、おすすめアコギを紹介する

中古ギター(アコギ)の特性(ヴィンテージは除く)

アコースティックギター

メリット
  • 新品のギターより価格が安い
  • 通常と異なる仕様のギターを選べる
デメリット
  • 部品が消耗している
  • ギターによって当たり外れがある

中古のギターは価格が安いことが一番のメリットです。

同じ予算で新品のギターよりワンランク・ツーランク上のギターを買うことができます。

 

僕がメインで使っているTaylor(テイラー) 814ceも中古ギターで30万円でしたが、当時は新品だと40万半ばくらいが相場でした。

新品ギターの2~3割引きくらいの価格設定が多いです。

 

また、現行品と仕様が異なるギターであったり、全所有者がカスタムしたギターも中古市場には存在します。

これまた、Taylor(テイラー) 814ceの話ですが、僕はピックアップがFISHMAN時代のものが欲しくて中古を購入した経緯がありました。

MEMO
2002年までに製造されたTaylorギターはFISHMANの特注ピックアップが搭載されていた

その一方で前所有者がいますので、各部品が消耗していたり、変な仕様に変わっている可能性があります。

中古ギターに手を出すなら、ある程度はギターの善し悪しを自身で分別できないと厳しいです。

中古のアコギが適している人

  • ギターの状態を自身で判断できる人
  • 限られた予算でランクの高いギターを買いたい人
  • 特別仕様のギターを買いたい人

中古のアコギが適している人は何といっても、ギターの状態を自身で判断できる人です

自身でギターの状態を判断できれば、外れを引く可能性はグッと下がるので中古のデメリットを回避することができます。

 

また、逆にメンテナンスコストをザックリ想定して買うのも有効です。

消耗が全くない中古ギターを探し出すのは困難なので、一定期間でメンテナンスが発生することを踏まえて予算取りしましょう。

消耗している部分があれば、楽器店の方と価格交渉もできますしね。

MEMO
わかりやすく消耗しているパーツがあると、あらかじめ値引きされていることが多いです

中古ギターを買う時のチェックポイント

  • フレットが大幅にすり減っていないか
  • ナット・サドルの溝が深くないか
  • ネックが反っていないか
  • ボディ下部が膨らんでいないか

…とこんなところ。

ただ、チェックして状態がどうなのか?を判断するためには正常・異常、それぞれの状態を知らないといけません。

 

なので、自身でチェックできるのが望ましいですが店員さんに聞くのも良いでしょう。

中古楽器を多数扱っているところは大体の店員さんが正直に教えてくれます。

僕は同じフロアの新品のギターを持ってきてもらって、状態を比べたりしてましたが、店員さんも快く協力してくれる店が多かったです。

 

また、中古ギターのポイントでトラスロッドの余裕を確認するって人が結構いるんですけど僕は確認していないです。

トラスロッドを下手に回すとネックの状態が狂うので、店員さんが教えてくれたら聞く程度のスタンスです。

ヴィンテージギター(アコギ)の特性

メリット
  • 年数経過した木材独特の音質と響きが素晴らしい
  • 様々な仕様のギターを選べる
デメリット
  • 部品が消耗していたり、傷んだりしている
  • ピックアップ未搭載など仕様が昨今のライブ活動に適していない
  • プレイには大して関係しない仕様によって、値段が跳ね上がってることが多々ある

ヴィンテージギターの一番のメリットは経年した木材による独特な音質と響きです。

Gibson(ギブソン)もMartin(マーチン)もヴィンテージものは素晴らしい鳴りです。

 

その反面は年代が経過しているため、部品が消耗していたり、傷んだりしています。

買って、すぐにメンテナンスに出さなければいけないことも多々あります。

 

また、今時の新品ギターはピックアップ搭載、ストラップピンがボディ上部に取付けされている…などプレイヤビリティを考えた仕様です。

しかし、ヴィンテージギターは何もないのでライブで使いやすくするには改造が必要です。

ヴィンテージのアコギが適している人

  • ギターの状態や仕様変更の影響を自身で判断できる人
  • 音質重視の人
  • ギターコレクター

ヴィンテージギターも中古ギターと同様にギターの状態を自身で判断できる人が適しています。

中古ギターよりも更に当たり外れが激しいので、判断にはギターの知識・経験が問われます。

 

また、ギターコレクターの方以外には、割とどうでもよい仕様変更で値段が跳ね上がることが多々あります。

例えば、ペグやピックガードが純正品かどうか?インレイの位置・サウンドホールの装飾…などですね。

 

逆にコレクターにとっては価値の下がるギターがプレイヤーから見ると、鳴りが良いけど安いお得なギターだったりもします。

細かい仕様の違いや音質・演奏に関する影響度をある程度、把握しておくとギター選びが楽になります。

ヴィンテージギターを買う時のチェックポイント

  • フレットが大幅にすり減っていないか
  • ナット・サドルの溝が深くないか
  • ネックが反っていないか
  • ボディ下部が膨らんでいないか
  • 市場価格より高い or 安い理由は何か?

確認事項の基本的な点は中古ギターと同じです。

追加で加えたのは市場価格から逸脱しているギターの理由の確認です。

 

ヴィンテージギターは価格がピンキリです。

例えば、代表的なギターであるGibson(ギブソン)J-45の年代別価格をザックリで書くと…。

J-45の年代別 ザックリな金額間

この通り、価格差がものすごく激しいです。

同じ年代でも純正品がついているかどうか?など個体によって価格が大きくブレます。

ただ、音質・演奏性で価格が倍になるほどの影響があるか?というと、さすがにそこまで変わりません。

 

市場価格から見て安いギターは掘り出し物もあるので手を出したくなりますが、外れも多いです。

何で安いのか、理由を確認して理由が自身にとって重要かどうかを判断しましょう。

 

例えば、Gibson(ギブソン)でいうと人気の1960年代ものの中でも1969年製だけ仕様が変わっており、相場より1~2割(5万円前後)安くなるケースが多いです。

その異なる仕様というのはサドルが違っていたり、ブリッジの向きが下向き(通常は上向き)なだけだったりします。

音質にも影響があるものの、プレイの観点でいくとフレットの減りやネックの反りのほうが影響が大きいです。

 

消耗品やギターの状態はしっかり確認しつつ、軽微な仕様変更はどこまで許容するのか?譲れないポイントはどこか?を決めておくと良いでしょう。

プロアーティストの使っているギターは新品?ヴィンテージ?

アコギ弾き語り

たけしゃん

やっぱり、気になるプロアーティストが使うギターの傾向。製造年代までわかった38名分のデータから割合を出してみました!
  • 新品・中古…52.2%(19名)
  • ヴィンテージ…47.8%(18名)
MEMO
新品か中古は不明なため、まとめてカウント

半々くらいでしょうか。

年代で見ると30代以上でヴィンテージ使用者が多く、20代以下の方は圧倒的に新品が多いです。

 

また、有名アーティストほど複数のギターを所有しています。

複数あるとレコーディングにはヴィンテージギター、ライブは新品もしくは近年作られた中古ギターという方が多くなります。

う~ん、我々アマチュアにはそこまでの予算はなかなか組めないですよねぇ。

 

プロアーティストの使用ギターについて、色々なデータを下記の記事でまとめています。

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【アコギ】プロアーティスト100名の使用ギターをまとめて色んな観点でランキング化してみた

アコースティックギターと部屋【アコギ】プロアーティスト100名の使用ギターをまとめて色んな観点でランキング化してみた

新品・中古・ヴィンテージギターのまとめ

仕事場でノートPCを使う

  • 安定を求める人は新品一択
  • 自身でギターの状態を判断できる人は中古で掘り出し物を探そう
  • 音質を何より重視する人はヴィンテージギター

ぎたすけ

うーん、ギター弾いて見ただけで当たりか外れの判断なんてできるもんかねぇ

たけしゃん

正直、大外れ以外の判断なんてできないよ。大外れだけ除外して後はフィーリングで選べばいいと思うけどね

新品・中古・ヴィンテージのギターについての解説でした!

 

プロアーティストはたくさんのギターを持っているので、使い分けているわけですがアマチュアだと何本も買うのは辛いですよねぇ。

そこで弾き語りすとLABOとしてのおすすめ。

  • ギター1本で運用…新品を買いましょう!
  • ギター2本で運用…新品 1本 + ヴィンテージ or 中古ギター

この選択肢が固いですね。

どちらにしろ、新品のギターが1本あると安心します。

僕は新品 + 中古ギターという組み合わせで運用しています。ヴィンテージが欲しい…。

 

新品のギターを1本弾き倒してみると、ギターの各部品について状態や傾向を掴めるようになってきます。

まずは新品のギターを弾き倒すところがスタートラインですね。

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