ライブ向けにサポートメンバーを頼む時の注意

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日のお題はライブをやる時のサポートメンバーについてです。
弾き語りもしくはボーカルで活動している方は楽器サポートをお願いする機会は多いです。

しかし、ギャラの相場やリハーサル回数などは任意であり、かなり幅があります。
そこで、僕自身の経験から相場はどんなもんなのかを考えます。

ちなみに僕はサポートを依頼される側、する側の両方やっています。
なので、どちらの立場の方が見ても参考になる中立の立場で記事を書いてきます。

1. サポートメンバーについて

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まずはサポートメンバーについて。
当ブログは基本的にはギター弾き語り向けなので、その視点で書きます。

1-1. サポート依頼する楽器

一般的なところで、ギター弾き語りの人に足される組み合わせ。

  1. +ピアノ
  2. +アコギ
  3. +ベース+カホン
  4. +ピアノ+エレキギター+ベース+ドラム(バンド形態)

上記あたりが多いです。
この上の組み合わせで楽器の誰かががコーラスもやったりします。

自身がやる曲でどういった楽器が欲しいかを考えると良いでしょう。
小編成ならピアノのサポートが1人いるとアップテンポ、バラード、ジャズにブルースに万能です。また、ギターを置いてボーカル専念など出来るのでガラッと雰囲気を変えたりできるので、ギター弾き語りと最も相性がいいです。

1-2. サポートを頼む相手

大半の方が知り合いです。
ただ、知り合いもいないけどサポートして欲しいと言う場合は業者に依頼することも出来ます。

例えば検索で出てきるところではこのあたり。ソウルアロー

あたりまえではありますが、業者だから高くつきますよね。
その分、一定の品質は保証してくれるとは思いたいですけどね。頼んだことないから何とも。

あとは知り合いにいなければ紹介してもらったり、セッションイベントに行ってみるのがよいです。
楽器陣って実は世界がかなり狭いので、楽器の人同士で色んなパートと繋がりを持っていることが多いです。

特にセッションイベントに行けば、いろんな人がいますので有効です。最初は行くことに勇気がいりますが行って見れば楽しいもんです。

バンドで演奏してみたい弾き語りすとは仕込み系セッションに行ってみよう

2016.05.31

2. サポート依頼する時の注意

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続いて本題です。
これはね…。僕も最初はサポート依頼する側だったので気にしなかったのですが、依頼をされる側になってからは言いたいことが山ほどできた(笑)

依頼する時の注意と書いてありますが、依頼される時の注意にも読みかえられます。依頼される側の人も是非読んでください。

2-1. 編成を決めて依頼すること

やる曲を決めたら、何の楽器が欲しいか考えて依頼しましょう。
そして、イメージしている編成をサポートメンバーに言いましょう。知識がない時は特にですが楽器編成は良く見る形態を選びましょう。

僕はピアノも弾くので、よくあるんですけどね…。依頼受けた後に編成変わったりするんですよね。
しかも、相談もないし、その編成何?って聞きたくなるパターン。

例えば、結構前の話です。ギター弾き語りの人からアコギでサポート依頼されました。ギター2本なんでリードギター的な感じでやろうと思ったら、いきなり連絡が来て「アコギがもう1本増えて3本になったんで、どういう風にやるか考えてもらえますか?」

いや、3本って…。
こういったケースきついんだよなぁ。

ちゃんと依頼する時はイメージを持って頼むと良い。
イメージが湧かない人は事前にサポート頼もうとしている人に曲聴いてもらって相談するとよい。

上記のパターンもそうでしたけど、飲み会で話が盛り上がって必要ないけど、ノリで頼んじゃったというケースは勘弁して欲しい。

2-2. イメージを伝えよう

自身の曲をどういった風に演奏してほしいと思っているのかイメージを伝えましょう。
イメージ通りにならないことも多々ありますが、伝えているかどうかでずいぶん違います。

自分のイメージを言葉で伝えるのは難しいので、参考楽曲を渡すのがよいです。
きっと、自分の思い描くイメージというのはプロの誰かの楽曲を聴いてイメージしているはずなんです。

なかなか、0から思いつきました。なんてことはありません。
よく、参考楽曲を渡すとメロディーの一部が似ているのがバレるって気にする人がいるんですけど、そんな変なプライドは捨てましょう(笑)

サポートを頼んでくる人でイメージなしで「任せる」って言ってくる人ほど面倒くさい依頼者はいない。
この「任せる」って、ほんとに女子がデートで言う「どこでもいいよ」と一緒なんだよね。

「任せる」=「任せるけど、俺がいいと思う感じにしろよ」ってことですからね。

ちゃんと、イメージ伝える努力をしないと嫌がられるよ。気をつけましょう。

2-3. ギャラや費用負担は明確にする

これも凄く重要。このお題は依頼する側だけでなく依頼される側もしっかりしたほうがよい。

セミプロやプロの人はこの点を始めに明確化します。「1ステージ○○円でリハーサル1時間につき○○円」みたいな感じで指定されます。

所感だけど、出演料はセミプロ以上の人は下記の値段設定が多い印象です。

  • 30分ステージ 5,000円~10,000円
  • 1時間ステージ    10,000円~20,000円

ライブ日と別にやるリハーサルの拘束時間分を請求してくるかは人によって異なります。
1時間ステージで1万は友達価格じゃないとやってくれない気もしますね。

アマチュアになると、もうちょっと下がります。

  • 30分ステージ 3,000円~5,000円
  • 1時間ステージ   10,000円前後

こんな感じかな。アマチュアになるとピンからキリまでいるのであくまで参考価格です。
無料の人もいっぱいいるしね。

そして、ここからが大事。出演料は予め決めると思うんです。お互いに意識もするのでね。

意外と決め忘れて後で揉める原因になるのが下記の3点。ちなみにセミプロに頼むと必ず下記3点は依頼者負担です。

  • リハーサルスタジオのスタジオ料金
  • 交通費(リハーサル日と本番日の両方)
  • チケットノルマ

まず、大前提としてミュージシャンってお金ないんですよ。
だから、依頼する側はいたる費用を割り勘にしたいですし、依頼される側は請求されずにギャラだけもらいたいわけです。

気をつけないといけないのが当たり前の認識が依頼する側とされる側は全く違うことです。

サポートする側の認識として交通費はともかく、リハのスタジオ料金とチケットノルマは依頼者負担という認識の人がほとんどだと思うんですよね。
でもね、依頼する側は結構リハのスタジオ料金を割り勘が当然と思っている人多いですよ。

さすがにチケットノルマをサポートと割り勘が当然と思っている依頼者は少ないと思いたいけどね。
僕も友情出演だったから、事前に確認しなかったら請求どころか「ノルマ5人ね」って普通にチケットノルマを言い渡されて依頼自体断ったことあった(笑)

その時も「君もステージ立つんだから出演料(チケットノルマ)割り勘が当然でしょ」って言われましたね。
僕としては「あなたのステージのお手伝いするだけなので出演料はあなたの負担が当然でしょ」という認識だったんですけどね。

やっぱり、認識って人によって異なりますからね。お互いのためにちゃんと依頼を受ける前に取り決めすることを強くオススメします。
そして依頼する側はお金の負担どうする?と聴くのではなく、「こうしたい」と伝えるとよいです。

依頼する側、される側の両方をやっている僕の所感としては交通費はその人の腕前で協議でいいと思うけど、特別な事情がなければスタジオ代とチケットノルマは依頼者負担であるべきと思う。

2-4. 依頼時に用意するもの

演奏曲の音源、コード譜、歌詞カード。

僕はこれだけもらえれば、大丈夫。でも、3つ全てもらえることはほとんどない(笑)

でも、それも依頼者側の怠慢だと思うけどね。
特に楽器やらないボーカルからの依頼だとコード譜なしとか、普通にくるけど追加料金取られても仕方ないと思う。

そして今後もその曲を演奏するなら追加料金払ってもいいから、コード譜書いてもらったほうがよい。

2-5. リハーサルの回数

30分ステージは1回(2~3時間)、1時間ステージは2回(2~3時間×2回)が多いかな。
人によると思いますが、スタジオ料金の負担がどうなのか、リハーサル分の拘束時間に対して費用請求があるかないかでも変わってくると思います。

楽器側としてもスタジオ代を依頼者負担でも拘束時間に対してお金出してくれないのであれば3回は断ってくることがあります。

なので、できるだけ2回以内で済ませることが望ましいです。そのためにはイメージを明確に伝えて、1回目の時点で演奏内容は決まっていることが望ましいです。

3. まとめ

  • サポートを頼むときは曲のイメージや編成を考えて依頼すること
  • ギャラや費用負担は最初に明確にしておくこと
  • サポートが演奏しやすいように歌詞やコード譜、音源などは用意しておくこと

今日は楽器サポートの依頼についてでした。
なかなか、曖昧な取り決めで相場がない世界なんですよね。下手なのにやたら高い金額言ってくる人もいれば、すごく上手なのに無料でやってくれる人までいます。

僕もあまりお金は取らないんですけど、上手い人はちゃんとお金取ったほうがいいと思います。
そういったところから、音楽業界は食えない世界になっていく原因が生まれるんですからね。

そして、依頼する側もお金が苦しくても出演料を出したほうがよいです。
出演料が出せなければスタジオ代くらいは負担するべき。

スタジオ代も割り勘で出演料もなしの場合は極論を言えばボランティアなわけですからね。
ライブ当日にドタキャンされるくらいは覚悟しておいたほうがよいです。

また、依頼される側もタダで受けてるんだからと忙しければ手も抜くでしょう。
リスク管理といった面でもお金は負担しておくべきです。

以上!サポートの方と上手くやりとりして、より質の良いライブを目指しましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。