マックの時給1500円問題から考える音楽系アルバイト

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は前から気になっていた記事を基に音楽系のアルバイトを考えてみようというテーマでございます。
マックの時給1500円問題ってかなり気になっていたんですよね。

僕はサラリーマンですが、立場的にはいわゆる下位マネジメント層ってやつです。
雇用する側なので視点はそっちよりかもしれないですね。

その視点で自分なりの見解を書き殴っていきます。

1. マックの時給1500円問題とは

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もう既に一年前の話なのね。驚き。

マックの時給1500円問題とはファストフード店などで働く人の賃金アップを求める世界的な取り組み「ファストフード世界同時アクション」に合わせ、東京・渋谷など24都道府県30都市で15日、アルバイトの若者らが時給1500円の実現を訴えるアピール行動をした。このアピール行動から発生した世論の高まりを指します。

その後、マスコミが取り上げてFPの中嶋よしふみさんがマクドナルドの「時給1500円」で日本は滅ぶ。という記事を書いたことで当時はかなり盛り上がりましたよね。

ちなみに渋谷マックの時給はセンター街店で1,000円(高校生は950円)なので、1.5倍にしてくれってことですね。
結構、インパクトありますね。

2. 1500円問題の反応と僕の所感

起こる

当時の反応を見てみると、まあ冷ややか。

「簡単な仕事に時給1500円払えるわけないだろ」
「嫌なら仕事変えれば?」
「時給1500円の価値が出せるようになってから言いましょう」

なかなかに手厳しい(笑)

この中でも「嫌なら仕事変えれば?」は割と的を得ているんですよね。
雇用する側からすると、これを実行されるのが一番困る。経営者への訴求力もかなり高いでしょう。といっても無関係な人は簡単に言い放ちますが、行動を起こすのは中々難しいもんです。

実際に実行された例が2014年の「すき家」です。
ワンオペ問題が世間を賑わせたことで退職者が続出。人手不足による閉店まで起こる事態。

雇用をするために時給1,500円まで上げたのに人が来ない始末。
おぉ、1,500円って目標達成できているじゃん。結局のところ、ここまで来ると背に腹は変えられずに時給を上げられるわけです。

2-1. 厳しい意見多すぎ

まず、感じたのは厳しい意見があまりに多すぎること。

「正社員の俺でも時給換算すると1,500円以下なのにマックのバイトが時給1,500円もらえるわけないだろ」

こんな意見ありましたけど、僕はこれを言う人の気持ちが理解できないです。

よく、「Aさんは私より仕事していないのに給料一緒で納得できない」って主張する人いるでしょ。それと一緒。
これ言っているやつに、この主張でおまえの給料上がることねーし、株が下がるだけだからやめとけと言ってやりたい。

おまえのこの主張で会社や管理職が仮に何か考えるとしたら、おまえの給料アップじゃなくてAさんに仕事させる方法かAさんを減俸させる方法だから。
給料アップしたいなら相手の足引っ張って自分を良く見せるより、素直に自分の功績を語って主張しろ。

話を戻すと、同じような主張をしている人が多くて驚く。
別にこの記事見ても「へ~、何かやってんだな」くらいしか感じなくないかね。

「マックのバイトにこんな価値あるわけねーだろ!」って秒速で噛み付いている人は既に仕事に忙殺されて、精神病み始めているのではないかと思うが、その多さにびっくりした。

いやー、日本って結構やばいんだなって思った瞬間である。

2-2. 行動起こすことって大事

まあ、世論の通りではあるがさすがに無理な要求ではある。
本気で現実化させる気であれば、マックアルバイトの組合でも作って結構な数で一斉にストライキするくらいしなければいけないだろう。

だがしかし、世間一般でこんだけ議論になれば行動を起こした効果は十分あったと言える。

批判する人、それを批判する人、それをまた批判する人。サカナクションのどこぞの歌詞のようなフレーズだが、批判する人を批判する人まで現れれば影響力としては大きい。池上先生あたりが番組で取り上げて、丁寧に1500円にできない理由を解説してくれたりしたら、なおよかった。

つまりはまあなんだ。
僕はこのデモ賛成派ではある。訴求力は弱いけど、何もやらないよりは随分マシでしょというレベルの評価ではありますけどね。
少なくとも「マックのバイトにこんな価値あるわけねーだろ!」とただ呟いている人よりは評価する。

デモをした人がプロ市民ではなく、本当にマックの店員なのかは甚だ疑わしいが離職するより先にデモという行動に出ているのであれば、その店員達はまだマックという職場に縋っているわけだからマックにとっては迷惑ではあるが、それと同時にありがたい話でもあるだろう。

3. 音楽系アルバイトの時給

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そんで、やっと本題。音楽系アルバイト。

音楽系アルバイトの時給と言うのは相当に低水準である。
ミュージシャンが音楽活動しながら効率的に仕事をするなら、それはもちろん音楽系の仕事を選択することが望ましい。

ただ、給料が低すぎて生活できないわけですよ。
渋谷、池袋といった都心の楽器店の時給は950円前後、同じく都心のライブハウスは910円とかが多い。1,000円台のところはどこもない。マックのほうが高い。

ライブハウスとかもっと時給高くてもいいんじゃないの?って思うんですけどね。
仕事自体は難しくはないでしょうし、混雑もないけど原価数十円くらいのジュースや酒を500円で販売しているんですよ。マックならもう少しでセット買えちゃうよ。

しかも出演者には1人1万円のノルマを課して3時間ステージで5組とか出す訳でしょ。
そんで、人件費は時給910円のアルバイトスタッフ2名と場所貸すだけ。飲食店に比べて原価率ものすごく低いと思うんだけどなぁ。

弾き語り系の箱だと音響の人がホールも回すし、音響の人はある程度の専門知識や経験だって必要なんだぜ。
910円とか安すぎじゃないの。

楽器店にしたって楽器の専門知識が必要なわけで、もう少し高くてもよいのではないかと思うわけです。
なんか搾取されている気しかしないよなぁ。

演者としてもノルマという名の高いお布施を求められ、働いても安い金しかもらえないとは何と悲しき音楽業界。
だってさ、楽器店やライブハウスで働いている人ってお客さんでもあるわけよ。時給上げれば、そのお金を落としてくれるわけだから好循環じゃん。

よし!誰か時給1,500円を訴えるデモを起こすんだ!

しかし、時給が上がったりすることはまずない。でも、メディアは取り上げてくれる気がする。

ただね。音楽関係の仕事は時給安くてもしょうがないが定着しすぎちゃってる気がするんだよね。
仕事内容からすると、専門知識だっているし、その地域の飲食や販売店くらいの水準はあったっていいと思うんだけどね。大体ワンランク下の時給が設定されている。

僕はサラリーマンだから完全に人事で好き放題言っているわけなんだけどさ。働いている人は問題提起したっていいんでないのかね。

4. まとめ

なんかよくわからん感じでまとめに突入してしまいました。すいません(笑)

僕も地方から東京に上京した人間ですけど、東京に来て軽くカルチャーショックだったことは正社員じゃない人の多さ。
まあ、俺も20代前半はその1人でしたけど。

また、求人もアルバイト・契約社員・派遣社員の数が圧倒的すぎるほど多い。
だから、非正規雇用の給与って東京だと相当に深刻なんだよね。

そして、「おまえの能力でそれだけの利益出していると思ってんのか!?」って言う人。
収支管理してみ。粗利で見るとアルバイトの人は意外とあんたの言うそんだけの利益出してたりすんのよ。感謝。

ただ、販売間接費が高すぎてあっという間に利益持ってかれちゃうだけだったりするわけ。
役員1人の原価がアルバイト30人分とかだったりするからね。格差社会ってのを思い知りますわ。

いやー、なんか筆が進んだ。好き勝手書くのもたまにいいね。
それでは今日はこのへんで。また明日。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。