アコギの成長で大事なのは超絶技術の練習ではなく新しいことにチャレンジすること

こんばんは!たけしゃんです。

今日はアコギの練習について。初心者ではなく中級者向けの記事です。
エレキギターに比べて、やれることが少ないせいか、成長が頭打ちになりやすい印象のアコギ。

色んな弾き語りの人がいますが、アコギ弾きで個性を出せている人ってなかなかいないんですよね。

どうしても同じような演奏になってしまい、ギターのスキルも頭打ち。
長い事アコギを弾いていても、腕前は変わらなかったりと悩ましいことがたくさんあります。

そこで今日は頭打ちになりやすい理由を分析し、その状況を打破して成長するには何が必要かを考えます。

1. アコギはパターン化しやすい

悩む男女

エレキギターに比べてアコースティックギターはぱっと思いつく演奏方法が少ないです。
ジャカジャカストローク弾くか、アルペジオ。

特にジャカジャカストロークができれば、結構な曲が演奏できるようになります。

陥りやすいのはFコードなどを含めて、基本的なコードが一通り弾けるようになったら、そこから成長しないパターン。

弾き語りってボイシングとか気にしなければ、それだけで成立しちゃうんです。
もちろん、ハイコード使ってみたりミュートを入れたりと工夫の余地は様々ありますが、やらなくても問題はないのです。

特にこの基本的なコードをジャカジャカ弾いているだけで済ますパターンは歌が上手い人にありがち。
歌が上手い人はギターの工夫は何もなくても、それだけでよく聴こえてしまいます。

ギター弾き語りって歌とギターどっちが大事?

2016.02.11

ギターも工夫することで一気に説得力が増すんだけど、なんともったいない。

アコギで成長を目指すためには、このパターン化から抜け出すことが大事。
超絶テクニックを練習する必要はないです。色んなジャンルや演奏スタイルにチャレンジしてみることが重要なんです。

しかし、一度パターンを見つけてしまうと延々それだけやっちゃうのが人間ってもんですよね。
居心地いいとこ見つけちゃうと、チャレンジする気を出すのは一苦労なんです。

2. 弾き語りには超絶テクニックより引き出しが大事

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よく、アコギでギターソロが弾きたい。高難易度の演奏にチャレンジしたいという相談を受けます。

なんですけど、アコギの上手い人って良く見るとわかりますが、大半は超絶テクニックなわけではないのです。

アコギが上手い人はテクニックよりは引き出しがとにかく多いのです。
エレキギターでヘビーメタル的な早弾きをしたいなら、それなりに難しい技術を練習する必要があると思いますが、アコギで早弾きはそんなに必要ありません。

完コピしてみて気づくのは、難しそうで実は同じフレーズを繰り返し弾いているだけだったり、内容は簡単だったりすること。
難しいことをやっているわけではなく、引き出しを活用して印象的なフレーズを作るのが上手いんですよね。

自身で曲を作るときも、既存曲をアコギ一本で料理するときも必要なのは演奏スキルより引き出しの多さと発想力です。

3. パターンからの脱出法

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それではここからは<<1. アコギはパターン化しやすい>>からの脱出法を書いていきます。
どのような練習スタイルでやっていくとよいのでしょうか。

3-1. 完コピすること

意外と大事なのが、既存の曲をコピーするときにしっかり、完コピすることです。
ある程度、アコギが弾けるようになるとネット上に掲載されている歌詞とコードが書いてある譜面を見てパッと弾けるようになります。

曲を知っていれば1~2回流れを確認するだけで大抵の曲をある程度のクオリティで弾けるようになるでしょう。
これがパターン化に嵌ってしまう要因です。

本当はコードネームに書かれていない細かい工夫が施されていて、その部分が大事だったりするのですが見逃してしまいます。
もちろん、時間がない時やどうしてもすぐ弾き語りしたいときもあるので必ず完コピする必要はありません。

ただ、コードネームだけ見てパッと弾くだけではなく気になった曲をちゃんと完コピすることは忘れないでください。
引き出しを増やすためには完コピすることは非常に重要です。

3-2. 耳コピすること

以前の記事でも掲載しましたが、耳コピすることは大事です。
耳コピは地道な作業ですが、その分覚えると自身の血となり肉となります。

また、耳コピして音を探り当てていくことで何故、そのようなボイシングや抑え方をしているのかなど理屈も考えるようになります。

パッと弾き語りできるようになると地道な作業が本当に億劫になってしまいますが、我慢して取り組むことも大事です。
物事を覚える時って紙に書くでしょ。耳コピするってのも、そんなイメージ。

耳コピしたコードや進行ってすぐに覚えられるので、活用もできるんですよね。

ギター弾き語りにおける耳コピの重要性

2016.02.13

3-3. エレキギターを触ってみよう

これはギターソロを弾きたい人やサポートでギター演奏する人向けです。

よく、ギターソロを弾けるようになりたいと相談されますが、一番効果的なのはギターソロを完コピすることです。
「スケールとか覚えていかないと」という人が多いですが、ギターソロを弾いたことがない人がいきなりスケールを覚えても有効に活用できません。

好きなミュージシャンのバンドスコアを買ってギターソロを弾いてみるとよいでしょう。
どのような奏法や音運びでギターソロが構成されているのかを研究してみましょう。

ある程度、わかってきたら今度は耳コピでギターソロを弾いてみましょう。

エレキギターとアコギは別物ではありますが、基本スキルは共通して使えるところも多いです。
宅録で自身の曲を作成する人にとってみるとエレキギターはある程度できることが望ましいです。チャレンジしてみましょう。

3-4. 好きなアーティストのルーツを調べよう

弾き語りをしていて憧れているアーティストがみなさんいますよね。

そのアーティストはどんなアーティストを聞いて育ってきたのでしょうか。ルーツを調べていき、ルーツになっている人の曲をコピーするというのも有効です。

例えば、山崎まさよしさん。
まさやんのルーツというとブルースになりますよね。インタビューを見ていても幅広いですが、Creamジミヘンドリックスあたりに最も影響を受けているんじゃないかと感じます。

Creamと言えばエリック・クラプトンなんですが、クラプトンの曲をコピーしてみると今度はクラプトンのルーツって何だろう?って考えるようになると尚良い。

クラプトンのルーツと言えばロバート・ジョンソンが真っ先に出てくると思いますので、今度はロバート・ジョンソン聴いてみよう。

こんな風に自分の聴く音楽が広がっていけば、引き出しがどんどん増えていきます。

4. まとめ

  • アコギはある程度弾けるとパターン化できるので、演奏が一辺倒になって成長が頭打ちになりがち。
  • プロの音楽を完コピすることで引き出しを増やそう
  • エレキギターを弾いたり、自分の普段聞かない音楽にも手を出す工夫をしよう

今日はアコギの成長について書きました。
ある程度弾けるようになると、本当に完コピとかが億劫になるんですよ。

僕も、何年か完コピしないでネットのコード譜だけで弾き語りしている時代がありました。
曲はいっぱい弾けるようになるけど、中身が薄かったなぁと後悔しています。

イチロー選手がインタビューで言っていたこと。
「回り道することは非常に重要。回り道せずに目標にたどり着ける人はいないと僕は思うけど、仮に最短距離で目標に辿り着く人がいたとしても深みは出せない

正にこの通り。やっぱりトップアスリートが言うことは違うな。
そうなんだよね。悩んで回り道しないと結局、プレイに深みが出ないんだよ。

回り道のように見えるけど、完コピや耳コピはしたほうがよい。今後の自分を支える地盤になる。

また、エレキギターのすすめはギターソロを弾きたい人やサポートでギター演奏する人向けと書いたけど、本当は弾き語りすとにも勧めたい。
僕もやってみて思ったけど、アコギだけ弾いてるとコードフォームの呪縛に捕らえられてしまう感じがする。

エレキギターの場合はベースがルート音弾く事が前提で演奏しているから、アコギより全然自由。
コードフォームに全く縛られていない。「コードフォームに捕らわれない」この発想って大事だと思う。この本とかオススメ。

ギター・コード・ボイシング完全攻略 ~書籍レビュー~

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以上です!よいアコギライフをお送りください!

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2016.08.01

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。