音楽専門学校の選び方 ~音楽専門学校は卒業生で選んではいけない~

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

ちょっと季節ハズレのネタですね。もう先週入学しちゃったじゃねーかよって声が聞こえてきそうです。

まあ、でもさ。
これから入学しようか考えている人に向けてもあるけど、入学した人が読んでも参考になるところはあると思うから許してくださいませ。

ちなみに僕は音楽専門学校に社会人コース的なもので1年間ほど入学しました。
週に1~2回しか行っていなかったし、学校っていうよりは完全に習い事レベルでしたけど中々勉強になりました。

そこで今日は音楽専門学校に行こうか迷っている人へ、こんな感じでいければ有効だぜって記事を書いて行きます。

1. 音楽専門学校とは

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音楽専門学校と一口にいっても様々あります。まずは音楽専門学校の選択の仕方を軽く触れていきます。
大体の学校は下記のような学科があるでしょう。

  • ミュージシャン科 実際のボーカルやギターといったプレイヤーを育成する学科。
  • サウンドクリエイター科 作曲家、編曲家といった職業作家、またはレコーディングエンジニアを専攻する学科
  • コンサート・イベント科 コンサートやイベントの企画・設営などを専攻する学科

まあ、このあたりでしょうか。
日本工学院やESPといった大型の専門学校になると専攻する学科がもっと増えます。

また、最近ではボカロpや歌い手などニッチな需要に応えている学校もあるようですね。

1-1. 認可校と無認可校の違い

専門学校には認可されているところと無認可のところがあります。分野によって無認可の割合が違うらしいですが、音楽は無認可校がかなり多いです。
違いを見ていきましょう

■学割の適用

無認可は厳密には学生ではなく習い事をしているという取り扱いです。
電車の定期などは学割が効かないので高いです。

2年で考えると10万~20万とか差が出ます。この金額って軽視しがちですが、大きいので考慮して選択しましょう。

■奨学金の使用

無認可は奨学金が使えないことがほとんどです。
もし、奨学金使用を前提に通うつもりであれば、学校に問い合わせたほうがよいです。学費を親が負担する場合は奨学金を使用する前提で考えているかもしれませんので、ちゃんと両親とも相談しましょう。

1-2. 無認可っていいことはあるのか?

無認可のメリットはカリキュラムの自由度です。
認可校は年間の最低授業時間が決まっているので、ある程度選択はできるものの基本的にはガチガチにコースが決まっています。

それに比べて無認可校は縛りがないので、自分に必要な授業だけ受けていらない授業は外す。浮いたお金で機材買うなんてことができます。

ただし、無認可はたくさんありますが、怪しいところも多々あります。
無認可校にいくのであれば、ある程度名前が知られている学校にいくのを推奨します。

2. 音楽専門学校に通う利点

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僕は1.で言うところのミュージシャン科に属していました。
といっても社会人コースなので好きに授業を選べる形式でした。ミュージシャン科の授業2コマとクリエイター科の授業1コマやっていました。

専門学生としてガッツリ授業を受けている人だとシンガーソングライター科が一番近いかな。
なので、そこの部分を基準に書いていきます。

2-1. 音楽仲間ができる

おそらく一番のメリットです。
専門学校だと楽器陣やクリエイター、レコーディングエンジニアなど幅広い音楽業種の生徒がいます。

特にボーカルの人はボーカル以外の人とも繋がりを作っておくと後々、活きてくることが多いです。

ただね、厳しいもんで上手くて今後プロになる可能性がある人ほど友達とビジネスパートナーを分けて考えます。
僕も社会人コースで通っていたけれど友達はいっぱいできましたが、友達ってだけの人と今後音楽を一緒にやっていきたいって人は話す内容を分けていたかな。

楽器陣やクリエイターのほうがその色は強い気がしましたね。
友情出演で仲が良いけど下手な人のサポートもする反面、自分の企画では上手いと認めた人以外は出演者に絶対に入れないっていう温度差ある人が多かったです。

友達以外にも今後のビジネスパートナーを見つけられることは非常に大きいことです。

2-1. イベントに出られる

音楽専門学校のイベントは来場者無料なので思いのほか、色んな人が見に来ています。

レコード会社の人が見に来て、スカウトされた!なんて話は全然聞かないですけど、グループに勧誘されたり、ちょっとした仕事を頼まれたりっていうのはあります。実際僕も、卒業生で作曲家として活動している人に仮歌依頼されましたし、別の楽器の方からバンドに誘われたりしました。どちらも面識ない人です。

こういった接点を作れるイベントって意外とないので、大きいですね。

2-3. 音楽を続けられる

普通に専門学校として通うのであれば2年間は通学します。
なので、少なくとも2年は継続して音楽をやることができます。

中々、ギターだったりピアノを始めようと思っても続かないものです。
しかし、専門学校に行ってしまえば続けられる可能性はかなり高いです。なんといっても入学金や学費で数百万かかりますから、そんな簡単にやめられません。

だから、仮にプロになれなくても友達は増えるし、楽器はある程度弾けるようになるから、音楽の専門学校に行くことで少しは人生豊かになることは間違いないでしょうね。

3. 音楽専門学校の選び方

考える女性

それでは今度は音楽専門学校に選び方です。
おそらく、意外な発想と感じるものもあると思います。是非、参考にしてください。

3-1. 卒業生で選んではいけない

みなさん、パンフレットの卒業生で学校を決めていませんか?
卒業生が決め手だった!という人は物凄く多いですが、これ駄目です。

まず、「○○さんが行った学校だから、きっと良いことを教えてくれるに違いない」って考えている人。既にすごい受身。

受身の人は専門学校行っても埋もれます。自分でガンガン活動して勉強していかないと他の人間より成長することができません。
卒業生で学校を決めている人は既に自分で物事を考えていません。

卒業生も専門学校が育ててくれたわけはありません。学校に行きながら、自身でいろんな活動を頑張ってやってきてチャンスを掴んでいます。

卒業生は忘れてカリキュラムや講師を見て考えましょう。

3-2. 講師を知ろう

専門学校の良い悪いというのはつまるところ、講師です。
自分が信頼できる講師を選択することが一番有効な学校の選び方です。

自分が一番習いたいことを考え、その担当になる講師を調べて見ましょう。一番よいのはその講師の本を買ってみることです。
本を読んで興味を持つような講師を見つけられれば、その方に習うのがよいでしょう。

また、その方のイベントに行ってみたりするのもよいです。卒業生を一生懸命調べるより、習う方についてちゃんと知ったほうがよいです。

3-3. イベントは充実しているか

<<2. 音楽専門学校に通う利点>>にも書きましたが、イベントは思いのほか重要です。
学校外の人との接点にもなりますし、クリエイターやエンジニアなどと共演して接点を作るチャンスでもあります。

ちゃんと大きい発表会的なイベントが定期的にあって、充実していることを確認しましょう。

4. まとめ

今日は音楽専門学校の選び方についてでした。

一番わかったほうがよいことは、専門学校に行ってプロになれる人は1%もいないことです。
だから、普通に通ってもプロになれないんです。

いかに専門学校を利用して自分の活動や成長を促進できるかを考えたほうが良いです。
専門学校やスクールで音楽を習うことの一番素晴らしいところはわからないことが質問できる点です。これは大事です。体系的に知識を教えてもらえる点じゃないんです。自分のわからないことを質問できることが一番よいとこです。

専門学校で習うことなんて、正直今の時代ネットや書籍に同じ事が書いてあります。
別に独学で十分学ぶことが出来るんです。

しかし、そういった情報や書籍って需要の関係でしょうが入門編が物凄く多くて、やりこんでいる人向けの情報って全然ないんです。
だけど、講師はもちろん音楽をやりこんでいる人なので質問すれば教えてくれるんです。これは物凄いメリットですよ。

だから専門学校に行く人は在学中にとにかく新しいことにチャレンジしてやりこんで、わからないことを質問しましょう。

こんなところで終わりにしましょうか。
最後に大事なことをもう一回。音楽専門学校の用意したカリキュラムを勉強してるだけでは絶対プロにはなれません。それはこれまでの実績を見ても明らかです。

専門学校を以下に自分流に上手く利用できるか。それを基準に学校は選びましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。