ミックスボイス(ミドルボイス)って結局何者なの?

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は頻度が少ないボーカルのお話です。
ボーカルをやっていると、ものすごく聴くことが多い言葉「ミックスボイス(ミドルボイス)」。

特に男性ボーカルは普通に歌っていると中々、出ない音域のボーカルがむしろ、主流ですからね。
歌が上手くなるためには習得必須というレベルなのかもしれません。

なんですが、ネットで見ているとミックスボイスの定義が人によって違いすぎて、わけがわかりません。
そこで、ミックスボックスとはなんなのかを自分なりに色んな情報を調べて考えてみました。

1. ミックスボイスとは

「ミックスボイスとは?」で検索すると色んな定義がありすぎて、どれが正しいかわかりません。
そこでまずはwiki pedia記載の定義を紹介。

ミックスボイスには、大別して二つの意味がある。

  1. 特に高い声を出すときに意識的に呼気を多くする、又は声門の閉鎖を弱めた柔らかい声で(時に息を混ぜ気味にすることで)換声点(声が裏返ること)を隠すスタイル。またそれにより得られる声色。
  2. 頭声を駆使して高音域を地声のように出すこと。またそれにより得られる声色。主に男性の唱者についていわれる。

-wiki pedia-

一般的に認知されている定義って2番ですよね。
高音域を力強くかつ楽に出す手法的な意味合いで使われています。

1-1. どのへんの音域?

先日の亀田音楽専門学校で説明されていたハイトーンボイスの大凡の定義は下記の通りでした。

  • 男性 Hi A(ラ)より上を地声で出している
  • 女性 Hi C(ド)より上を地声で出している

うん。そうですよね。納得。Hi Aが最高音のJ-POP曲って凄く多いです。
先日、曲紹介した秦基博さんだと最高音はHi A~Hi B位の曲が多いですね。ミスチルやスピッツも同じように最高音がHi A~Hi Bの曲が多いです。

弾き語り初心者の課題曲に最適な秦基博の楽曲 5選

2016.04.04

同じHi Aでもロングトーンだったり、言葉だったりで出しやすいHi Aと出しにくいHi Aがあるので一口に音が高ければ難しいわけではないです。
僕は「い、う段」のHi Aより「あ、お、え段」のHi Bのほうが楽です。このへんは得手不得手なだけかもしれないですが。

それで、ミックスボイスの音域ですが一般的には男性はmid2E~hiBのようです。
女性は調べましたが、一般的なものはわかりませんでした。所感としてHi A~Hi Dあたりなのかなという気がします。

ということはハイトーンボイスと言われる音域の少し下くらいからミックスボイスが出始めて、ハイトーンボイス音域までカバーするというイメージでしょうか。

1-2. ミックスボイスとは地声?裏声?

一般的な定義では地声と裏声が混ざった声なのでミックスボイスと呼びます。

裏声の音域に地声の成分を混ぜ合わせることで力強い高音が出せるようになるという美味しいとこ取りした発声法です。
ミックスボイスを身に着ければ高音域に悩むことはないなんて聞きますよね。

2. ミックスボイスの正体に迫る

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ミックスボイスって結局よくわかりません。
僕も歌っていると、「ミックスボイス多めだね」とか他の人に言われるんですけど、何を聴いてそう思うのか全然わかりません(笑)

2-1. ミックスボイスとハイトーンボイスは違う?

先日の亀田音楽専門学校でGLAYのTERUさんがHOWEVERを下記の3種類で歌っていました。

  1. ファルセット(裏声)
  2. ミックスボイス(地声+裏声)
  3. ハイトーンボイス(地声)

これを見てわかったことがあります。

「あ、俺の認識間違ってる」

そう、間違っていました。僕の中ではハイトーンボイス=ミックスボイスでした。
ハイトーンボイス(地声)って俺の中だとがなり声的な聴いてられない感じの音だと思っていた。

そっかぁ。僕は歌っていてHi Aらへんから勝手に声の出し方が切り替わっちゃうんですよね。
バーン!とやたら響く音が出るようになる。

だから、これがミックスボイスなんだろうなって勝手に思っていました。
他のアーティストを見ていても同じように高音はバーン!と大音量で音を出しているけど、これミックスボイスじゃないのか。ハイトーンボイス(地声)か。

2-2. じゃあ、ミックスボイスって何?

そう。ハイトーンボイス(地声)とミックスボイスが違うのであれば、ミックスボイスって何なの?

これもTERUさんの動画を見ていて謎が解けた。

僕が歌っているとハイトーンボイス(地声)ってのでいけるのはHi Bが限界。むしろHi Bもややきつい。Hi C以上も同じように地声でいこうとすると。裏声成分が強い地声みたいのが出るんです。

あ、それがミックスボイスなのか。

あぁ…、あまり使う音じゃない(笑)
その音を訓練して強くしていくと、ヘビーメタルシャウトが出せるなとは思っていたんです。もしくはクリスタルキングの大都会の始まりの「アーア~~~」って声。

でも、弾き語りのジャンルで使わない音だから活用したことも訓練したこともないんですよね。
カラオケでらしくもなくone ok rockとか歌う時に使うくらい。しかも、普段全然使わないから使いこなせない。

なるほどな。何となく、ミックスボイスってのがわかった。僕はスッキリした。
文章じゃ伝わらないと思うから、読者の方々はスッキリしていないと思うけど(笑)

しかし、そうなるとこのミックスボイスってそんなに世間で騒がれているほど必要か?と感じる。正直、J-POPやっている人は大抵いらん。

one ok rockとか相当な高音が必要なハードロックやヘビーメタルジャンルは逆に必須な技術。

でも、このジャンルやっている人は全体で見たときにそんなにいねーだろ。

3. まとめ

  • ミックスボイスの定義ってあやふや
  • よくミックスボイスと呼ばれる力強い高音は亀田音楽専門学校ではハイトーンボイスと呼ばれていた
  • つまるところ定義があやふやだから、よくわからん

まとめというか結論。
結局、ミックスボイスというやつの正体はよくわからん(笑)

ただ、亀田音楽専門学校でハイトーンボイス(地声)と呼ばれていたものが世間一般で言うところのミックスボイスであろうとは感じた。つまりは力強い高音ね。

やっぱり、ミックスボイスの定義がブレているんだよなぁ。
だから、ボイストレーニングとかに通う人は先生に「ミックスボイスを出せるようになりたいんです!」なんて言わないほうがいい。

もちろん、ヘビーメタルシャウトがしたいなら言って良い。むしろ言った方がよいかもしれない。
ただ、それもヘッドボイスって呼ぶ人もいるんだよね。

ヘッドボイスやミックスボイスって言葉じゃなくて、○○さんのような高音を出したいって伝えたほうが絶対間違いない。

間違いなく言えることはハイトーンボイス(地声)かミックスボイスか正式名称はわからないが、この力強い高音というのは、どのジャンルを歌うにしてもできたほうがよい。そして歌うまい人は大抵できてる。

特に高音にヴィブラートかけようと思ったら、この発声法できていないと無理だと思う。少なくとも僕はこの発声法できるまで高音にヴィブラートはかけられなかった。

出し方って、どうやるんだろうか。僕も当時高音が出せずに苦しんだ時期は本とか読んで研究したけど、一時期から急に出せるようになったんだよね。よくわからん。

歌いこんで、自分の歌を録音して聞いて、色んな方法を試行錯誤して…。遠回りのようで、これが一番です。

それでも、今も綺麗な高音を出すために試行錯誤して苦しんでいるけどね。結局、課題が解決したら次の課題が出てきて…って感じで、いつまでも模索している気がします。

まさかの「よくわからん」でまとまってしまった当記事ですが、最後に何冊か買った中でいいと感じたボイレト本を貼ってサヨナラします。アディオス。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。