音楽系youtuberって稼げるのか

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日はyoutubeは銭になるのかを考える記事です。
今や、ミュージシャンにとってyoutubeは連携必須なサービスでしょう。

以前であれば、youtubeでMVなどを宣伝。
そこから、ライブ動員やCD購入につなげていくというのがyoutubeにおける戦略でした。

今ではyoutubeの再生回数に応じて広告費がもらえます。

これからのyoutubeの活用について考えてみましょう。

1. youtubeにおける収益性

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初っ端から本題。youtubeにおける収益性です。
今は宣伝という意味合いだけでなく、直接再生数に応じて広告費がもらえます。

同じ動画再生サイトのニコニコ動画と比べながら考えてみましょう。

1-1. 1再生あたりの単価

youtubeは一般的に言われているのは1再生あたり0.1円ですよね。
ニコニコ動画は「クリエイター奨励プログラム」を用いて、1再生あたり0.338円の収益を見込めると言われています。

ただ、youtubeもニコニコ動画も再生回数以外の要素によって1再生あたりの単価は異なるそうです。
ニコニコ動画だとマイリス率やコメント数によるので、まあわかりやすい。youtubeは注目度や自動で掲載される広告の種類、動画の視聴時間によるそうです。

また、企業が広告を出す時期は単価が高く、出にくい時期は単価が下がる傾向のようです。
このへんはブログのGoogleアドセンスと一緒で広告主に左右される&広告主にメリットが高い動画は単価が高くなるように設定されているのですね。納得。

1-2. 音楽系動画の単価は高いのか

このあたりは音楽に特化して触れているサイトもなく情報はわかりません。

しかし、高いことはないでしょうね。仮に0.1円が平均単価であるならば、音楽系動画の単価はそれよりは低いでしょう。

何故なら、動画再生時間が短いからです。
よく単価が高くなるのは再生時間が長く、かつ視聴者維持率が高い動画である。と言われています。

確かに、そらそうですよね。5分間、広告を表示できるのと10分間表示できるのでは全然違いますし、長い動画だと始まりだけでなく再生途中にも強制的に広告が入ったりします。
単価が高くなるのも納得です。

歌ってみたや弾いてみたなどの動画は1動画で4~5分程度ですし、フルコーラス聴く人も少ないです。
ワンコーラス聴いてくれたら、凄いことだと思います。僕もGoose Houseとかの動画でも中々フルコーラスは聴きません。
つまり、それだけ音楽系の動画は視聴者維持率が低い傾向にあるということです。

このような状況で考えるとゲーム実況やHow to系動画と比較すると1再生あたりの単価は低く、0.1円もいっていないことが推測されます。

1-3. 動画作成の労力は少ない

音楽系動画の利点として、動画作成の労力が少ないことが挙げられます。
他のジャンルの動画と比べると、音声処理などで労力がかかるものの、動画編集における労力は少なくて済みます(といってもコバソロさんの動画などはかなり手間がかかりそうですが…)。

収益性が低いデメリットを動画を投稿するスパンを早めることで、カバーできる可能性はあります。
また、画質も一定水準をクリアしていれば問題ないです。音楽系動画は映像を気にする人も少ないので他のジャンルと比べると敷居が低いと思います。

20万以上するデジタル一眼レフでなくとも、HDR-MV1など、音楽録画用のカメラなどを使えば問題ないでしょう。

極端に言えばiPhoneなどでも演奏の質がよければ問題ないと思います。
なんつったってGoose Houseもそんなに高画質ではない。演奏の質がよければ画質はそこまで気にされない。その、演奏の質をよくするのが何より大変なんだけどね。

2. 代表的な音楽系youtuber

続いては代表的な音楽系youtuberを見ていきましょう。
ちなみにこんなサイトがありました。面白いな~。

人気ユーチューバーランキング「チューバータウン」

 

 

ここのサイトの数字を参考に紹介していきます。
推定年収は1再生あたり、約0.12円で計算されていますね。下位の音楽系youtuberはそんなに単価高くないだろうし、逆に上位はもっと高そうなので本当に参考程度って感じですね。

2-1. Goose House

動画再生回数 7億8100万8515回
運用期間   5年9ヶ月

誰もが音楽系youtuberといえば最初に思いつくのがGoose House
それだけの知名度と人気があります。

シンガーソングライターで構成されたボーカルグループ。みんな歌はもちろん楽器も上手い。
何より、音楽を楽しんでやっている感じがいいですよね。

ホームビデオカメラ一つでこれだけのクオリティ。ほんとすごいよなぁ。

Goose Houseってこれだけで食べていけてるのかな。
上記のサイトだと推定年収が1600万くらい。動画のメンバーだけで7名。1人当たり、年収230万くらい。

もちろん、他にもCDリリースしたり、ライブやったり、ツアーグッズ売ったりと収益はたくさんあるでしょう。
でも、最も成功したグループでこれって音楽系youtuberの厳しさを思い知りますね…。

HIKAKINやはじめしゃちょーのようにyoutubeだけで食べていくってのは無理なのが、この時点で見えてしまった感が…(笑)

2-2. コバソロ

動画再生回数 8119万7087回
運用期間   7年9ヶ月

続いて、コバソロさんです。
弾き語りではなく多重録音バリバリして、映像編集もかなり凝っている。アコースティックな編曲で完成度の高いカバー動画をコンスタントにあげています。

このクオリティで毎週更新って本当に凄いわ。

しかし、現実って厳しいよなぁ。先ほどのサイトで見た推定年収は125万。
コバソロさんもライブやったり、音源やグッズ販売で収益化できているだろうから、何とか音楽だけで食べていけているのかも。

3. まとめ

やっぱり、音楽系youtuberって厳しい。メジャーレーベルの公式チャンネルも多いから、そこを押しのけるのはかなり厳しいんですよね。
でも、youtubeが主力の宣伝媒体であることには変わりないからyoutubeをきっかけにどうやって活動を収益化していくかが大事。

Goose Houseのみなさんもコバソロさんもyoutubeで一定の収益をあげつつ、ライブ活動や音源、グッズ販売への導線をしっかり作っています。
つまりは音楽だけで言えば、youtubeの位置付けは以前と変わっていないってこと。

ただ、チューバータウンの推定年収の算定方法だと、【(総再生回数×0.12円)÷ 活動期間】っぽい。
となると、Goose Houseもコバソロさんも現在のyoutubeでの収益はもっと高いだろうな。特にコバソロさんのページ見てると推定年収と2月の推定月収がほぼ一緒だもんな。

kobasoloの月収年収はいくら!?|再生回数、動画投稿数、お気に入り登録数

 

 

そんだけ、音楽系youtuberの知名度が上がってロングテール効果が出てきているってこと。今後、youtubeだけで食べられる音楽系youtuberが出てくる可能性は高い。

あと、やっぱり感じるのは関わる人を最小限にすることが重要。
メジャーレーベルになるとCD作ったり、MV作ったりするのに相当な人数の人が関わるので、売り上げが何千万といったところでアガリは全然でない。

Goose Houseも大人数だから、youtubeの広告単価じゃ、みんなが食べていくのは相当厳しい。
制作や活動は必要最低限のチームで、いいものができるように考えることが重要。ミニマリスト的な発想が必要だね。

そういった意味ではコバソロさんが今のところ、次世代型ミュージシャンで一番成功しそうなのかもしれないね。

youtubeやブログから発信していき、音源、グッズ、ライブなどの具体的な収益手法への導線をしっかり作る。
今後はもっと分散型メディア化してSNSなどから収益手法への導線つくりが重要視されてきそう。

そして、そのマルチメディアな活動をどんだけミニマムなチームでコストを下げて運用できるか。

なんか、少しずつやるべきことが見えてきた気がする。うん、気がするだけ。

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。