音楽理論は勉強する必要があるのか?

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今日は音楽理論についてです。
これから、音楽理論の記事も書いていくのですが、今回お話しする内容はそもそも音楽理論って必要なのか?というお話。

よくあるお話が、音楽理論を学ぶと決まりきった音楽になってしまう。
自分の慣性が鈍くなるという主張があると思います。

確かにと思ってしまいがちですが、本当にそうでしょうか…。
今日は音楽理論の必要性について考えてみましょう。

1. 音楽理論とは

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音楽理論って言葉はよく聞きますが、意味をちゃんと理解できていますか?
音楽の方程式みたいなイメージでしょうか。

音楽理論(おんがくりろん、英語:music theory)とは、音楽学の一分野で、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの、またその論。 クラシック音楽といった西洋音楽の基礎的理論は楽典としてまとめられ、音楽教育に用いられる。

-wiki pedia-

音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの。
方程式みたいなイメージで当たらずとも遠からずでございます。

音楽理論というと、とかくクラシックの話と思いがちですが、ここではポップスにおける音楽理論についてお話していきます。

2. 音楽理論の必要性

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続いて、本日の本題。音楽理論の必要性について考えていきましょう。
結論から言うと、僕は音楽理論が必要だと思っています。なので、ここからは何故必要なのかと理論との向き合い方について説いていきます。

2-1. 必要に感じるまで勉強する必要はない

いきなり、極論のようなお話ですね。しかし、この通りだと思います。音楽理論を勉強する必要を感じなければ勉強しなくてよいです。
必要と思っていないと、例え勉強しても入ってきません。

ただ、客観的に自分の音楽を見つめたり、新しいことにチャレンジしていくと必要になってくるんです。

自分の慣性が鈍くなるという主張があると初めに書きましたが、確かに自分の慣性だけで作りたいなら音楽理論は不要です。
自分の慣性以外の価値観を用いるために音楽理論が必要なんです。

自分の慣性だけでアルバム一枚作って、それが最高なアルバムだったら、こんなに素晴らしいことはないです。その人はきっと天才です。
しかし、99%の凡人は自分の慣性だけでアルバム一枚作ると、とても全部聴く気にはならないアルバムができます。

具体的に言えば、どの曲も一緒なんです。頑張って作った本人には違うように聴こえるのでしょうが、客観的に聴くとリズムが全部一緒、キーが違うだけでコード進行がほぼ一緒。メロディラインが似通っている。こんなことはよくあることです。

繰り返しですが、自分の慣性以外の要素を取り入れる必要性を感じるまでは別に音楽理論を勉強する必要はありません。
例えば、アルバム一枚作ってみる。1時間枠以上のライブをやってみる。こういうことをやると、自分の引き出しの少なさに困ります。そこで初めて音楽理論の必要性に気づけるはずです。

2-2. 音楽理論は自然と身についている

音楽理論は勉強しないと身につかないと思いがちですが、そうではないのです。
理論を全く勉強しない人でも自身で一生懸命考えて、チャレンジしている人は勝手に身についています。

例えば、音楽理論を全く知らないで曲を作るとします。
よく、作曲をするなら「ダイアトニックコードを覚えましょう」なんて書いてありますよね。

鼻歌で適当に歌ってメロディ作って、コードつけてみてください。
作ったメロディー、コードは全部ダイアトニックコードのみで構成されていることがほとんどでしょう。

J-popを聴いて育ってきている僕たちは、自分の慣性で作ると、勝手にダイアトニックコードの中で曲を作ってしまうんです。
音楽理論が必要になるのはダイアトニックコードではないコードも入れてバリエーションを広げたい時です。

慣性で作っていると、中々ダイアトニックコードの檻の中から脱出できません。
慣性だけで曲を作るのは鎖国しているようなもんです。

3. 音楽理論だけ学んでも身につかない

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音楽理論は必要です。ですが、音楽理論だけ学んだって何の役にも立ちません。言うなれば、免許取ったけど車に乗らないペーパードライバーのようなもんです。

普段から様々な音楽ジャンルに挑戦するチャレンジ精神があってこそ、音楽理論が役立ちます。

3-1. 音楽理論を学ぶには日頃のやりこみが重要

2-1でも書いたとおり、音楽理論なんて必要と感じなければ勉強することはありません。

「作曲をしていて、同じ曲ばかりできてしまう」
「ギターソロを弾くと、いつも同じようなソロになってしまう」

こんな風に問題にぶち当たった時に音楽理論を勉強するのがベストです。
困っていないのに音楽理論を勉強したところで、役に立ちません。

つまり、音楽理論を体系的に学ぶためには日頃から壁にぶち当たらなければいけません。ぶち当たるためには、練習を積み重ね、新しい分野に挑戦していくことが必要です。

3-2. 音楽理論はプレイと紐付けられなければ意味がない

これもよく言われることです。例えば、ギターソロのバリエーションを増やすために音楽理論を勉強します。

しかし、音楽理論を学んだところでギターソロのバリエーションが増えたりはしません。
ギターソロのバリエーションを増やそうと努力することが必要です。勉強した理論をソロに取り入れてみたり、普段弾かない音階でソロをやってみたりと試行錯誤して理論とプレイを紐付けすることが重要です。

また、逆も然りです。
2-2でも書いたとおり、練習していると勝手に音楽理論を習得していることは多々あります。
ギターソロでいうと、ソロを弾いていれば勝手にマイナーペンタトニックスケールは覚えてしまうでしょう。

それだけ、マイナーペンタを使ったギターソロは溢れています。ある程度曲数をコピーした人が何も考えず、自分でギターソロを考えるとマイナーペンタになることは多いでしょう。
ただ、勝手に覚えたものは「なんとなく」なんですよね。

感覚で次の音はこういけば、大丈夫だなっていう感じですよね。中々、その状態だとそこから変化させるのは難しいです。なんせ原型がうろ覚えなわけですから。
音楽理論を学ぶことで、なんとなくが消えて原型がどういうものか明確にわかるようになります。

そうすると、マイナーペンタトニックスケールの檻から抜け出す方法も思いつくようになるわけです。

このように音楽理論を普段の自身のプレイに紐付けできなれば、意味がありません。

4. まとめ

最後にまとめです。

今回は音楽理論を学ぶと、自分の慣性が鈍くなって決まりきった音楽しか作れなくなってしまうと考えている人は勘違いしているということを説明しました。
音楽理論を知らないと決まりきった音楽しか作れなくなってしまうのです。音楽理論とはパターン化してしまった自分の音楽に自由を与えるものです。

しかし、音楽理論だけ学んだってダメ。
日頃から練習して、チャレンジして音楽理論と自身のプレイを紐付けられないと意味がないです。

そのためには日頃の練習で壁にぶつかって音楽理論の必要性を理解できなければいけない。こんなところでしょうか。

つまりは楽器の練習や作曲も日頃頑張りながら、並行して音楽理論も勉強せーよ。ということです。

いや~、音楽に楽な道なんてないんだね。
悲しくまとまっちまったところで、また明日ノシ

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。