2本目のギターの選び方

こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。

今回は2本目のギターの選び方です。
1本目をある程度弾いて、ギターの基本が身についた。

そうすると、もうちょっといいギターが欲しくなりますよね。
そんな時の選び方を紹介していきます。

1. 重視するポイントを決めよう

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アコースティックギターの選択は部屋を選ぶことに似ています。
部屋も賃料、地域、駅からの距離、間取り、築年数など様々な要素があり、全部ベストマッチということは中々ありません。

ギターもモノによって得意不得意はあるので、全て万能であるギターは中々ありません。また、試奏したけど買ってみたら思ったようなギターではなかった…ということもあります。

そういったことを無くすためにも、どのポイントを重視するのかを定めることが大事です。自分なりのチェックポイントを何点か決めていくと、店員さんも相談に乗ってくれますし、有益な情報を得やすいです。

1-1. 今のギターを弾き倒そう

新しいギターの重視するポイントを決めるために必要な事が「今のギターを弾き倒すこと」です。

何が不満で2本目のギターを買おうと思ったか。
「ある程度、弾けるようになったし、とりあえず次のギター買おうかな」だと2本目のギターを買うときに失敗する確率が上がってしまいます。

例えば…
「自分の好きなミュージシャンの弾き語り音源を聞いたが、自分の今のギターだと全然音が違う」ということであれば、2本目のギターは自分の好きなミュージシャンのギターと同じような音が鳴るものを探すとよいでしょう。

もちろん、全く同じ音はしないでしょうが近しい音ということであれば探せますし、これだけでも方向性はある程度定まります。

2本目で失敗しないために一番大事なことは1本目のギターの不満点を明確化することです。そうすれば、2本目は必然的に不満点を解消できるギターを選択することになり、失敗する確率がグンと下がります。

以前書いた、「初めてギターを買うときの選び方」で高額なものを奨めなかった理由はこれです。

初心者が初めてアコースティックギターを購入する際の選び方

2016.02.07

1本目のギターを買う段階では自分の求めるものがわからないのです。上手い人に選んでもらえれば、ハズレは回避できるかもしれません。
しかし、自分の求めるギターは手に入りません。なぜなら、その時点では自分の求めるギター像がないからです。

ですので、僕は1本目は安めのものを買って弾き倒し、不満点を洗い出せる位になったら、その不満点を解消できるギターを探すのがよいと思います。それが、あなたが求めるギターでしょう。

1-2. 今後の音楽活動を考えよう

路上ライブやライブハウスで活動するつもりなのか、家で弾いているだけなのか。
もっと言えば、ライブ用なのかレコーディング用なのかってことですね。

ライブ用であれば、ストラップピンを後付したり、エレアコ(後述)を選んだりと選択肢が変わってきます。
レコーディング専用なら、エレアコにすることはないと思います。

弾き語りをやるのか、ソロギターをやるのか、はたまたバンドで弾くのか。
それだけでも選択肢が変わってきます。

2本目を買うタイミングであれば、ある程度は今後何をしたいのかも定まっているでしょう。
目的に合わせたギターを選びましょう。

2. ポイント別解説

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それではポイント毎に解説していきましょう。
ここでは音とかそういったものは書きません。音は言葉で表せるものではないので、自分で1本目を弾き倒して考えてもらうのがよいでしょう。

2-1. 価格帯を決める

予算を決めましょう。予算を決めることである程度、見に行く地域も絞れますし、その価格帯の定番機もわかってきます。
まずは予算に適したギターを何本も弾いてみましょう。

もし、音が気に入るものがなかったら、もうちょっとお金を貯めてから買うという選択肢も大いにありだと思います。
簡単にですが価格帯別のオススメブランドを記載します。

■10万円~20万円

Martin、Gibson、Taylorなどのエントリーモデルもありますが、個人的には国産モデルのほうが選択肢も多いですし、質がよいと思います。

■20万円~30万円

Martin、Gibson、Taylorの定番モデルが出てきます。GIBSON J-45やMARTIN D-28などギターを弾かない人すら聞いた事があるであろう超定番機の新品が出現します。

またまた個人的な感想ですが、そのあたりの新品は私が弾いた感想は正直微妙でした。ブランドを気にしないのであれば、国産モデルを選択したほうがよい気がします。

また、この価格帯でピックアップ初期装備のエレアコならば、Cole ClarkかTaylorをオススメします。
Cole Clarkはあまり知られていませんが、ジャックジョンソンが使用していることで有名なギターブランドです。

Cole ClarkもTaylorも正直、生音は微妙です。特にCole Clarkは生音は残念です。
ですが、エレアコとしては素晴らしいです。エレアコと割り切れるなら、Cole Clarkは最有力の選択肢かもしれません。

■30万円~50万円

このあたりになるとヴィンテージも入ってきます。ここまで出せれば、やっぱりGIBSONかMARTIN が強いですよね。
Taylorもこの価格帯になると生音、エレアコどちらで使っても優秀なギターが出てきます。

ヴィンテージは60年代が当たりで70年代は微妙という声が多いですが、値段にも反映されており、60年代の定番モデルは40万円台で70年代は同モデルで20後半~30万円台ですね。
プロの方も60年代のモデルを使っている方が多いです。ちなみに僕の好きな秦基博さんは66年製のJ-45を使用しています。

2-2. エレアコにするか否か

2本目の場合はエレアコにするか否かは決まっていると思います。
決まっていない方は1本目の時と同じように今後、アンプに繋いで使う予定があるかで決めればよいでしょう。

初心者が初めてアコースティックギターを購入する際の選び方

2016.02.07

エレアコ機を選ぶとしてポイントはピックアップ初期装備のものを選ぶか、後付を選ぶかです。

個人的には初期装備のものを勧めます。
というのも、僕は2本目で後付に失敗したからです。

GUILDのギターにL.R.BAGGSのELEMENT ACTIVEを付けましたが、ペラペラの音になりました。
生音がよかったので、レコーディング専用機と割り切り、3本目はピックアップ初期装備のTaylorを買いました。

もちろん、周りをみても後付で素晴らしい音を出しているギターを見かけますので、後付の選択肢はありだと思います。
ただ、僕みたいなパターンもあるよ…ということも理解したほうがよいですね。

ちなみに最近では同じL.R.BAGGSのM1のように簡単に付けられるピックアップがあります。
は3本目を買う時に事情を伝えて、後付しか選択肢のないヴィンテージを外していたら「M1ならすぐつけられるので、試しにつけて弾いてみませんか」と勧めてくれる店員さんが何人かいらっしゃいました。

試した感じもよかったので、このような方法で後付によるリスクを減らすことができるでしょう。

2-3. カッタウェイは必要か

カッタウェイというのはこんなギター。

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高フレット部分がえぐれています。
こうすることで高いフレットも弾きやすくなるということです。

僕はカッタウェイタイプですが、ヴォーカルの方のライブサポートでアコギによるギターソロを弾く時に役立っています。ただ、弾き語りする時に役立ったことはありません(笑)

弾き語りすとでカッタウェイ必須という方も少ないと思いますが、カッタウェイ必須だと選択肢が相当絞られてしまいます。まず、ヴィンテージギターは選択肢がほぼありません。

高価格帯だと種類を選べるブランドはTaylorくらいになってしまうのではないでしょうか。弾き語りなら、あまり拘らなくていい気がします。

2-4. ルックス

意外に無視しちゃいけないルックスです。
特にカラーでしょうか。

やっぱり、ルックスが気に入らないと自然と使用頻度が減ってきてしまうものなのです。ルックスが気になる個体はいくら音が良くても選択肢から外すのがよいと思います。

俺はルックスは絶対に気にしない!って方以外はルックスは気にしましょう。

2-5. 大きさ

大きさについての詳細解説はここでするより、こちらのサイズで選ぶギター選びを参照してください。

このブログでは大まかに書かせてもらいます。
大きく分けると、ドレッドノート型かOOO型(ここではB-25なども含ませてもらいます)かというところでしょうか。

ジャカジャカストローク中心に弾く方はドレッドノート型のほうが響きますので向いています。
逆に指弾きやギターソロなどを弾く方はOOO型が向いているを言われています。

僕は両方持っていますが、正直そこまで明確に使用用途を分けたほうがよいかと言われると分けるほどの違いは感じません。
ルックスと弾いた時の音や弾き易さでよいと感じたほうを選べばよいのではないでしょうか。

2-6. 弾きやすさ

やっと、最後です。弾きやすさ。
これはもちろん最重要です。弾き辛いギターはいくらいい音がしても弾きません。

ネックの反りとか弦高とかフレットの残りとかポイントは色々あります。

一応、参考でアコギ、かんたんセルフ状態チェックを載せておきますが、一番は弾いていてどうかでよいと僕は思います。正直、僕も未だに細かくまではわかりません。

ただ、弾いていて弾き辛いと感じる場合は上記のどれかで問題があります。
これも見抜けるかどうかは1本目をちゃんと弾き倒せているかに起因してきます。

あと、Gibsonの昔のタイプで「ナローネック」と呼ばれる細いタイプのネックがあります。
これはネックが細いので、すごく弾きやすいです。ですが、他のギターが弾き辛くなるので注意が必要です。

特に6弦を親指で抑える方はナローネックだと簡単に押さえられます。
ただし、ナローネックだと押さえられたのに…ということが起こるので普通のギターと併用して使うなどしたほうがよさそうです。

またまた、ちなみにですが秦基博さんのJ-45はナローネックです。
秦さんも他のギターを合わせて使って違いに慣れるようにしたとインタビューで答えていました。

3. まとめ

非常に長くなりましたが、まとめです。
アコギ選びに関しては情報量が過大と僕は感じています。

調べれば調べただけ、いろんな情報が出てきて、何がいいんだかよくわからなくなります(笑)

なので、僕は1本目を弾き倒して感じた問題を解決してくれるギターを探せばよいと思います。
おそらく、そのギターは過大な情報量で出てきたチェック点を全てクリアしているでしょう。例えクリアしていなくても、あなたが弾き易くて、いい音と感じてれば何の問題もありません。

ちなみに僕が3本目のギターを買った時の話です。
当時秦基博さんがデビューして間もない頃でしたが、2枚目に出した「僕らをつなぐもの」というアルバムにドはまりしました。

特典のLIVE DVDをとにかく何回も見て、66年製のJ-45のライン録りの音が本当に良いと感じました。(生音も素晴らしいです)

なので重視するポイントはライン録りで同じような音がするギターという点でした。
そこで楽器屋に小型のハンディレコーダー(Zoom H4nかな)を持ち込んで、候補のギターの生音とラインの音をそれぞれ録って、家に帰って秦さんのギターの音とヘッドフォンで比べてました。

たぶん、100本近いギターを録った気がします(笑)
そこで候補に残った、5~6本のギターで見た目や弾き易さなどを比べて決めました。
それが今のメインギターTaylor 814CEです。

まあ、そこまでしなくてよいと思いますが、それくらい重視するポイントが明確にすることが大事だよって話ですね。
いいギターを選ぶには、それまでにどれくらいギター弾いてきたかが大事です。

今、弾いているギターをもっともっと弾き倒しましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

たけしゃん

アコースティックギターによる弾き語りを中心に音楽を愛するアラサーのサラリーマン。20代はギターを片手にシンガーソングライターとして東京都内で音楽活動に精励。
30代になって音楽と仕事(サラリーマン)の両立を模索中。