これで安心!ライブハウスで弾き語りライブをするために必要な知識をまるごと解説

ぎたすけ

ライブハウスで弾き語りしたいけど、何にもわからなくて怖いなぁ

たけしゃん

僕も最初はそうだったよ。事前に勉強しておくのが大事だから、ライブハウスに出演するまでの全体をまとめて解説するね
この記事でわかること
  • ライブハウスに出演する方法
  • ライブまでの事前準備
  • ライブハウスで使用する機材
  • 当日リハーサルでやること
  • ライブ本番に気を付けること

ぎたすけ

なかなかボリュームあるな!

たけしゃん

そうだね。でも、どれも欠かせないから一回で覚えようとはせずにこの記事をブックマークして、都度見れるようにしておくとよいよ

ライブハウスに出演するには

ぎたすけ

ライブハウスに出演したいです!って連絡すればいいんじゃないの?

たけしゃん

まあ、そうだね。他にも選択肢はあるから一通り紹介していくよ

ライブハウスに出演する方法は大きく3つです。

  1. ライブハウスに出演希望であることを連絡する
  2. ライブイベントに出演する
  3. オープンマイクやセッションに参加する

ライブハウスに出演希望であることを連絡する

最もシンプルな出演方法がライブハウスに出演希望と連絡することです。

どこのライブハウスでも出演希望者用のページが用意されており、ライブハウス側が欲しい情報と担当者の連絡先が記載されています。

 

どこのライブハウスでも音源の提出を求められることが多いです

以前はCD、テープ、MDが主流でしたが昨今ではmp3やYouTubeなどのURLでもOKなところが大半です。

 

…で出演する方法は主に2つ。

  • ブッキングライブ
  • 自主企画イベント

自主企画イベントはある程度、経験がないと実行が難しいです。

そのため、ライブハウスに初めて出演する場合、普通はブッキングライブとなります。

ブッキングライブ

ライブハウスのブッキング担当が他の出演希望者と調整して、イベント企画するものです。

ライブハウスに寄りますが、出演は4~5組程度で1組あたり持ち時間30分(転換込み)が多いです。

 

出演料はチケットノルマで1枚いくらを何枚分という形で支払います。

都内のアコースティック系のライブハウスだと1枚2000円のチケットを5~10枚くらいが相場です。

仮にチケットノルマが10枚なら、チケット10枚売れれば出演料はかかりません。

自主企画イベント

ライブハウスを貸し切って、自身でイベントを催すものです。

大半のライブハウスは昼の部、夜の部、一日貸し切りと3つの貸し切りパターンが用意されています。

平日昼が最も料金が安く、土日祝の夜が最も高く設定されている場合が多いです。

 

自主企画イベントでは出演者から持ち時間、チケット料金など主催者の自由です。

ライブイベントに出演する

誰かが自主企画イベントを催すにあたり、出演者として呼ばれるパターンです。

出演料をどうするかはイベント主催者の自由ですが、チケットノルマ制を採用する人がダントツで多いです。

 

知人のイベントだと、知っている人がいるため安心できますよね。

周りにライブイベントを催す人がいるなら、おすすめの出演方法です。

オープンマイクやセッションに参加する

ライブハウスや出演者が企画するオープンマイクやセッションに参加する方法です。

チケットノルマなどなく、気軽にライブハウスで演奏できるため経験を積むには持ってこいのイベントです。

 

エントリー不要で当日行けばよいだけなことが多いですが、イベントによっては事前エントリー制だったりします。

必ず、事前にホームページで確認しましょう。

オープンマイク

参加者が順番にステージで出し物をするイベントです。

演奏以外にもコント、朗読をする人もいます。何をやるかは参加者の自由です。

 

参加料は1,500~2,000円くらいで持ち時間15分程度のところが多いです。

人が少ないと2週目があったりもします。

 

演奏環境はライブハウスでライブをする場合と一緒なので、気軽に場数を踏めるのでおすすめ。

月に1回ペースで開催するライブハウスが多いです。

都内だと店が多いので毎日どこかしらでオープンマイクが催されています。

詳細記事

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ライブハウスデビューに最適!オープンマイクのルール・流れを詳しく解説

セッション

ボーカル・楽器の参加者が集まって、その場で一緒に演奏するイベントです。

ブルースやジャズとなると敷居がやや高いですが、POPSのセッションをやっているお店もあります。

 

特におすすめなのはライブハウスや練習スタジオなどで催される「仕込み系セッション」

事前に課題曲を決めて仕込んで参加するセッションの事です。

 

弾き語りをやっていると、なかなかバンドで演奏する機会がありません。

バンド演奏の経験を積むためも、POPSの仕込み系セッションに参加してみてはいかがでしょうか。

詳細記事

バンドで演奏してみたい弾き語りすとは仕込み系セッションに行ってみよう

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ライブハウス出演方法をもっと詳しく

ライブハウスに出演する方法と出演方式別のメリット・デメリットを合わせて解説する

ライブまでの事前準備

ぎたすけ

ライブまでに決めておくことかぁ。曲順とか?

たけしゃん

曲順もそうだね。ここでは決めておくこと、用意しておくものを解説していくよ

ライブ出演が決まったら、次はライブ当日までの準備です。

慌てることがないように事前の準備はきちんとやりましょう。

 

しかし、初めてライブをする場合は何を準備すればよいのかわかりません。

そこで事前に決めておくこと、事前に準備することのポイントを解説していきます。

事前に決めておくこと

  • 曲順
  • MCで話すこと

曲順やMCで話すことは事前に考えておきましょう。

場数を踏んでいる人の中には当日考える人もいます。

 

しかし、慣れていないとステージ上では頭が真っ白になりがち。

ちゃんと事前にステージ上でやる内容を練っておきましょう。

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事前に準備すること

  • ライブで使用する道具
  • 消耗品の予備

ライブで使用する道具

  • ギター
  • ギターシールド(エレアコのみ)
  • カポタスト
  • チューナー
  • ピック

ライブで実際に使用する道具ですね。

電池切れしていないか?接触不良などないか?

事前にチェックして当日慌てることがないようにしましょう。

 

カポタスト、チューナー、ピックはライブで良い演奏をするために良いものを新調するのもおすすめです。

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消耗品の予備

  • 各種電池
  • ギターシールド(エレアコのみ)
  • ピック

ライブ当日に弦が切れたり、ギターシールドが接触不良になったり…などトラブルはありがち。

備えあれば患いなし。予備はちゃんと持っておきましょう。

事前準備をもっと詳しく知りたい人は

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ライブハウスで使用する機材

ぎたすけ

ステージに用意されたマイクで歌うだけじゃないの?

たけしゃん

ボーカルはそうなんだけど、ギターは知らないと当日困っちゃうことが多いんだよね

ライブハウスには色んな機材が置いてあります。

その中でも、ギター弾き語りで利用する機材について解説をしていきます。

 

ボーカルについては困ることはほとんどありませんが、ギターはわかっていないと当日慌ててしまいます。

ちゃんと理解しておきましょう。

ボーカル

ボーカルが使う機材はマイクです。

マイク自体のセッティングはライブハウス側でしてくれるので、マイクスタンドを自身の高さに合わせて歌うだけ。

 

マイクは持ち込みも可能ですが、どこのライブハウスも備え付けが設置されています。

一番ポピュラーなのはSHURE SM58です。

電源のON/OFFスイッチがないタイプがもっぱら使用されています。

音は正面しか拾わない「単一指向性」となっているため、マイクに口を近づけて歌いましょう。

※出典:ヒビノ株式会社HPより

 

もし、他の人とマイクを兼用するのが嫌…という人はSHURE SM58がおすすめです。

どこのライブハウスの音響さんも慣れており、現場トラブルもほぼ起こらないため安心です。

ギター

ギターは音の拾い方によって使用する機材が変わります。

大きくは2つ。

  1. マイクを立ててギターの音を拾う
  2. ギターのピックアップをアンプと接続する
ピックアップ
ギターの音を電気信号に変える装置。ピックアップ付きのアコギをエレアコと呼ぶ

ピックアップがついていないギターだと、①のマイクを立ててギターの音を拾うしか選択肢はありません。

マイクを立ててギターの音を拾う

  • アコースティックギターの音をそのまま増幅できる
  • マイクが定位置なので動けない
  • ハウリングに弱いのでバンド編成などは無理

参考動画は竹原ピストルさんです。

バンド編成だとさすがにエレアコですが、弾き語りの場合は大半がマイクを立ててギターの音を拾ってます。

 

マイクでギターの音を拾う場合はライブハウス側に伝えれば対応してくれるので、セッティングで困ることはありません。

 

ただし、本番でギターをマイクにぶつけたりすることがないよう、リハーサルスタジオ等で事前に練習しておきましょう。

ギターのピックアップをアンプと接続する

  • ギターシールドが伸びる範囲で自由に動ける
  • ギターの音をエフェクターなどで作り込める
  • マイク拾いに比べてハウリングに強い
  • マイクで拾うほどアコギらしい自然の音にはならない

エレアコの場合はギターとライブハウスのアンプをギターシールドで接続します。

注意してほしいのは直接ギターとアンプを接続するわけではありません。

 

ライブハウスでは通常はギターとアンプの間にD.I(ダイレクトボックス)と呼ばれる機材が挟まります。

MEMO
大半のライブハウスで使用されている業界標準のD.I「BOSS DI-1

BOSS DI-1とギターを接続する時は穴が3つあるうちの一番右「INPUT」に接続します。

 

そして、実際にライブハウスでよくある接続例は…。

ギター⇒D.I⇒ミキサー⇒アンプ(スピーカー)

…となります。図にするとこんな感じ。

よく、いわゆるギターアンプに接続すると誤解している人が多いです。

事前にD.Iについて理解しておくと現場で慌てずに済みます。

 

ライブではマイクで拾うよりも、エレアコを使用したほうがハウリングに強いので断然便利です。

エレアコを持っている人は迷わず、ギターとD.Iを接続しましょう。

D.Iをもっと詳しく知りたい人は

D.Iの機能とは? -ギターアイテム解説シリーズ-

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リハーサルでやること

たけしゃん

リハーサルは演奏環境を整える非常に重要な時間です。確認することを明確にしておきましょう

ライブ当日になって、いざライブハウスへ!

ライブハウスへ行くと本番前にリハーサルがあります。

 

このリハーサルの時間を有意義に使えるかどうかが本番の出来にも大きく影響します。

本章では下記の項目について解説を行います。

  • リハーサルの順番
  • セットリストの提出
  • リハーサルの時間でやること
  • 演奏音の確認

リハーサルは自分が音を確認するためだけの時間ではありません。

ライブハウスのスタッフ(音響、照明など)と意識合わせするための時間であることを忘れないようにしましょう。

リハーサルの順番

通常のリハーサルは本番と逆の順番でリハーサルを進行する「逆リハ」で行います。

逆リハの利点は本番で最初の出番となる人が最後にリハーサルをできるので、そのまま本番に移行できるからことです。

 

出演者の都合などなければ、基本は逆リハです。

セットリストの提出

リハーサル開始前にセットリスト用紙を渡されるため、リハーサルまでに記入して提出しましょう。

よくあるセットリスト用紙の例を見ながら解説していきましょう。

  1. 曲順
  2. 曲名
  3. 音響・照明への要望など

大体、どこのライブハウスもセットリスト用紙はこんな形式。

音響・照明への要望が「曲調」「備考」などに分割されたり、変化したりするくらい。

 

要はライブハウスの音響・照明スタッフが演奏内容を把握するためのものです。

スタッフさんがこのセットリストを見てリハーサルをやりながら、注意事項や演出ポイントをメモで書き込んでいくわけです。

 

よって、音響・照明へのお願い事がある場合はちゃんとセットリストに書きましょう。

書き込んだ内容はリハーサルの時に確認してくれます。

 

また、曲順にMCを入れることもポイントです。

MCと書いておくと、そのタイミングで照明を明るくしてMCが入るぞ!…という雰囲気にしてくれます。

リハーサルの時間でやること

本番の持ち時間が30分ならリハーサルは10分であることが多いです。

あっという間に終わってしまうので、やることは事前に決めておきましょう。

 

オーソドックスな流れはこんな感じ。

  1. 楽器の接続、音が出るかの確認
  2. ワンコーラスやって音量の確認
  3. 本番と同じ順番でワンコーラスずつ全曲やる

ワンコーラスとしていますが、事前に流れを確認するところがある場合は臨機応変に変更しましょう。

演奏音の確認

リハーサルで最も大事なことは演奏音の確認です。

ライブハウスの音響には「中音」と「外音」という概念があります。

  • 中音(なかおと)…ステージ上で聴こえる音。返しとも呼ばれる
  • 外音(そとおと)…客席で聴こえる音

ステージ上ではボーカルの目の前にモニタースピーカーが設置されており、そこから出る音がメインで聴こえます。

対して客席ではステージ両端にある大型スピーカーから出る音が聞こえます。

 

…で演者である、あなたが気にする音は「中音」です。

外音は音響さんにお任せしましょう。

 

中音は演者である、あなたにとって演奏しやすい音になっていることがゴール。

弾きながら音量やエフェクトが気になるところは変更してもらいましょう。

リハーサルの詳細記事

リハーサルの流れとやるべきことを理解して弾き語りライブを充実させよう!

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ライブ本番で気を付けること

ぎたすけ

いよいよ、本番かぁ。緊張するなー。

たけしゃん

緊張は備えることで解決することが多いんだよ。よくありがちなミスと対策を紹介していくよ

リハーサルも終わり、いよいよ本番!

緊張でなかなかうまくいかなかったりもするでしょう。

 

その中でベストを尽くしにはステージでの立ち居振る舞いに気を付けることが重要です。

客席から演者を見ていると、細かいことが気になるものです。

 

本章ではそんな細かいけど、ステージ初心者にありがちなミスと対策を紹介していきます。

見るところは決めておこう

初心者にありがちなのが、目線が泳いでしまうこと。

ボーカルの目線は非常に重要。

 

プロアーティストになると、目で歌っているんじゃないか?というくらいのインパクトがあります。

 

いきなりはそんな技術は無理なので、まず意識して欲しいのは「見るところを決める」こと。

リハーサルの時にどのあたりを見て歌うかポイントを決めましょう。

 

本番では決めたポイントを見つめて歌うのは基本として、たまに目線を移しましょう。

目線を定めるだけで客席からみると、安心感が全然違って演奏に集中できるようになります。

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口がマイクから離れないように注意

弾き語りを演奏していると、ギターのポジションを見よう顔が横を向きマイクから外れてしまうことがあります。

ライブのマイクは単一指向性なので、口が正面から外れると音量が一気に低下します。

客席から聴いていると、このマイクからの外れによる音量低下が非常に気になります。

 

ライブ慣れしている人は左手を見る時の顔の角度を調整しています。

参考として星野源さんの弾き語り動画を紹介します。

0:29を見てみましょう。

顔がマイクから外れないようにハイポジションの位置確認をしています。

 

こういった細かいところは日頃からの意識の問題です。

練習時からマイクを置いて本番さながらの状態で練習すると良いでしょう。

ミスしても演奏を止めないこと

ライブ初心者にありがちなのが、演奏が止まってしまうことです。

ライブが上手い人はミスが少ないですが、ミスした時の立て直しも上手いです。

 

ミスした時の立て直しが上手くなるには単純にミスした時の立て直しをたくさん経験するしかありません。

 

練習から本番さながらに演奏を行い、ミスしても止まらないで弾き続ける習慣をつけましょう。

弾き続ける習慣が付くと、ミスをして頭が真っ白になっても体がついてくるので演奏が止まらなくなります。

 

ミスをなくすことと同じくらいミスを立て直す練習も重ねましょう。

終わりに

ぎたすけ

ライブってやっぱり難しいんだなぁ。覚えることたくさんあるよ

たけしゃん

場数を踏むだけで全然違うよ。まずはこの記事を参考にライブハウスデビューして欲しいね

ギター弾き語りでライブハウスデビューするための解説記事でした!

 

まずはオープンマイクでライブハウスデビューするのがおすすめです。

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勉強するのも大事ですが、経験するのはもっと大事。

勇気はいりますが、ライブハウスデビューすると音楽が何倍にも楽しくなりますよ。

 

最近はライブ配信ができるようになったので、家からでもライブはできます。

けど、人前で演奏することは違った面白さがあります。

ぜひ、この記事を参考に新しい音楽の扉を開いてください!

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